新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

行政を分ける

2020年04月04日 08時15分32秒 | 写真と俳句

   ゆるやかに行政分かつ春の川    ひよどり 一平

  (ゆるやかにぎょうせいわかつはるのかわ)

   ・・・・・・・

 丘と平地を割って流れている川だ。いや、川というほどのものではない。

 しかし「川」という名前が付いており、近くを「用水」と呼ばれている流れがあるのだから、やはりこれは「川」なのだ。

 この川の向こう側は高台になっていて、こちら側は畑が広がっている。ずっと以前に大雨が降ったとき、こちら側に川の水がどんどん流れて来たのだとか。そんな地形がこの川を区界にしたのでもあるまい。

 もっとも、ヘボな俳句を作るに際し、そんな事実関係はどうでもよさそうだ。

   ・・・・・・・

「もう今やギリギリのところにあります」と、これは新型コロナウイルスと闘っている様子を説明する常套語だ。

 そうか「ギリギリなのか」と思いながら、私はボンヤリ聞いている。

 私がするべきことは、「三密」つまり、密閉空間を作らず、密集したところには行かず、距離的な密接関係にはならず、といったことだろうと思い、もともとそんな状況になることもないが、しかし、心して聞いている。

 つまり、精神衛生に悪い日が続いている。

 

 

 

コメント (2)
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