山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

備忘録、”改”砂肝炒め

2024年08月21日 | 日記とレシピ

 これまでにも紹介している砂肝炒めなんですが、作り方を変えてみたので、記録を残しておきます。

 ここにきて、常備菜にしていた赤コゴミの炒め煮ともつ煮込みとトビタケナス炒めが一気になくなってしまったので補充することにしました。

 トビタケナス炒めは、先日紹介した通り。

 あと一つか二つは欲しいんだけど、マタギとしましては、一年中でも食べ続けたい料理があります。

 それが、鶏モツ料理。

 これが、レバーでもハツでもキンカンでも好きなんだなあ。

 先日まで食べていたのがレバーとハツの煮込み。

 同じものでも悪くはないんだけど、考えてみると、砂肝料理、しばらく食べていない気がする。

 スーパーに行って聞いてみたら、「あります。」とのことだったので、早速買ってきて調理することにしたのだ。

 以下、調理の手順を記録しておきますね。

 ・砂肝を薄切りにしてアク抜きと日持ちを良くするために茹でます

 今までだと、この時点で臭み消しとしてショウガの千切りを入れていたんだけど、今回は入れません。

 ・沸騰させてアク抜きに専念

 ・軽く洗った後でショウガの千切りを入れることにしてみました

 ・味を染み込ませたいので酒少々で軽く煮てから

 ・醤油小さじ2と顆粒出汁小さじ1に塩と粗挽き胡椒を加えて味付け

 ・炒めたら出来上がり

       例によって、通りすがりのお客さんがどんどん摘んでいきます

 マタギも摘まんでみます。

 これは、予想通り、ショウガの香りが以前よりも強くて引き締まった感じ。

 心配だったのが砂肝の臭みが残ることだったんだけど、全然問題ないですね。

 と言うか、美味しくなりました。

       これは今日の弁当のおかず(左下が砂肝、右下がトビタケナス)

 見栄えは別にして、お弁当にちょっと入れただけで、グンとレベルアップした感じ。

 ご馳走様でした。

 今後、しばらくは、この作り方で行こうかな。

 以上、砂肝炒めの備忘録でした。


焼きそば道も奥が深い

2024年08月20日 | 日記とレシピ

 ブロ友さんの一人が『上海焼きそば』なるものを紹介しているのを読んだ。

 これが、美味しそうなものだから、どうやって作るのか調べてみたのだ。

 すると、調味料は勿論のこと、麺の太さまで、普通の焼きそばと大違いであることが分かった。

 へええ、面白いものだ。こんなの知らなかった。

 ただ、残念なことに、調味料その他、我が家にないものばかりなので、作るのは諦めた。

 ついでに、普通の焼きそばの作り方も検索してみると、これまたいろいろな作り方があって奥が深いことが分かった。

 せっかくだから、そのうちの一つを真似して作ってみることにした。

 真似させていただくのは、コウケンテツさんのレシピ。

 今までマタギがやっていた作り方よりも、ずっと丁寧で美味しそうだ。

 やってみます。

 まずは、具材の準備から。

 ・キャベツを食べやすい大きさに、タマネギ1/2個はくし切り。豚コマ180gに塩コショウ

 ソースも混ぜておきました。

 ・酒45、醬油・ウスターソース・オイスターソース各30gに塩と粗挽き胡椒

 ここから麺の準備にかかります。

 ・麺を水にさらして油分を落とします

 ・水気を切って、酒60,醤油8gを振りかけて馴染ませたら、油を敷いたフライパンで焼きます

 ※焼き色がつくまで焼くと書いてあったので

 ・周辺の色が変わるまで、よく観察しながら待ちます

 ※ステーキやソテーと同じ考え方

 そろそろいいぞと思ったところで、

 せえのお、よっと裏返し。  成功!

 ドキドキものです。

 ※餃子みたいに上から皿を被せて裏返してもいいと思います

 ※いずれにしても、滑りの良いフライパンでないと難しいと思います

 ・裏面も色が変わるまで焼いたら、一旦待機

 ここで、具材の調理に取り掛かります。

 一番大きな中華鍋を使いました。

 ・油を敷いたら豚肉を焼いて

 ・続いて、キャベツ

 ・最後にタマネギを加えて炒めます

       コンロはこんな状態になりました

 続いてソースをかけて味付けするんですけど、

 ・麺だけに絡めてから、具材と合流させるそうです

 ※このやり方で炒めると、野菜のシャキシャキ感が残るというのです

       盛り付けたらお好みで

 ・青海苔、カツオ節、紅生姜をトッピング

 この日は、日中、凄く暑かったので、汗をかきながらの昼食になりました。

 しかし、旨い!

 ソースは、濃厚なのですが、味としては、やや甘めかな?文句はありません。

 凄いのは、やっぱり野菜のシャキシャキ感。

 このひと工夫で、こんなに食感が変わるとは、驚きです。

 ただ、コウさんのレシピでは、麺と野菜の味付けを一つの鍋で(もやしも加えて)行っているのですが、我が家の鍋だと(小さくて)難しいので、二つに分けています。

 3人分だったせいもあると思います。

 でも、このやり方で問題はないんじゃないかな。

 それにしても、焼きそばの作り方も、ちょっと工夫が入ると、仕上がりが違ってくるんですね。

 焼きそば道、奥深し!

 この道は、もう少し涼しくなってから探求してみたいと思います。

 ご馳走様でした!


久しぶりのキノコ山

2024年08月19日 | キノコ採り

 帰省した息子も、台風が来襲する前にと帰ってしまった。

 その台風も日本から遠ざかりつつあるようなので、久しぶりに『キノコ山』に出かけてみることにした。

 この時期、メインになるターゲットはトビタケである。

 今年の天候を考えると、そろそろ出始めてもいい頃だと考えたのだ。

 で、例によって日の出の時刻に合わせて自宅を出発する。

 さすがに台風一過、目的地に向かう道路にも車止めにも、人の気配は全くない。

 身支度を整えて森に分け入る。

       森の入り口の木々

 太い木ではないが、空気が違う。

       やっぱり森の空気は美味しい

       ブナの巨木

 トビタケは、ブナの巨木の根元か、

       倒木の根回り

 もしくは、その生えていたであろう場所付近の地面から発生する。

 1本目の木も、2本目の木も出ていない。

 3本目の木は、去年見付けた木で、沢の音を左に聞きながら上流に登ったところにある。

 しかし、木が見つからない。

 登っても登ってもないのだ。

 この時期は森とは言っても、その周辺の藪の密度は半端でない。

 笹や雑木をかき分けながら進むうちに、足はガクガク、汗で全身ずぶ濡れになってしまった。

 「やっぱり、取りつき地点を間違えたのかよ。」

 仕方なく引き返すと、取りつき地点のやや下流に、その木はあった。

 しかし、トビタケは出ていない。

 『キノコ山』は、非常に広く、採り場も沢山あるのだが、今日はくたびれた。

 もう、次の採り場に進む気力が湧かないので、引き返すことにした。

       ウドの花が「また来い」と言っている

 午前3時過ぎに出発して、8時前に帰宅。

 仕方なく、自宅の採り場を探ってみる。

 この採り場、冷凍庫はマタギを裏切らない

       本日料理する分です

 仕方がないので、これを使いましょう。

       細かく裂いて、ナスを用意して

       しっかり炒めて

       あと10日ぐらいは大丈夫

 しかし、冷凍庫の在庫も、いよいよ残り僅か。

 次こそは、新物に出会いたいものです。

 山の神様、よろしくお願いいたします!


お帰りなさい

2024年08月18日 | 日記

 遅ればせながら、息子が帰省するとの連絡が入った。

 「お魚買ってくる。」

妻は、いそいそと買い物に出かけた。

 で帰ってくると、

「ちょっと買い過ぎたかも。」

と言う。

 確かに、買ってきたものを見ると、マグロとブリとサーモンとホタテが大量に入っている。

 はっきり言って、いくら大口消費者の息子でも、これを食べ切るのは不可能だろう。

 2日に分けて調理することにした。

 それにしても、息子の帰省が嬉しくて仕方がないのね。

 それと、あのスーパー、魅力的な食材が並び過ぎている感じ。

 先日のBBQでも、つい買い過ぎてしまったけれど、妻が行っても同じことになってしまうとは、今後、要警戒だ。

 夜になって息子が帰宅した。

 元気そうな顔で何より。

 なんだか、これまでと雰囲気が変わった気がしたのだが、何やら彼女の好みに合わせているらしい。

 ま、うまくいくといいね。

 さて、夕食だけど、

       半分捌いただけなのに

       これでも食べ切れませんでした

 残りは、翌日なんだけど、BBQの時と同じで、夜勤があるため朝からカルパッチョ。

       オリーブオイルにレモン汁と醤油のソースで

       ブリと

       サーモンを戴きます

       朝っぱらから何ですかこれは

 息子は、食事の前に一人で墓参りに出かけた。

 なかなか殊勝な心掛けだ。

 みんな揃ったところで、豪華な朝食を戴いて、マタギは一息ついたらお仕事へ。

 息子よ、のんびりと寛いでいっておくれ。


だいじょうぶ(さんぽうた230)

2024年08月17日 | いきもの

   だいじょうぶ    にじの れいな

 

あなたがね

どうしようもないほど

さびしくなった ときには

そらを みあげてね

 

ほら

 

わたしたちが

ついているのよ

 

あなたがね

どうしようもないほど

あまえたくなった ときには

そらを みあげてね

 

ほら

 

わたしたちが

みまもっているのよ

 

だから

だいじょうぶ

あるきつづけても

 

       職場から帰り着くと

       東の空に横たわる

       虹の橋

       台風のニュースに

 揺れていた心が、ちょっと軽くなった。

       これは、秋の日に見た虹

 いずれにしても、東の土地では、雨が降っているということ。

 特に、今回は、大きな台風が連れてきた雨雲だと思うと気が気ではない。

 でも、不謹慎と言われてしまいそうだが、虹を見ると、自然と心が和んでしまう。

 それは、虹が天からの贈り物だからだろうか。

 

 どうか、最小限の被害で、立ち去ってくれますように。