カナダ 隠居生活

今まで世界をさまよい、2010年50歳、カナダにケアギバー 留学し、就職。2015年次女と念願の永住権獲得。

ワーグビザが出なくなっている

2017-05-01 12:56:00 | ケアギバーに関する事

私たち 外国人にとって 働ける資格ワークビザを政府に申請し、許可をもらうということは 長期でカナダに滞在できる方法である。2年前2015年の8月にめでたく永住権(PR)が出た私と娘は、仕事できるし学校もカナディアン価格で通えるし、病院も無料で行けた。医師の診察を受けて検査をして無料というのはありがたいが、BC州は毎月健康保険料を日本と同じく支払わなければならないが、アルバーター州はまだ大丈夫無料である。だが オイルの値段が激安となり、オイルサンドの町 フォートマクマレィが 1年前に 森林火災が町を襲い、職を家を失った人々が 大量にエドモントンでの避難生活を送っていた。コミュニティや教会のボランティア活動が日ごろから盛んな国なので、そんなときは無料の食事 宿泊施設 衣類 生活品など 即対応された。募金は日赤を通じTV上に集金の報告があり、各個人に10万円程度配布された。大手のスーパーでは 被災地の住人である証明があれば 商品を半額以下にしたり、無料の食事を提供するレストランやカフェや 暖かいニュースであふれていた。それから1年過ぎ、人々は なんとか復職してきたが、昨年シリア人難民を数万人受け入れたりしたこともあってか、失業率は8%。2017年4月に 低賃金の職業のみならず、オイルやインフラ関係 特殊技術関係にもワークビザは出さないとアルバーター州が決定。私がやってたリブインケアギバーにもワークビザは出なくなってしまった。

アルバータにあるケアギバースクールはどうなってしまったのだろう?地元で就職し卒業後も休日はお茶したり情報交換しつつ励まし合いつつ生きてきたものだが、こうなるとアルバータ州以外で仕事を探すしかないだろう。 確かに住み込みの家政婦的なケアギバーの仕事は日本で自立して生きてきた人にとっては大変な仕事で屈辱感を感じてた人も多い。幸い私は英語が話せない屈辱感がそれに勝っていたから。仕事自体はまあまあやっていけた。

 



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