変化

2010-07-15 05:38:04 | Bicycle
おいらの交通事故の後、嬉しい変化がひとつあった。

小学校6年生のウチの次女、『お年頃』になってきたのか『恰好悪い』ことをしたがらない。
自転車は大好きなのだが、5年生の後半頃から街乗りでヘルメットを被りたがらない。
滋賀にいた頃も、新潟に来てからも、ヘルメットを被る友だちがウチに遊びに来たのを見たことがない。
『みんな』被ってないから…それが言い訳で、スキあれば『ノーヘル』で出掛けて行った。

歯がゆい思いでそれを見ていたおいら…カッコでヘルメットを被るわけではないんだ。
いや、みんながやっていないことがカッコ悪いことではないんだ…その逆もあるのに…。
どんなに言ってもわからない…伝わらない。

その次女が、何も言わなくてもヘルメットだけではなく、グラブもつけるようになった。
事故で傷ついたおいらを見て、穴のあいたグラブを見て、何か感じたのだろうか?



身を守ること…。
その意識に変化があったのなら、すごくうれしい。
そして、まず身を守る道具が近くにあったことが何よりだった。

『カッコから入る』って…日本人が専用の道具を蔑む傾向があることを憂う。
『そんな高価なものを買い与えるなんて』…ヘルメットとグラブを次女に買い与えた時、連合いにそう言われたのを覚えている。
スポーツ用のヘルメットとグラブ…それは、自転車に乗っていて快適でいられるように出来ている。
被って蒸れるような中途半端なヘルメットや、暑くて夏場に使えないようなグラブではこの時期の使用に堪えなかったかもしれない。
必要な道具は揃える。

身近な人に事故があった時、意識に変化が起こる。
これがツーリング中やレース中のケガだったら、そう思われなかったかもしれないけど。

そのヘルメットは、
そのグラブは、
決して高価なものではない。

お金で安全が買えるわけではない…が、
危険に対してのリスクは下げられる。

何が大切なのか…その本質に気が付いてほしい。
そして、本質に気が付きかけている家族の今後を見守っていきたい。

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