散歩日記XX

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またも静岡(11)浜松へ

2024-09-10 11:15:02 | 美術・アート
8:00にホテルを出発。朝だけ曇りのおかげで少し涼しかった。8:31の普通列車で浜松駅に向かう。初めてのクロスシートに当たり、少し旅情が湧くかも。と思ったら静岡止まりの列車から大量の人が乗り込んで来て、一気に満席となった。やれやれ。

浜松駅に到着。



駅前には「出世大名家康くん」なるキャラクターが…。どこか「24時間働けますか」的な恥ずかしいものを感じる。



駅前の円形バスターミナルからバスに乗り、平野美術館へ。



■平野美術館「時代をかたどる美人たちー画家から見た女性ー」。残念ながら撮影は禁止。
河鍋暁翠「五節句の内 菊月」:かなりカラフルで色が今に至るまで良く残っている。
門井掬水「秋の山路」:鏑木清方の一番弟子で、伊東深水と郷土会というところで活動していた人。後ろ姿からのいわゆる見返り美人を描いている。
菊川英山「二美人図」:美人の後ろにあるふすまに富士山が描かれており、なるほどなあと思う。
上村松園「「雪女五枚羽子板」の雪女」:ボーっと浮き上がる白い雪女。松園はこういうのを描かせても上手いのだよね。

この他、有名どころは伊東深水、鈴木春信、渓斎英泉、月岡芳年、豊原国周、鏑木清方、竹久夢二など。私以外の観覧者は2人で、落ち着いて展示を見ることができた。しかもコーヒーサービスがあるので、これでもう少しゆったりとする。ありがたいことである。



残念ながら一階の平野ギャラリー(商業スペース)はまだ開かないようなので、移動を開始する。

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