新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

遡れるとしたら?

2009年02月13日 07時03分35秒 | 写真俳句・エッセー

「遡れるとしたら、いつ頃がいいか?」

 対談だったかエッセーだったか忘れたが、そんな話題を読んだことがある。

「あなたなら、どの頃に遡りたいか?」

 もちろん、戦国時代や江戸時代までを対象としていない。私が生きてきた過去の内、どこまで遡りたいかという設問だった。

 これはもう考えるまでもない。独立している子供たちが、まだ幼かった時代を第一志望としたい。なんとしても、その頃に戻りたい!

 その中から選ぶとすれば、子供たちの就学前がいいなあ。

 とすれば、昭和43年~45年。長女が4~6歳で、長男が1~3歳。

 うーん、まずかった。あの頃の私は、とんでもない大病をしたんだっけ。周囲の人たちに支えられ、2~3ヶ月の療養で職場復帰を果たすことができた。その頃なのだ。

 あの頃私を支えてくれた仲間や後輩も、幾人かは鬼籍に入ってしまった。

 カミさんにとっては大変な時代だった。病身の私を抱えながらの子育て。彼女にしてみれば、遡りたくない時代のトップかもしれないな。

 しかし、さらによく考えてみれば、カミさんに対する罪滅ぼしのためにも、もう一度生き直せたらいいなあ。今度こそ、健康を第一に考え、もう病気をしない。いい夫、いい父親になれそうに思う。いや、絶対にそうなって見せる!

 そんな風に考えれば、その時代に遡ることに、大きな意味がありそうだ。

Simg_0530_3
かざぐるま子らの幼なのすがたかな

   かざぐるま子らの幼なのすがたかな   鵯 一平 

 もう一つの希望が許されるならば、両親と弟妹たちとの時代がいい。

 両親もまだ若かった。私は高校生。次弟は中学生。妹と末弟が小学生の時代だ。

 次の機会に、ぜひこの時代を思い返してみたい。

 別館として、写真俳句ブログの「いのちの囁き」を開いております。

 よろしかったら、そちらへもお出かけ下さいませ。

 こちらへ → http://hiyodori2.shashin-haiku.jp/

 ランキングに参加しております。

   ↓  ↓

  にほんブログ村 シニア日記ブログへ                                          


             

 

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする