新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

ふるさとのこと

2020年06月15日 18時54分16秒 | 写真と俳句

   万緑に病める老躯を晒したき    ひよどり 一平

 (ばんりょくにやめるろうくをさらしたき)

   ・・・・・・・

 弟が逝って以来、故郷への道のりは遠くなった。

 親しかった旧友たちの多くも、今や鬼籍の人。

 その上、近親者に高速道運転を禁じられ、故郷はさらに遠くなってしまった。

 以前なら、辛いことがあれば、故郷の海や山と会いに戻ったこともあったが、さすがにこの歳になればそれはない。

 当然ながら、故郷の海や山や川は遠くなってしまった。

 時折り、末の弟が送ってくれる田舎の名物饅頭を食べて、故郷の山や川やその頃のことを思い出している。

   ・・・・・・・

 明日は都心方面へ。

 電車が混みあってきたように思う。日常が戻ってきたのだろうか。

 細心の注意を払って行くつもりだ。

 

 

 

 

コメント (2)
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