カナダ 隠居生活

今まで世界をさまよい、2010年50歳、カナダにケアギバー 留学し、就職。2015年次女と念願の永住権獲得。

変身 カフカ

2016-03-09 19:07:00 | 語学

無料英語クラスに週2回 各3時間づつ通っている。シリア人の難民も生徒に加わり 30名と賑やかになった。お決まり 新しい人が入ると、3ヶ月先輩の私達は妙に親しくなる。

何ヶ国の移民者がいるのかな?イラン、イラク、シリア、モロッコ、クルド?、スリランカ、インド、ネパール、カンボジア、中国、韓国、フィリピン、キューバ、コロンビア、ロシア、ギニア、モーリタニア、コンゴなどのフレンチカナディアンは黒人が多い。そして日本の私。同じ母国語の人は固まるが一人の国も多いので、そんなにうるさくならない。私が一番年配だ。

Unit 4 は The Metamorphoses 変わり身 カフカである。英文は結構簡単だが、どう思うかという感想を書く宿題が多く時間かかった。日本訳では毒虫 だが 英文は ゴキブリ。主人公のゴルガーが朝ベットの中でゴキブリに変身してた。人間だった時のゴルガーは病弱な父と母妹を支えるために 嫌な旅行代理店の仕事をして支えてたにもかかわらず、ゴキブリになった後は家族に忌み嫌われ、妹が夕食後バイオリンを弾いてたところ、素晴らしいと褒めるため思わず部屋を出てきた。家族は人間サイズのゴキブリにビックリし父親にリンゴぶつけられたのが致命傷で一人静かに部屋で死ぬ。そのあと家族は旅行に出かけ将来を考え始める。

始め私は家族が薄情、 ゴルガーは孤独であったろうと思ったが、、仕事に疲れ果ててたのでゴキブリになって仕事を辞めれて幸せだったかも、孤独であるという感情が文面に見られず 淡々とゴキブリになった後の様子を書いてるし、もともとカフカは面白がりながら作品を書いたというはなしも聞いた。

なぜ カフカはゴキブリにしたのだろう。動物じゃなくて。 この話は面白いのか、happyか、悲しいお話か?人によって受取方が違うでしょう。みなさんもぜひ読んでみて下さい。

 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿