大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

数へ日(土井)

2008年12月26日 13時31分19秒 | Weblog
今日は室内に居ると日が当たってポカポカと気持ちが良いのですが、一歩外に出ると風が強く、体感温度はこの冬最低の寒い日となっています。
正午のNHKのニュースでは14cm積もったという新千歳空港や雪に映える金閣寺の美しい情景を放映していました。

米国のサブプライムローンの破綻に端を発した不況風は一気に地上を覆い、全世界的な景気の後退をもたらし、更に深刻さを増そうとしています。
そして自動車の急激な需要減退や正規、非正規社員の大幅削減などが報道されればされる程消費者の財布の紐は固くなり、景気の後退に竿をさすことになるので困ったものです。

我らの世代は幸いにも首切りの対象から外れているので何とか年は越せそうです。
この十二月は師走の呼称が人口に膾炙されていますが、極月(ごくげつ)、蝋月(ろうげつ)、春待月などとも呼ばれます。
この師走も冬至を過ぎ、クリスマスを過ぎるといよいよ慌しくも活気を帯びた年末となってきます。
この頃も年の暮、歳暮(せいぼ)、歳末、年の瀬、年暮るるなどとも称され季語にもなっています。
そしてこれから先、年内に残る日数が少なくなること、また日数の残りも少ない年末を特に「数へ日」といいます。

   数へ日の菜を摘みに出て灯台守   下田 稔

   数へ日の町に伸びゐる山の影    伊藤 通明

   数へ日の塾を出てくる児の多き   たくみ


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1 コメント

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変換ミス (土井)
2008-12-26 14:24:59
竿は棹でした。
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