進化の途中

2011-03-22 05:41:54 | Bicycle
全体的には『たいへんよくできました』だった新潟市道紫竹山鳥屋野線(紫鳥線)の自転車レーン整備事業なのだが…問題点を二点ほど。

①バス停の取り扱い。



この作り方をどう見るか…。
バス停の前後でブルーラインを切り、さらに縁石ブロックを乗り上げタイプに変更している。
おいら『ぱっと見』で、バス停にバスが停車していたら歩道側に回れ、と言っているように見えたのね。
もしもそうならば、非常に危険。
だって、バス停にバスが停まっているってことは、そこには乗降客がいるってことだろ?

『車両の追い越しは右側から』が大原則。
この状況でクルマに乗っていたら左追い越しの発想は、ありえない…というか、物理的にムリ。
対向車などで追い越せなければ、バスが発車するまで待つ…当たり前。
同じ車両なのに、なぜ自転車も同じように考えないのか?
自転車だから…と、ヘンに気を回していることが逆に仇になってしまったように見える。
折角いいところまで考えているのに、詰めが甘いなぁ…と思わせるバス停周辺の景色。

②沿線住民との意見交換はあったのか?



自転車レーンに『乗り上げブロック』が置かれている。
これではムダなく改修したはずの車道左端の走行不能個所が、再び走行不能個所に…。

歩道を横断して沿道の敷地へ入らなければならない個所の精査がされていない…と、言わざるを得ない。
地域住民が生活する上で、敷地正面の道路は大変重要。
ウチの前の道路を改修するんだから、そこはキチンと話して、意見を考慮して設計するべきだろう。

とまぁ、昨日のブログ記事で書いた通り、先進的でかなりイケテル自転車レーンだが、
まだまだ進化の余地があると思う。
次の工事に活かしてほしいね。

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