えりも町郷土資料館ほろいずみ水産の館のBlogです。

襟裳岬やえりもの様子や資料館ほろいずみの活動を紹介しています。

流氷接岸は昭和59年が最後

2007年12月02日 14時05分22秒 | 日記

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襟裳岬に流氷が到達したのは昭和59年3月が最後です。

そのときの写真です。
近年は、根室海峡から太平洋へ流出することも少なくなりました。

流氷が来ると、コンブなどの海藻が剥ぎ取られるため、その年、次の年はコンブは不良ですが、コンブが根付く岩の表面の他の海藻もなくなるため、コンブ胞子の着生が良くなるようで、3年目は豊漁になるそうです。

かつては、ダイナマイトで岩の上の海藻を吹き飛ばしていました。

現在では、浮きにチェーンをぶら下げ波の動きで海藻を削ったり、専用の機械で海中の岩をゴリゴリしたりして、コンブの増殖に取り組んでいます。