「又三郎おじさんが世界の終りに向かって暴走してる訳が
なんとなく僕にもわかったよ」
「そうか、そうだろ、おじさんの時代じゃ
手塚治虫と藤子不二雄とデビッドボウイだけ知ってりゃ
それが世界の頂点だったんだ
なにしろインターネットやスマホなんて無かったからな
それが、今じゃ、ちょっと検索してみろ
才能あふれるやつは100万人はいるぜ
もう、暴走するしか無いだろよ」
「そうだね、昔は情報源はテレビとラジオと新聞とミュージックマガジンしか無かったもんね
だから、デビッドボウイもユーミンも売れたんだよね」
「でもな、岡本太郎はインターネットが有っても無くてもきっと爆発したと思うぜ
だから俺も世界の終りまで、この装甲車のタクシーの後部座席に乗って
行ってみるぜ」
短い夏の終りを告げるように
西の空の雲も
昨日より少し高い場所を流れていた
なんとなく僕にもわかったよ」
「そうか、そうだろ、おじさんの時代じゃ
手塚治虫と藤子不二雄とデビッドボウイだけ知ってりゃ
それが世界の頂点だったんだ
なにしろインターネットやスマホなんて無かったからな
それが、今じゃ、ちょっと検索してみろ
才能あふれるやつは100万人はいるぜ
もう、暴走するしか無いだろよ」
「そうだね、昔は情報源はテレビとラジオと新聞とミュージックマガジンしか無かったもんね
だから、デビッドボウイもユーミンも売れたんだよね」
「でもな、岡本太郎はインターネットが有っても無くてもきっと爆発したと思うぜ
だから俺も世界の終りまで、この装甲車のタクシーの後部座席に乗って
行ってみるぜ」
短い夏の終りを告げるように
西の空の雲も
昨日より少し高い場所を流れていた