河童アオミドロの断捨離世界図鑑

ザスドラス博士の弟子の河童アオミドロの格安貧困魂救済ブログ。

台風通過

2014年08月10日 | 八田八郎物語
台風通過で屋上庭園のラベンダーの種がほとんど吹き飛んで
メダカ池の水があふれた
種は事前に少し収穫しておいたので
それで過去にタイムトラベルをしたところ
自分の下半身が消えかけていることに気付いたので
あと5年くらいの寿命かもしれんし
これからはもう少し広報に力を入れよう


1980年のタイムトラベルから帰還した八田二郎のメモ書き

八田八郎物語 第何話か忘れた 装甲車タクシー

2014年08月10日 | 八田八郎物語
「又三郎おじさん、そんな恰好でどこに行くの?」

家の前には
花柄のピンクのドテラにヘルメットをかぶり
右手に爬虫類の標本のようなものを抱えた又三郎おじさんが立っていた

「タクシーを呼んだのにまだ来ないな」

ドドーン、前の大通りから爆音が響いた
続いて拡声器の声が響いた

「お客さん、早くしてくださいよ
ここ駐禁なんですよ
早く乗ってください
おかげで、対空ミサイル一発撃っちまいましたよ」

「あっ、あれがタクシーか
俺はこれから、頼んでもいないのに、俺を生み落したこの世界と
対決するんだ、最終決戦にはやっぱり
装甲車のタクシーがぴったりだな
世界中にこの爬虫類の標本をばらまいてやるぜ」

西の空には対空ミサイルが命中してしまったのか
アダムスキー型の円盤が白煙を上げていた

「どげんかことしちょるとばいね
高校生の頃は勉強も運動も出来よったし
兄弟の中でも学校でも一番の秀才やったとばいにね
長崎から引っ越したのがそげんに悪かったとかばいね
それにしても、アゴの干物をあんなに抱えて
どげんすっとたいね
五島うどんの屋台でも始めるとやろかね」

台所ではお盆で帰ってきているおばさんがスイカを切りながらつぶやいていた

隠れキリシタン

2014年08月10日 | 八田八郎物語
子供の頃はお寺の仏様の前や墓場でずっと遊んでいて
壁に並んでいた地獄絵がかっこいいと思っていたので
基本的には仏教徒なのであるが
最近はお寺の鐘より教会の鐘のほうがかっこいいと思えてきたので
実は隠れキリシタンだったのかと思い始めている