新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

逃げ腰

2020年06月06日 07時48分02秒 | 写真と俳句

   紅薔薇見つめる吾の影薄し    ひよどり 一平

  (べにそうびみつめるわれののかげうすし)

   ・・・・・・・

 これほどの大輪の紅薔薇には迫力がある。見詰められれば視線を外すしかない。

 この薔薇園では大輪の紅薔薇が研を競っている。

 そんな中にあって、私は初めから位負けをしているのだから困ったもの。

 撮っていて、なぜか心が弾まない。撮るもそこそこにして、逃げたい感じだ。

    紅薔薇の大輪と相対し、俳句の影もさらに薄くなってしまった。

 自分が狭隘なために、美しく強いものに対し、私は逃げ腰なのかもしれない。

 何もかも厭になった。

 体調のせいかも知れない。

 

コメント (2)
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