散歩日記XX

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贅沢な昼食(11)

2021-02-14 13:34:36 | 食べ歩き
2月中旬とは思えない春めいた札幌。軽く散歩に出る予定が、なかなか迷走してしまった。

まずは昼食を食べるために西28丁目方面へ。当初から予定していた1軒目はちょうど昼時になったせいもあり、カウンターがかなりの混雑のため断念。円山方面に向かい、2軒目も戸をそっと開けてみたが、混雑のためにあきらめる。

途中に札幌には数少ない定食屋さんがあったのだが、閉店してすっかり様変わりしてしまっていたようだ。円山付近の昔からあるネパールカレーの店もどうも閉店してしまった様子(後で調べると昨年末に閉店のようだ)。本当に大変な状況じゃなかろうか。

もう一度折り返して西28丁目方面に戻るが、どうもピンとくる店がない。精神的にもマイナス思考で「きっとここは混んでいるに違いない」などと思ってしまい、店の中をうかがう気にならない。さらに宮の森方面へと移動し、以前から一度は行ってみなければなるまいと思っていた定食屋「H」へ。そこそこの客入りだったが、カウンター席にはまだ余裕があったのだ。他の人と距離を取り、一番奥の席へ。

メニューを眺めて考えたが、一番押しだった記憶のある生アジフライ定食を注文することにしよう。勢いで古平のタラコも単品でつけてしまう。アジフライのメニュー表記に「生」とあるが、もちろんレアに仕上げるわけではない。刺身で食べられる新鮮なアジをフライにするというのが売りなのである。

晩酌セットの中身を見ながら待つ(これは子持ちニシンがどれだけ立派かで値打ちが決まるな)。



さて定食がやってきた。全景はこんな感じで、ごはん、沢庵、わかめとエリンギの味噌汁、タラコ(思ったより少なかった…)。



おかずにクロースアップすると、アジフライ4切れ、骨せんべい、サラダ(フライの下にキャベツあり)、卵焼き、ニンジン(スパイス風味だった)、もやしときゅうりの酢の物、ポテトサラダと厚い軍勢である。これなら焦ってタラコを頼まなくても良かったかもしれない。



アジフライにタルタルソースをつけて食べる。さすがに自信の料理とあって、アジがふんわりしており、衣にも油臭さがない。おかず力を増すために、半分はソースで食べる。私の好みとしては辛子醤油も欲しい気がする。

おかずも合いの手に食べるとバリエーション豊かでいい。タラコもちょっとだけ食べられるのがありがたく、ついご飯を半分ほどお代わりしてしまった。全部食べ終えると、満腹である。

私が食べている間にも客はまた増えだし、ほぼ満席(といっても席と席の合間には余裕がある)に近い状態となった。若い夫婦が家族連れできたりしているのだが、この店の定食はなかなかいい値段なのである(最低価格が1220円から)。こんなところに家族連れで来られるのは山の手・宮の森界隈のブルジョア家族なのかなあなどと妄想しながら、勘定をしてもらった。



この後、ジンと炭酸を買ってから帰宅。今日の歩数は8,089歩とそこそこの距離を歩いたので、まあ少し運動にはなっただろう。
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