新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ観光需要を呼び起こそうと、岐阜市内の宿泊施設などの料金を割り引くキャンペーンが7月から始まることになりました。
「地元に泊まろうキャンペーン」は岐阜市や観光業界の団体などで作る実行委員会が行うもので、24日、岐阜市役所で記者会見を開き、詳しい内容を明らかにしました。
対象になるのは県内在住の人で、市内の17のホテルなどの宿泊と長良川鵜飼の観覧船や岐阜城など5つの施設の利用がセットとなったプランを大人1人あたり最大で1万円を割り引きます。
7月3日から対象の宿泊施設で直接電話での予約を受けつけることにしていて、期間は7月10日からことし9月末までとなっています。
実行委員会では、市の予算約2800万円で3700人ほどの利用を見込んでいて、期間中に感染が拡大して緊急事態宣言などが出された場合には、受け付けを中止するということです。
実行委員会の藤井幸彦会長は「感染対策を徹底している宿泊施設が対象となっているので、岐阜市の魅力を知ってもらうために利用してほしい」と話していました。
新型コロナウイルス感染症の影響により落ち込んだ宿泊観光需要の喚起を図るとともに、岐阜市内の観光施設利用を通じて地元の魅力を再発見できる機会を提供するため、岐阜県民を対象に、市内5施設で入場・利用できる「プレミアム観光券」が付いたお得に市内で宿泊できるキャンペーンを実施します。
【キャンペーン概要】・宿泊(1泊夕朝食)+鵜飼観覧+プレミアム観光券 ⇒ おとな一人10,000円引・宿泊(1泊夕朝食)+プレミアム観光券 ⇒ おとな一人6,000円引・宿泊(1泊朝食)+プレミアム観光券 ⇒ おとな一人3,000円引 (※こども料金適用の場合はおとな割引額の半額を割引)でご利用いただけます。
【プレミアム観光券対象施設】①岐阜城②長良川うかいミュージアム③ぎふ金華山ロープウェー(往復乗車券引換券)④岐阜市歴史博物館(常設展の観覧券)⑤加藤栄三・東一記念美術館
【予約受付期間】令和3年7月3日(土)午前10時から受付開始※先着順で受付上限に達し次第終了
【宿泊対象期間】令和3年7月10日(土)から令和3年9月30日(木)まで
【申込対象者】岐阜県民※宿泊時に身分証明書で県民であることを確認します。
【申込方法】各キャンペーン対象宿泊施設へ直接お電話にてお申し込みください。(一部宿泊施設では各施設のホームページでも申込受付を行っています)