河童アオミドロの断捨離世界図鑑

ザスドラス博士の弟子の河童アオミドロの格安貧困魂救済ブログ。

8月10日(日)のつぶやき

2014年08月11日 | 八田八郎物語

プロフィール写真によっては、女性と間違えられてるような気もするが、感覚的には女性の部分もあるので、まあええかとも思ってしまう中高年のおっさんである。以上、自己紹介。


今年は3万円で歌手になってアマゾンでCD売って年収1億になるとするか。


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八田八郎物語 第何話か忘れた 装甲車タクシー goo.gl/YN4OjE


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八田八郎物語 第何話か忘れた2話 装甲車タクシー

2014年08月11日 | 八田八郎物語
「俺はね、夜はミルクティーだ、って時々思うんだよ
月に照らされた雲がミルクのように立ち上り
カップの底じゃ、茶葉のクズがざわざわ揺れて
溶けきれなかった夢が結晶化して転がっている
そこを装甲車でガシガシ踏み潰して行くんだな
運転手さん、俺の話聞いてる?」

「いや、それどころじゃないっす
窓が無いんで赤外線センサーだけで走ってるんで
どこを走ってるのかわかりゃしないんですよ」

「いや、大丈夫だよ、運転手さんが行きたい処に
必ず向かってるよ」

「で、お客さん、行先はどこなんですか」

「俺が行きたいのは、世界の終りだ
そこでは、台風の後のような青空が広がっていて
この世界も少しは美しいと思えるはずなんだ
そこで、俺はこのアゴの干物を
世界に向かって投げつけるのさ」

「そうすると、世界はどうなるんですか」

「世界は何も変わらない
でも、ひょっとしたらアゴのアゴがぶつかって
そこに奇跡のように新しい扉が開くかもしれない
俺はその扉に向かってトビウオのように飛翔するのさ」

「そんな訳のわからない事言って
ちゃんと料金は払ってくれるんですよね」

「金など持っていないよ
アゴの干物10本でいいだろ
こんなに月がきれいな夜なんだから」