いよいよ年も押し詰まりました。
年の瀬を迎えると、過去のことどもや未来について思いを凝らすことになります。そ
こで今年の最後は、それを象徴するような二つの信長像をご紹介したいと思います。
一つは岐阜公園の入り口に位置する「若き日の信長」像です。
どれほど若いかというと、「尾張のうつけ者」といわれ、とにかく風変わりで、海の
ものとも山のものともつかない頃の像です。
服装なども、とても形にはまったものとはいえません。
しかし、その自由奔放さの中、覇気は全身にみなぎっています。
この像の作者は北村西望(1884ー 1987)という文化勲章なども受章している彫刻の
大家です。あの、長崎の原爆像を造った人と聞くと、ああ、あのひとかと思われる方も
多いのではないでしょうか。
もう一方は、2009年秋、岐阜市政120年を記念して岐阜駅北口広場に建てられた黄金
の信長像です。
こちらの方は、功成り名を遂げまさに天下統一をはたさんという晩年の像ですが、当
時の戦国の武将としてはやはりとても個性的なものです。
右手には火縄銃、左手には洋風とも思える兜を抱え、やはり洋風のマントを羽織って
います。信長が若き日の個性を開花させ、なおかつ進取の気概を持ち続けたことを象徴
しています。
こちらは富山県高岡市の彫刻家田畑功氏によるものです。
いかがでしょう、この二つの信長像。
私はどちらもとても個性的で面白いと思います。
そしてこの二つの像の間に、信長が岐阜の地で為した数々の業績があります。
信長の居城・岐阜城
それらを偲び、信長が残してくれた遺産を大切にしながら、自然や文化と調和した岐
阜の街を守り発展させてゆきたいと思います。
そして、当ホテルがその一環とし、岐阜を訪れる人たちへのホスピタリティ溢れる場
所であり続けたいと考えています。
今年一年のご愛顧、本当にありがとうございました。
来年も一層のご鞭撻を賜りますようお願いしたいと思います。
皆様にとって来たるべき年が、幸多いものであることを心からお祈りします。
(年末年始も頑張るぞと誓うホテパクちゃんでした)
年の瀬を迎えると、過去のことどもや未来について思いを凝らすことになります。そ
こで今年の最後は、それを象徴するような二つの信長像をご紹介したいと思います。
一つは岐阜公園の入り口に位置する「若き日の信長」像です。
どれほど若いかというと、「尾張のうつけ者」といわれ、とにかく風変わりで、海の
ものとも山のものともつかない頃の像です。
服装なども、とても形にはまったものとはいえません。
しかし、その自由奔放さの中、覇気は全身にみなぎっています。
この像の作者は北村西望(1884ー 1987)という文化勲章なども受章している彫刻の
大家です。あの、長崎の原爆像を造った人と聞くと、ああ、あのひとかと思われる方も
多いのではないでしょうか。
もう一方は、2009年秋、岐阜市政120年を記念して岐阜駅北口広場に建てられた黄金
の信長像です。
こちらの方は、功成り名を遂げまさに天下統一をはたさんという晩年の像ですが、当
時の戦国の武将としてはやはりとても個性的なものです。
右手には火縄銃、左手には洋風とも思える兜を抱え、やはり洋風のマントを羽織って
います。信長が若き日の個性を開花させ、なおかつ進取の気概を持ち続けたことを象徴
しています。
こちらは富山県高岡市の彫刻家田畑功氏によるものです。
いかがでしょう、この二つの信長像。
私はどちらもとても個性的で面白いと思います。
そしてこの二つの像の間に、信長が岐阜の地で為した数々の業績があります。
信長の居城・岐阜城
それらを偲び、信長が残してくれた遺産を大切にしながら、自然や文化と調和した岐
阜の街を守り発展させてゆきたいと思います。
そして、当ホテルがその一環とし、岐阜を訪れる人たちへのホスピタリティ溢れる場
所であり続けたいと考えています。
今年一年のご愛顧、本当にありがとうございました。
来年も一層のご鞭撻を賜りますようお願いしたいと思います。
皆様にとって来たるべき年が、幸多いものであることを心からお祈りします。
(年末年始も頑張るぞと誓うホテパクちゃんでした)