トラウマ脱出

　昨日、インドネシアに住んでた頃のCDを見つけパソコンで見てみた。正直いろんなことがあって、あまり見たくなく帰国してから６年間放置しておいた。心の奥底に閉じ込めていた。
　見てみると写真から楽しい思い出ばかりぽんぽん飛び出し、苦しかったことが小さくなって行くのがわかった。動画では小学生だった子供たちがかわいい声で私の問いかけに返答している。猫の黒、プルーもちいさくてかわいい。その時は気がつかなかったが今こうしてみると、楽しい時もたくさんあったのだ。

　仕事は当時の自分にはハードで写真の私は随分やせている。食べても食べても太れない時期があった。任期終了し帰国当日、空港に向かう車の中で、電話片手にずっと仕事、荷物も中途半端なままインドネシアを後にした。
　帰国後、本部に報告を終え帰郷し、ほっとしたのもつかの間。今度はからの巣症候群？何日も仕事の夢を見はじめ、終わってしまったことを思い出しあの時あの判断でよかったのかと自分を苦しめていた。
　また私は内観してるのかもしれないが、インドネシアの仕事をなぜ苦労してしまったのか？と現在の自分が６年前の自分を見つめている。すると、共依存的な自分、NOといえない、NOといったら後悔する自分がいた。人間同士お互いを尊重してよい距離感が必要である。共依存はそれをなくし、あるとき手のひらを返したようにコミュニケーションをくずしてしまうことがある。
　カナダにいるとその辺がうまく作用して心地よい距離感がある。多民族国家だからか、お互いの違いを尊重することが共依存をさけれるようになっている様だ。
　

父

以前、内観研修を受けたことがある。その方法は５日間朝から夕方まで屏風で周囲と隔離された状態ですわり、していただいたこと、して返したこと、迷惑かけたことを３本柱とし、自分と両親、兄弟、などいろんな人との関係を過去にさかのぼって調べていく。３さいころから父と自分の間を調べてみてもなかなか思い出すことができず、昔の写真や家など思いだしてると、らくだのモモヒキをはいた父が食卓テーブルの前にあぐらをかいてすわっている姿が思い出された。そしてそのあぐらのなかに小さな私はちょこんとすわり父の首にある飴玉くらいのいぼをさわってなにかきいている。父は日本酒を飲みながらお刺身を味の素の入ったしょうゆ皿につけ時々私の口に運んでくれている。口数の少ないやさしい父だった。
　私は父が４７歳の時の子供だったから孫みたいだったかもしれない。父は７年前に他界したが最後の父との楽しい思い出は、田舎の公園で私の娘たちと父がいっしょに楽しそうに滑り台を滑っていたこと。父は重症な認知症で本当に子供に返って滑っていた。

　朝起きたら、いつも一番に頭に娘のことが浮かんであれこれ心配しはじめるのだが、今日は父の姿が浮かんできた。初めて海外に長期派遣される前に、皇居でいただいた（というか記念にもらってきた）銀色の菊の紋章のはいったタバコ１本、それを父に渡すと目を細めてうれしそうに受け取り、そのご神棚にあげて手をたたき祈っていた。父はそのタバコを吸ったのかなぁ？
　父から直接ほめられたことは全くないけど、娘は海外で頑張ってるみたいな自慢をしてたと兄に聞かされた。ちょっとは親孝行していたかな。。こんなことを考えてるうちに私の守護霊は父なのだなと自然に気がついた。そして今日は仕事中の話し合いの中でピン！と頭に思いがひらめいて、みんなに話したらそれは良い考えと取り入れられた。父のおかげである。死んでも父は私のことを思っていてくれてる。

　海外にいると自然に内観することが多いと聞いたことがありますよ、と研修中に担当の内観療法士が言っていたがそのとおりである。日本を離れ日本語を話す機会が半減する分、頭の中ではいろんなことを思い出し始める。

シックスセンス 第６感

雇用主がシックスセンスを知ってるか？ときいてきた。人間には５感（視覚、触覚、嗅覚、聴覚、味覚？）があるのはもともとわかっているが、第６感が最近科学的に証明されたのだ、と話してきた。聞いたら予知能力や透視能力の話を始め、今まで３人の人が死ぬ前に夢枕に立ったという。これは私も経験がある。
しかし調べたら、もっと違うこともある感じ、、目の瞳孔の中に磁力を感じる場所があってそれが例えば災害がある前に動物が騒いだり、渡り鳥がまっすぐ目的地に飛べたり。。

昔はもっと人間強い６感を持っていたが、ぶん明いが進むにつれて弱くなったそうだ。わかる気がする。
方向音痴なのは６センスがよわいのかなぁぁ。

ふたたびジャスパー

写真がアップデートできない、満杯のようだ。１１月からブログのバージョンUPして写真を載せます。
宿の主人から情報得て、今回は紅葉とアイスバーグをみてきた。沼の上に厚い氷河がおおわれている。1時間渓谷を歩いたが道は舗装されお年寄りでも大丈夫。アイスバーグは16日で終了。あちこちに三千メートル級の山に囲まれ神々しい素晴らしい景色。湖が鏡のように山をうつしだしている。温泉は10日で終了したので残念ながら入れなかった。何回行っても新たな発見があるだろう。湖の青緑写真をみたらカレンダーの景色に私が立っていた。

もののけ？？

　霊感の強い？友人が私の部屋を見て、とても気になるスポットがあるという。言うと私が怖がると気を使ってくれていたのかはっきりは言わず、私も聞くのを避けていた。というのは私は何も感じないからである。
もしかして毎朝、寝起きが悪いのはそのせい？くらいでそんなに深刻にはならない。

　そうすると友人が金縛りにあってベットが揺れたという。もしかしたら私の部屋のもののけが友人の部屋にいったかもととっさに思い、申し訳なく思った。
　今はそのスポットに清めのお塩をおいて、自分の好きな絵本たちで飾った。自分で書いた絵とか娘たちが小さなころ日本で買った絵本の英語版を古本屋で見つけては買いためたものである。にじ色の魚、ＴＶタビ、バービー、ピーターラビット、妖精の本。
　友達が今日部屋に入って、例のスポットをみてももう何の念も感じないという、ふいんきがかわった、よくなったって。私は相変わらずピンときてはいないが。。絵本がかわいらしい。

カナダに着てからあちこち移り、ここで３ッつめの部屋だが、友達によると私の部屋にはいつも何かいた、そうだ。私は全く気がつかなかったので普通に住んでたが、他の霊感の強い人が私と同じ部屋に移った時はいろんな現象が起きたそうだ。。。。。。。。ちょっと怖くなってきたのでこの辺にしておく。