先日のこと。
依頼したいことがあったので、Iさんと会った。
Iさんは私の顔を見るなり、
「いやあ、別に隠そうとしていたわけではなかったのですが……」と、切り出した。
驚いたのは私だ。
「えっ?」 Iさんがなにを言おうとしているのか、はじめのうちは見当がつかなかった。
「あなたも同じころに入院していたんですねえ」 と、Iさんは言った。
いろいろ話をしていくうちに、状況がわかりはじめた。
私がIさんと会いたかったのは、あることを依頼するためであった。
ところがIさんは、病気を隠していたので、私に咎められるのかと勘違いしたのだ。
今年の正月、私は手術のために入院していた。
そのころIさんも、ある手術のため、同じ病院に入院していたのだそうだ。
Iさんは、みんなに気を使わせてはいけないと思い、入院を秘密にしていた。
私も同じように、宣伝せず、ひっそりと入院していた。
よくも会わなかったものだと大笑いとなった。
あることを依頼したあと、二人で昼食を摂った。
コーヒーを呑みながら話をしていて、気づいたことがあった。
二人の病気は同じようなものだった。
病気以来、私は死を身近なものとして感じていた。男性の平均寿命まであと数年。自動車の運転免許証の返上についても、具体的なものとして考えていた。
それに引きかえ、Iさんは意気軒昂だった。私と違って、彼の頭の中に、死の影はまったくなかった。
Iさんは私より7~8歳は若い。やはりここにきて、年齢の違いはとてつもなく大きいようだ。
大汐会では、あと「20年の元気」を約束させられていた。頑張りたいと思っている。
しかし弱気の虫が一度頭をもたげると、幾日間か私をいじめ抜かれる。昨日今日は、そんな日らしい。
これから、恒例の外出。今日は暑そうだ。
写真はオカトラノオ。
今日の記事とは無関係である。
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私も2度の手術でした。
まだ付録の人生という悟りの境地に入れず、
バタバタと狼狽えています。
完全回復は望めず、爆弾を抱えてますが、付録の人生を楽しもうと思っております。
二人とも同じ病院とは驚きでした。
そんな年なのだなあ、という思いでした。
同病相憐れむの図ですかね。
ユニークな形をしています。 白い花は清楚なかんじで、いいですね。
友人と同じ病院にいて気がつかなかった話。 しみじみと
感じるものがありました。いたわりあう姿が自然ですね。
あのような勘違い、笑っちゃいますね。
加齢と病気はどうしても関連してきます。
当然と言えば当然のことなのですが、
当人にとっては、ウラサビシイことです。
目は大切です。
お気をつけ下さいますように!
いつも励まして頂いており、恐縮に存じます。
気分に動かされて、絶えず右往左往しております。
弱気の「虫」も私の個性でしょうから、共生の道を探るしかないようですね。
「虫」をのさばらせてはいけませんね。
あの「虫」は、ちょっと目を離すと頭をもたげます。
共存共栄をはかるように、相談してみます。
相談に乗るかなあ?
あなたも「虫」をお持ちでしたか。
困った「虫」ですね。
体調が崩れるから「虫」が暴れるのか、「虫」が暴れるから体調が崩れるのか、微妙です。
きっと両方なのでしょう。
身体と心をうまくなだめながら、日々を送りましょう。
お久しぶりですねえ。
体調を崩されていたのですか。
突然姿を見せていただけなくなり、気がかりでした。
復調されて、ようございました。
また伺います。
私の「虫」は気まぐれです。
時折、ドカンとやってきたり、静かに忍んできたりします。
恒例の外出で、すっかり元気になって戻ってきました。
でも、疲れましたね。
歯科へ2度行っただけなんて、まったく恵まれた身体を授けられているのですね。
羨ましい限りです。
神に感謝、ご両親にも感謝ですね。
ただし、定期検診は肝要だと思いますよ。
お父上のこともありますので、
油断せず、検診をうければ、もう盤石ですね。
オカトラノオは初めて撮ってみました。
面白い花ですね。
里山はいいですねえ。
廃屋になっているとのこと、心残りの多いことと思います。
私の「虫」も、時折反乱しかけます。
困ったものです。
私もこれから年をとっていくのが怖いです。4年前に両親を病気で亡くして、急に死について考える事が多くなってきました。私も段々病気が増えていきます。昨日目の検診にいって又一つ病気が増えました。
沈着冷静に物事を判断され、理路整然と、しかしきちんとご自分の主張を貫かれる「ほろ酔い気分」の記事に、いつも学ばせていただいています。
一方で誰はばかることなく、弱気の虫のことをも語ってくださる「ほろ酔い気分」、これもまた大好きです。
だから私も、こうして気軽にお邪魔できるような気がします。これからもよろしくお願いします。
どうしても病気になると弱気に虫が出ます。
まだ弱気の虫を蔓延らしてはいけません。
退治して頑張ってください。
ひよどりさんにはその力があるように思います。
>しかし弱気の虫が一度頭をもたげると、幾日間か私をいじめ抜かれる。
安心しました。
私も全く同じようです。
気の持ち方で変わるのですね。
この特技を身につけたいですね。
あとは、定期フォローで行きましょう。
考えない事ですね。
私も頚部の血管に詰まったところがあり、
いつ飛ぶのか心配があります。
薬は飲んでますが・・・
お久しぶりです。体調を崩してブログを休んで
いました。元気になって復帰しました。
私も体調が悪いと弱気になります。
やはり体と心はつながっているのですね。
弱気の虫がひょっこり芽を出したのですか?
私の部屋に
「人はみな幾面性も持ち合わせ」とカレンダーにあります
今日の恒例の外出が終わるころ
とたんに気持ちが和らぐ面と
ホッと落ち着く面と いい気分の面がニョキニョキと芽を出すことでしょう
「大汐会」での約束どおりあと20年ありますよ
いろんな芽が出たら摘んで取ったり
育てたり
ブログ仲間でお付き合いください <(_ _)>
もう、身体の方は大丈夫なんですか?
私の方と言えば、今のところ病気とは縁のない状況です。
小学校の頃から、病気で休んだことがないんです。
健康保険も歯医者で2回ほど使っただけ。
健康診断で出てくる数値も、すべてが正常値。
でも、いつかぽっくりと逝くタイプかもしれません}(笑)
というのも、親父がそうだったから。
はじめて病院に行ったら、そのまま即入院。
3か月後に息を引き取ったんです。
気づいた時には末期の食道癌。
その遺伝子を僕は持っているんでしょうね。
弱気の虫は いつも心の片隅にいて 坂道を下って行く私にとって情けない道連れです。