本日はHOKUBU→HOKKAIDO ART GALLERY→さいとう→スカイ→らいらっく→大丸→エッセ→創の8か所。なるべく街中を避けようとしたり(あの〇〇〇〇〇〇〇〇祭りという、パワハラ発祥イベントのため)、足が痛かったりした結果である。朝は暑くなる予感の中スタート。

■HOKUBU「伝統とつながった幸福のかたち」。スタンプカードが一杯になっていたので、今回は無料入館である。他の客もいない中、静かに鑑賞することができた。
徳力富吉郎「牡丹」:実直な花瓶の質感がいい。

平林孝央「湛」:なかなか独特の作風である。

平林孝央「岐」:この作者は道祖神をテーマにしているということだ。この作品などそういう感じが強い。

平林孝央「後戸(胎動-∮-模造品)」(カッコ内の記号はΦの環境依存文字):これなど道祖神は全く関係ないではないかとも思うが、それが彼岸と此岸をわける境目を意味するものであると思えば、この作品の中に入り込んでいくと「向こうの世界」に行ってしまうことになるのは明らかであり、ある種の境目を描いた作品と言えるのだろう。

そういえば、最近の人は「ツチノコ」を知らないのかな。

中村美穂「夜が満ちるまで」:非常に淡い光で風景を捉える人。特別な名所とも思われない何気ないビル(それでいて建物のカーブはちょっとただものではない感じ)を取り上げたところがいい。

中村美穂「青い風に吹かれて」:緑の山に囲まれた盆地にある街の風景。パッと見に綺麗に見えるのかもしれないが、私などは盆地にある田舎町の出身で、閉塞的な嫌な思い出しかない。

清水遠流「たばこ屋の店先」:展覧会タイトルそのままの作品が多かったのはこの作家である。これなんか、小樽博物館運河館にある昔の商店再現コーナーを思わせる。

清水遠流「蛸」(ママ):私が子供のころはまだ和凧(といってもお手軽品)があったが、小学生の頃になると洋凧(ゲイラカイトとか)がブームになり、すっかり時代は変わったのである。他にヨーヨーを描いた作品もあったのだが、これも私が小学生のころにはヨーヨーブームが来て、街角で世界ヨーヨーチャンピオンが試技を見せたり、サインをするというイベントがあったくらいなのである(←見たことのない人には何を言っているのか分からないと思うが)。

かように伝統というものはあっという間にうつろうものである(今、日本の伝統と思われている多くのことは明治以降の作られた風習に過ぎなかったりする)。
美術館の今日のお菓子コーナーには大福があり、かなり食べて見たかったが昼食に差し支えそうなので、一番小さな菓子を貰っておいた。そしていつものコーヒー休憩。有難いことである。


■HOKKAIDO ART GALLERY「空を眺める展」。撮影可能。
丁字元太「北の漁村」:こういうのがオーソドックスな北国の風景である。

井上まさじ「抽象」:長らくギャラリーミヤシタで個展をやっていた作家の作品。タイトル通り抽象画なのだろうが、ここに人々は夕焼け(朝焼け)空を見るであろう。

クレイツ「大西洋」:ラトビア海景画派の代表作家の一人、と紹介されていた。西洋海景の伝統作品という感じ。

■さいとうギャラリー「丸藤真智子 白鳥洋一 二人展」。あまり街中には立ち寄りたくなかったのだが、この展覧会を見たくなってしまい、やむを得ずここへ。いかにも絵画らしい展覧会である。
■らいらっくぎゃらりい「久野志乃展」。残念ながら土曜日の開廊が無く、部屋の外から撮影だけしておいた。作品名も不明。



→これなんか、素敵だよねえ。

■大丸催事場「藤城清治版画展~生きるよろこび~」「笹倉鉄平「原画&版画」展」。この展覧会はどちらも無料である。興味が皆無という訳でもないが、ささーっと眺めて終了。

■HOKUBU「伝統とつながった幸福のかたち」。スタンプカードが一杯になっていたので、今回は無料入館である。他の客もいない中、静かに鑑賞することができた。
徳力富吉郎「牡丹」:実直な花瓶の質感がいい。

平林孝央「湛」:なかなか独特の作風である。

平林孝央「岐」:この作者は道祖神をテーマにしているということだ。この作品などそういう感じが強い。

平林孝央「後戸(胎動-∮-模造品)」(カッコ内の記号はΦの環境依存文字):これなど道祖神は全く関係ないではないかとも思うが、それが彼岸と此岸をわける境目を意味するものであると思えば、この作品の中に入り込んでいくと「向こうの世界」に行ってしまうことになるのは明らかであり、ある種の境目を描いた作品と言えるのだろう。

そういえば、最近の人は「ツチノコ」を知らないのかな。

中村美穂「夜が満ちるまで」:非常に淡い光で風景を捉える人。特別な名所とも思われない何気ないビル(それでいて建物のカーブはちょっとただものではない感じ)を取り上げたところがいい。

中村美穂「青い風に吹かれて」:緑の山に囲まれた盆地にある街の風景。パッと見に綺麗に見えるのかもしれないが、私などは盆地にある田舎町の出身で、閉塞的な嫌な思い出しかない。

清水遠流「たばこ屋の店先」:展覧会タイトルそのままの作品が多かったのはこの作家である。これなんか、小樽博物館運河館にある昔の商店再現コーナーを思わせる。

清水遠流「蛸」(ママ):私が子供のころはまだ和凧(といってもお手軽品)があったが、小学生の頃になると洋凧(ゲイラカイトとか)がブームになり、すっかり時代は変わったのである。他にヨーヨーを描いた作品もあったのだが、これも私が小学生のころにはヨーヨーブームが来て、街角で世界ヨーヨーチャンピオンが試技を見せたり、サインをするというイベントがあったくらいなのである(←見たことのない人には何を言っているのか分からないと思うが)。

かように伝統というものはあっという間にうつろうものである(今、日本の伝統と思われている多くのことは明治以降の作られた風習に過ぎなかったりする)。
美術館の今日のお菓子コーナーには大福があり、かなり食べて見たかったが昼食に差し支えそうなので、一番小さな菓子を貰っておいた。そしていつものコーヒー休憩。有難いことである。


■HOKKAIDO ART GALLERY「空を眺める展」。撮影可能。
丁字元太「北の漁村」:こういうのがオーソドックスな北国の風景である。

井上まさじ「抽象」:長らくギャラリーミヤシタで個展をやっていた作家の作品。タイトル通り抽象画なのだろうが、ここに人々は夕焼け(朝焼け)空を見るであろう。

クレイツ「大西洋」:ラトビア海景画派の代表作家の一人、と紹介されていた。西洋海景の伝統作品という感じ。

■さいとうギャラリー「丸藤真智子 白鳥洋一 二人展」。あまり街中には立ち寄りたくなかったのだが、この展覧会を見たくなってしまい、やむを得ずここへ。いかにも絵画らしい展覧会である。
■らいらっくぎゃらりい「久野志乃展」。残念ながら土曜日の開廊が無く、部屋の外から撮影だけしておいた。作品名も不明。



→これなんか、素敵だよねえ。

■大丸催事場「藤城清治版画展~生きるよろこび~」「笹倉鉄平「原画&版画」展」。この展覧会はどちらも無料である。興味が皆無という訳でもないが、ささーっと眺めて終了。
