おばあちゃんが骨折して付き添いのため久しぶりにシニアホームに泊まり込んだ。コロナテストをするのに受付に行ったらレセプションの女性が、日本人女性が介護士で養護老人ホームで働いてるんだけど、あなたの連絡先渡していいかしら?と。気軽にいいですよと返答した。彼女は早速仕事帰りに来たよ。私よりずっと若い女性だがなんだかとても疲れてる様子。働き始めて三ヶ月 こんなはずではなかった…というような話の大行列。現在はテンポラリーワーカーで1年働くと プロビンシャルノミネートとして永住権申請できるらしい。同職場では大勢フィリピン人介護士が雇用され人手不足の解消とされている。彼らは英語が得意なのでどんどんオンラインで見つけ申請してくるのだろう。ビザサポートはもちろん、旅費もサポートされてるかもしれない。今はインタビューもネットでできるし、海外で仕事しやすい時代になった。
彼女の話を聞いてると、自分の苦しかったケアギバー時代の記憶が戻ってくる。甘い考えでは決してうまくはいかないなと思う。日本で働いた方がよっぽどいい給料なのになぜ?って聞かれたこともあった。今思うと 日本から逃げ出したかったんだろう。50才になって自分の力量がわかって 看護師はもう無理だと気がついたし、住み込み介護士なら 対象は一人なので英語でできるだろうと思った。
しかし彼女はまだ始まったばかり、今の経験が今後良い影響を与えるのは間違いないから頑張ってほしい。でも自分の力量を見定め無理のない仕事に変えるのもいいし彼女の人生だ。永住権目的なら 私のように雇用主を変えると、結構時間かかる。私は2011年から仕事を始め永住権取れたのは5年後。彼女は今の仕事を続けたら来年の7月には申請して来年の年度内には永住権取れているかもしれない。だが 個人のケアギバーに変えたら PR受け取りは2年後らしい。
もう一人の日本人女性はお友達の紹介で知った。4人家族でご主人はカナダ人。すでにオープンワークパーミットが出ている。税理士事務所で働いてた彼女は今英語クラスに通いながら事務職を探している。しかし言語力が必要な事務職はハードルが高く、スーパーの仕事を検討している。英語力のなさで看護師が介護士として働く事は良くある。事務職もその通りのようだ。