カナダ 隠居生活

今まで世界をさまよい、2010年50歳、カナダにケアギバー 留学し、就職。2015年次女と念願の永住権獲得。

嫌われる勇気 を読んで 自分を見つめる

2021-01-30 21:43:00 | メンタル
 いつも仕事では過去を振り返り物事の原因を考え再発しない様にとしてきた。私生活だってあーしたからこうなったんだよの繰り返し。トラウマはもちろんあると信じそれにより苦しむ経験もした。

しかし アドラーは 原因ではなく目的論。トラウマは存在しないという。

昨日 ワンダー という映画を観た。生まれながら顔に奇形があり何度も手術を受けた男の子が主人公。 学校でいじめを受けながらも家族に愛され、友情を知り自信を持っていくというストーリー。

その映画を観てる最中、ふと思い出した事で胸が苦しくなった。 
12才だった長女がインドネシア の日本人学校に通ってた頃 アフロの髪をからかわれ髪を洗う事をやめ登校拒否した事。

長女はストレートパーマをかけたいと私に言ったが、理由も聞かず、子供のくせにまだ早いと無視した。娘は何日も髪を洗わず悪臭がする様になり、そのうち登校拒否し部屋に篭った。結局は、その後、美容院でストレートパーマをかけサラサラの髪になり、元気に学校に行く様になった。 
 
ベタベタした髪で無表情な長女を無理矢理 学校に行かせてた数ヶ月。 私は自分のせいで長女に辛い思いをさせたと後悔し、今でもよく思い出す。その頃は仕事中心の生活で長女との会話はほとんどなかった。
 原因は私にあり、トラウマになっている。

しかしアドラー心理学を自分なりに理解すると いじめにあった娘はストレートパーマにしたいという目的を持ち、髪を洗わず登校拒否する事を選び、成功した。
私は25年前の悲しい思い出にスポットライトを当てる事を好んで行い、結果苦しんでいる。好んでというのは意識せずに自然と自分の脳が悲しい過去を選択して苦しくなる。

現在 長女を自分の所属物ではなく成人した一人の人間と対応するようになり、ようやく良い関係になったかもしれない。いろいろ口出し、思うように子供を動かしたかった頃、長女は私からどんどん離れていった。私は長女より自分の見栄の為にやっていた事が多い。。

私と近かった次女は 承認欲求が強い。私も次女の わかった。という声を聴くと満足して落ち着く。娘たちの人生に口を出しすぎて 現在ですら 親も子も自立できない関係があるようだ。

今は 共感しても、褒めたり非難したりジャッジしないように気を付けている。彼女らの人生は彼女達のもので私の人生ではないのだ。個々の成長した女性としてお付き合いするのだ。



落ち込み気分のコントロールとクリスマスチャリティーズンバ

2020-12-20 10:34:00 | メンタル
おととい 大雨の中 あちこち出かけたせいか 喉が痛いし咳も時々出る。ワンコを逃したガッカリ感も手伝い 昨夜から なーんにもしたくない。 年に数回は こんな感じになる時はあるので いつも 横になって石のように関節が硬くなるのを感じながらじーっとし 時が過ぎるのを待つ。笑 このままソファーに体が沈んでいくような感覚。飲まず食わずでじーっとしてる。寝れるなら寝てしまうし 起きててもボーっとし自分の感情をもう一人の自分が見つめている。石になる それが凹んだ時の自分なりの手当法。大げさだが 仮死状態になり また生き返るみたいな感じかもしれない。

保護犬がうちにこなかったのは誰のせいでもない。誰も悪くない。

カナダで住込ケアギバー してたとき 雇用主の犬のジャックラッソーやドーベルマンのお世話をしてた事をぼんやり思い出し あの小さなジャックラッソーが いつも私の様子を確認してて 悲しい時は察して慰めてくれてた。そんな思い出に浸ってた。札幌にいた頃飼ってたシーズーともっと遊んでやりたかったな。

お肉を狙ってる 笑

午後になり ようやく 食事して ちまちま断捨離始めた。手芸品が入ってるタンスを整理する。今年、編み物はほとんどしなかったので沢山の毛糸をおばあちゃんのクラフトクラブに寄付した。喜んでる。

午後 6時になって携帯のアラームがなっていた。なんだ?
おお〜今日はズンバのチャリティー パーティだった。気を取り直し ズームで参加。汗を流したら なんだか体調も良くなった。
狭い部屋に電飾でクリスマス気分を盛り上げる

5人のインストラクターがそれぞれ新しいズンバを披露して なかなか楽しかった。
去年は学校の体育館で沢山の人達と一緒に楽しんだが コロナの時期 出来ただけでも良かった。






過去に生きる人

2020-08-02 14:30:00 | メンタル
過去に生きるか 現在に生きるか 未来に生きるか それは人それぞれの考え方次第。自分でそう選択して生きているのでなかなか他人によって変えられるものではない。
昔の事くよくよ思ってもしょうがないって言えるけど やっぱり くよくよする。まあ しょうがないってため息ついて深呼吸するたびに 嫌な事が記憶から薄れていく気がする。

5ー6年ぶりに 元夫から届いたメール。
内容は過去に起きた事の疑問を解き明かそうと質問している。なぜ 日本人は自分を殺そうとしてたか その理由がわかれば 心が平和になれるという内容。
正直なところ そんな事実はない。人当たりのいい彼は人気者でその理由など思いもつかない。

 私は返答に困っている。昔 だれもころそうなんてしていない。と言うと 君も仲間だろう。なぜわかってくれない。と言われた。
 自分の納得いく答えじゃなきゃ 反発するだけ?
 という事はこういう風に言われれば自分は平和になれるって答えが彼にはあるのだろうか。。。。


カーモマイルのお茶でも飲んで リラックスしようね。


条件反射制御法 アディクションから抜け出す

2019-09-27 08:19:14 | メンタル
もともとは薬中の患者向けに始められたものだけど いわゆる依存症に効果があるらしい。ギャンブル中毒、買い物ちゅう毒、ストーカー、過食症、性依存症など薬じゃ治らない結構厄介な依存症。

簡単に言うと「 パブロフの犬」の実験のように ベルを鳴らすと唾液が出るという条件反射を 遮断するって方法。
薬を打った(・・・をした)快感を思い出し注射してしまうという 状況から脱出するため
第1段階での方法は
トントンと胸を叩き シャブはやらない (・・・はやらない)私は大丈夫 と声に出すという動作を 1日20回 20分以上 開け、2週間続ける 。それに成功したら第2段階 今度は注射器を当ててみて やらない 大丈夫 を2週間、次は シャブを手に入れてから注射し気分か変化するのをある日のストーリーとして書いておき それを読んで想像してみる。それでも私は大丈夫 という事を2週間。 結果 全く欲求は無くなっていく 事を目標に進めていく。
(ここではごく簡単に書いたので 詳しくは 本などを読んでみて下さい)

対象が 食べ物か ストーカーの被害者などに変えるだけで 基本は同じようだ(電話しない 待ち伏せしない パチンコ屋に行かない 私は大丈夫・・)

そうすると 悪い習慣を やんなくても私は大丈夫 の方に条件反射が切り変わって自己コントロールができるようになり人生が楽になる。悶々と悩まず切り替え上手になる。この行動するときは 心を込めず 機械的にトントン。。。私は大丈夫とおまじないのように続ける方がいいそうだ。

私はこう見えても結構気にするくよくよタイプだ「トントン (胸を叩き)相手は自分が思ってるほど 気にしてないから大丈夫 」と声を出し胸を叩くと何やらスー楽になる。おまじないだ。

カナダのコメディアン 、グリーン アンド レッド さんのメッセージで 
この世には大事な人が2人いる。一人はそれぞれ違うだろうが 友人や家族。そしてもう一人は 自分。どうあがいても一生 一緒だから Fun 楽しく人生過ごそうって。なるほど!

心配事を探すクセ 、母の劣等感

2019-08-30 02:28:00 | メンタル
未来を考えて 取り越し苦労するのは 日本人によく見られるって 応用心理学をちょっとお勉強した時聞いた。1パーセント起きるかもしれない事を 悩み不安になってずーっと過ごすのは如何なものだろうか。この考え方は癖になるようで ああ〜ならなかった良かったと安心した途端に次の心配事を探し出す。不安をずーっとキープしてられる。アドラーの心理学によれば 不安感を自分から選択して生きてる人 なので不安感を選ばない事でその人は変われるって。なんだか簡単に書いてあるけど 悪いクセほど直しにくいよね。
アドラーは劣等感のある人はよく自慢するんだとも言ってた。劣等感も優越感もなくなれば 平穏なのかもしれない。しかし劣等感をうまく生かすと頑張るエネルギーにもなる。思えば 母はよく自分の事自慢してた。母さんは上手にやるから みんなにすごいって言われると嬉しそうによく話してた。劣等感は 貧乏で 小学校卒業させてもらえず 漢字 数学ができなかった事かな?学校には弟をおぶっていってたとか 弁当のおかずは漬物だけだったとか 苦労話もいろいろ聞いた。それを負けん気で努力して その劣等感が母を上向きの人生に導いたのだろう。

現在与えられた事を地道に やり続ける事が 力になるし それが十分力になったら次のステップが自然に見えてくるんだと思う。