カナダ 隠居生活

今まで世界をさまよい、2010年50歳、カナダにケアギバー 留学し、就職。2015年次女と念願の永住権獲得。

レモンメレンゲパイ

2022-05-30 19:20:00 | ベーキング
おばあちゃんを毎週日曜日ランチによぶ事にした。暖かくなってきたし、今は石楠花の花盛り。裏庭の何年も置きっぱなしになってる物をあちこち動かしようやくスペースを確保した。

デザートにおばあちゃんの好きなレモンメレンゲパイを作った。思えば9年前、Albertaでケアギバー してた時初めておじいちゃんに作ってあげた。あの時は フィリングはインスタントのを使ったが、やっぱりレモンから作るのは美味しい。絞ったレモンに水とコーンスターチを入れて中火から弱火でトロトロにし 火からおろして 卵のきみとお砂糖を入れて混ぜるだけで出来る。



その上にメレンゲを厚く塗って焼く。
ミキサーがあるとホイップが簡単



ヘラでペタペタし ツノを作る

さっと焼き色がついたら出来上がり



褒め上手のおばあちゃん
あなたのパイは一番美味しいわ って

デザートにするのに大好きな洋梨の木を植えようと思うけど、裏庭には場所がないし 表は鹿さんがやって来るし、、どうしようかなぁ。

JOY君はノバスコシアに引越ししちゃった。


じゅうべいにペロンするJOY君





JOY君生まれてすぐの頃

遠くを見てちょっと退屈そうなじゅうべい






初物?ルバーブ パイ

2022-05-28 15:35:00 | ベーキング
大きな葉3枚使って 残ったルバーブ。また数ヶ月後には食べれるね

茎の部分だけ使うのでもったいないけど葉は毒があるから食べれない。

なぜか切った後も緑 赤くならない?

お砂糖とタピオカにまぶしバター乗せて

しっかり酸味も甘みもあってなかなか美味しくできた。


葉裏が赤い カラテア 一年で大きくなった。

アジュガとすずらん のミックスが可愛い。





順番に咲いてくれる石楠花の木


一番最後の子も咲き始めた






ブシャードガーデン 写真追加

2022-05-19 09:32:00 | 旅行
さて 友人宅から車で20分なので、じゅうべい君を連れて行ってきた。前回は2019年の7月、バラが綺麗だったが 今はまだ。チューリップが沢山あったよ。結構人が入ってる!久しぶりに世界の言葉が聞こえてくる。日本語、インド、韓国、中国語 他何語かなぁ ?










えんじ色と白ピンクのチューリップの色合いがとてもきれいだった。終わるごろで開いちゃって百合に見えるけど。




























編集して写真を付け加えました。いっぱい撮ってたのあげてなかった😅


ショーウィンドに飾ってあるお土産物


















ブルーポピーと多年草ミックスを買った。レジでどこに住んでるの?って聞かれた。きっと日本って言ったら買えないよね。


入場券は一回35ドル 年間パスは72ドル。
2回来たら十分 元取るよね。




じゅうべいの兄弟に会いに

2022-05-15 20:35:00 | 日記
今月末には ノバスコシアに引っ越すじゅうべいの兄弟 ジョイ君。これで最後、1週間お泊まりに来た。この素敵なホテルみたいなお家もすぐに売れて、来月初めにはカナダ の西の端 ビクトリアから 東まで 引っ越す。
10トントラックを手配したそうだが、このガソリン高と長距離で引越し代は数百万になりそう😳車も輸送業者に頼むともう一台買えそうな値段になるので、ノバスコシアの友人が飛行機で来て遊びがてらカナダ 横断してくれる事になったと喜んでいる。




ジョイ君が生まれた頃の写真❤️

壁一面の棚

広ーいキッチンにはシンクが3ヶ所


裏玄関からデッキが続き屋根がついてる。雨が多いからいいね。ハミングバードがやってくる。
ジョイ君の飼い主は一人暮らしの70代の女性。本当は気候の良いビクトリアに両親を連れて一緒に住みたかったらしいが、地元から離れたくないと拒否され コロナ禍で行き来が困難になり 家族の元に帰る事にした。私も彼女もミニチュア好きで意気投合する。


お土産に七福神をあげたら超喜んでいたよ。これはカナダ のリサイクルショップで500円で買った物。

彼女はコミュニティのリサイクルショップでボランティアしてる。
寄付された物をボランティアがテナントで売り、売上を地域向上に使うと言う仕組み。

日本の様なリサイクルショップに物を売るってシステムはない。寄付か またはコンサイメントショップと言ってお店に売ってもらい5ー7割が売主に入る。または ネットで個人売買するか である。

寄付されたものをコミュニティで売るのは 地域住民の繋がりや 行政ができない細々な地域の要求を叶えるいい手段になっている。例えば、低所得者に食事のサービスやクリスマスや子供向けイベントの開催。仕事のない人はリサイクルショップで働く機会を作るとか、地域になくてはならない存在である。場所によっては農家からいらない野菜やパン屋さんからパンが寄付され それらはお店で無料配布される。
時間を持て余すシニアがふらりとよって店員さんと賑やかに話す場面もよく見る。リサイクルショップはただのお店ではない。

私もいつかリサイクルショップに参加しようかと思ってる。



ヤングケアラーについて

2022-05-09 19:22:00 | 健康
テレビJapanで NHKの番組を見た。ヤングケアラーって言葉、私は知らずに過ごしてきたが、壮絶な内容に驚いた。小さな頃からケアラーとして生きていると、それが当たり前になって誰にも助けを求めないという。義務教育が終わっても結局介護をしなきゃならない。介護者も介護される側も運命共同体、どちらかが死ぬとバランスが崩れる。
親子のケースが多い様で、親のエゴが見え隠れする。自分の子供なんだから当たり前?

今年は政府もヤングケアラーの援助にようやく乗り出した。専門家チームを作って知恵を出すそうだが大丈夫かなぁ。当事者を入れ活発な話し合いがされるのだろうか?何やら肩書き付きの上層部だけで話し合って決まりそう。

 助けてって言える環境づくりとかいってたけど、その考え方もおかしなものだ。みんなケアラーしてるの当たり前って思ってるから 助けてって気持ちになっても頑張っちゃうのだ。誰にも相談しない。
 カナダだと 障害者が雇用主となってケアギバを雇うシステムが政府にあるから、ケアギバの給料は障害や収入によって上下するだろうが政府が支払う。

日本も結局は人手とお金の問題だろうと思う。
あとは ヤングケアラーを見つけるには、学校に対し行政に報告する事を義務化する。例えば、お母さんの介護のため部活や運動会や修学旅行に参加出来ない生徒を見つけたら行政に報告し、行政は障害者が拒否する事を前提にソシアルワーカーやカウンセラーを訪問させて、ヤングケアラーの代わりにヘルパーやプロのケアギバーを使えるように指導して行く。もちろん費用は行政が負担。それじゃないとおすすめだけになり、説得力が少ない。

自分の子供の幸せを望まない親はいないと思う。しかし障害者は孤独になりやすいから共依存になって子供の将来を考えられなくなっているかもしれない。また経済的にも困難と思ってる。メンタル、ファイナンシャルサポートはとても重要だ。

担当者が 障害者、ヤングケアラーがサポートを拒否してます。で終わってしまわない様に、担当者教育も必要だ。障害者とヤングケアラーは社会から離れ孤立化している。両者の思考は全てのケースで似た部分があるはず。それを精神の専門家がよく分析してアプローチしなければ、重い扉はなかなか開かないだろう。