12月1日に撮った井の頭公園の紅葉です。
日の光がまともだったので、輝き過ぎです。カメラマンの腕前に疑問を感じます。ゴメン!
電車の中は、さながら街頭の縮図。社会の縮図とも言える。
車内で騒がしい種族がいる。
まずは男子高校生と女子高校生。
彼や彼女だけだったらそれほどでもないが、近傍に異性の高校生がいると、ヒートアップする。でもこれは仕方がない。自然な行為だ。
次は、アルコールが入っている3~4人の中年サラリーマンだ。
上司の批判やら同僚に対する侮蔑的評論が多い。酔っているから大声になる。
さきほどの高校生とは異なり、大人なのでみっともない。
サラリーマンのストレス解消法に、「酒を呑んで上司の悪口を言う」というのがある。
酒場でやってきたのに、まだ不足だったので、車内延長戦に持ち込んだケースだ。
私もやっていたに違いない。周囲の乗客には迷惑を掛けたと思う。いまさら詫びても遅い。
3番目は40代以下くらいの女性グループで、仕事の研修会かナントカ会の帰り。
あちこちに話は飛ぶが、行き着くところはファッション談義にはいる。
とにかく仲間を褒めちぎる。「あなたのその花柄がかわいいわねえ」とか、「スカートがスッキリしてるわね」、といった按配だ。本当はもっと具体的なのだが、私には知識がないので、再現できない。
どこで買ったのかという点も云々される。もちろん価格は重要な課題だ。
恐ろしいのは、前回の会合でどんな洋服を着ていたかが、立派な話題となることだ。よくよく見ているらしい。
早く降りようものなら、すぐに批判の的にされる。欠席裁判めいてくる。
50代~60代の女性も、負けず劣らず騒々しい。
席が空いていようものなら、まず誰かを座らせるための騒動が起きる。自分は座ろうとしない。
先日、6人が乗ってきた。席が2つ空いていた。
「○○さん、どうぞ」、と、これはスンナリ決まった。○○さんは杖を使用していた。
もう一つがなかなか決まらない。
「▲▲さん、どうぞ!」
「いいえ、私は大丈夫よ!」
「××さんだわねっ」
「なぜ?▲▲さんが座らないのに、私が座れないわ!」
とにかく延々とやっていて、騒がしい。
彼女たちの「着席順位基準」があるらしい。前回とか前々回の貸し借りもあるかも知れない。
かく言う私はどうだろうか。
この頃は一人で乗るか、またはカミサンと二人連れだ。もはや人陰でヒッソリとしていて、弱々しい存在だ。声も出せないでいる。
それはそれで情けない。この頃遠慮っぽくなった弱い自分を感じて、少し淋しい気分だ。
それにしても、このようなブログを書いてはいけないなあ。
もっと男性の悪い例を挙げるべきだった!
キット袋叩きに遭うね。