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日経平均、25日線割れ続く

2023年07月16日 | 捕らぬ狸の経済



  7月14日
  日経平均 3万2391.26円(28.07円安)
  TOPIX 2239.10(3.89ポイント安)
  長期金利(新発10年国債) 0.475%(+0.010)
  1ドル= 138.22 - 138.24(0.14円高)


7月10日 3万3753円  14億1192万株 3兆4046億円
7月11日 3万3422円  14億6556万株 3兆3934億円
7月12日 3万3338円  13億9100万株 3兆3634億円
7月13日 3万2773円  15億0018万株 3兆5698億円
7月14日 3万2388円  15億3732万株 3兆8131億円

株探ニュース 2023.7.15
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今週の【早わかり株式市況】小反発、個別物色活発も円高が逆風材料に

今週の相場ポイント
1.日経平均は2週ぶり小反発、上値重い展開
2.良品計画・ローソンがS高、好決算受け
3.日銀修正観測が浮上、1ドル140円台割れ
4.米CPIは市場予想下回る、引き締め懸念後退
5.円高警戒ムード続く、3連休前で売買手控え


週間 市場概況
今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比2円(0.0%)高の2万2391円と、2週ぶりに小幅上昇した。

今週は買い手控え感の強い地合いだった。
日経平均は上昇しても戻り売りに押される展開が目立ち、大幅高に切り返した木曜以外は総じて軟調。
一方、個別では決算を手掛かりにした物色が活発だった。


週明け10日(月)の東京株式市場は前週からの売り基調が続き、日経平均は5日続落。
雇用統計を受けた前週末の米株安で買い手控えムードが漂うなか、為替市場での円高やETF分配金捻出売りが相場を下押しした。
個別では好決算を発表した良品計画がストップ高となり、注目を浴びた。

11日(火)の日経平均は小反発。
前日の欧米株高を受け朝方こそ高かったものの、その後戻り売り圧力が強まり軟化。
引き続き円高が逆風材料として意識された。
一時マイナス圏に沈むなど弱い値動きで、大引けは辛くもプラスに転じた。

12日(水)は大幅安。
日銀の政策修正観測がにわかに浮上し、為替市場では1ドル=140円台をあっさり割り込んだ。
円高警戒ムードが高まり、日経平均は前場中盤から一気に値を崩した。
途中下げ渋ったものの、この日夜の米CPI発表を控えた手仕舞い売りで引けにかけ再び下げ幅を拡大した。
個別では、好決算でストップ高に買われたローソンが輝きを放った。

一転、13日(木)はようやく全体相場が上昇に転じた。
注目された米CPIは市場予想を下回り、前日の米株市場では金融引き締め長期化への懸念が後退し買い安心感が拡大。
東京市場もこの流れを引き継いだ。

14日(金)は再び上値の重い展開に。
朝方買い優勢でスタートしたものの、円高や3連休前といった売買手控え要因が意識された。
日経平均は結局マイナス圏に転落して取引を終えた。


来週のポイント
来週は為替の動向に左右される相場となるだろう。
日銀が金融政策を修正するという観測が出ており、これが円高の要因となって株式市場の上値を抑えている。
27~28日の金融政策決定会合でどのような方針が発表されるかが注目されており、それまでは様子見姿勢が続きそうだ。


重要イベントとしては、国内では20日朝に発表される6月貿易統計、21日朝に発表される6月全国消費者物価指数が注目される。
海外では17日に発表される中国の4-6月期GDP、6月小売売上高と6月鉱工業生産、18日発表の米国6月小売売上高、19日に発表される米国6月住宅着工件数、20日に発表される米国6月コンファレンス・ボード景気先行指数に注視が必要だろう。


日々の動き(7月10日~7月14日)
7月10日(月) 5日続落、米株安や円高で主力株中心に売り継続
       日経平均 32189.73( -198.69) 売買高15億1531万株 売買代金3兆6945億円


7月11日(火) 6日ぶり反発、朝高も円高進行で後半値を消す
       日経平均 32203.57( +13.84) 売買高13億3223万株 売買代金3兆1719億円


7月12日(水) 反落、朝高も円高進行が警戒され3万2000円割れ
       日経平均 31943.93( -259.64) 売買高13億2486万株 売買代金3兆3989億円


7月13日(木) 大幅反発、欧米株高受けリスク選好の買い優勢
       日経平均 32419.33( +475.40) 売買高11億9918万株 売買代金3兆2828億円


7月14日(金) 小反落、円高や3連休を前に様子見姿勢が強まる
       日経平均 32391.26( -28.07) 売買高13億3681万株 売買代金3兆7640億円


セクター・トレンド
(1)全33業種中、22業種が値下がり
(2)値下がり率トップはJALなど空運
(3)東電HDなど電気・ガス、エーザイなど医薬品といったディフェンシブ株が安い
(4)輸出株はトヨタなど自動車が大幅安、ダイキンなど機械も売られた
(5)内需株はまちまち。JR東日本など陸運、上組など倉庫・運輸が軟調も、
  リクルートなどサービス、ZHDなど情報通信は堅調
(6)値上がり率トップはINPEXなど鉱業


【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)
1(1) 半導体
2(9) グローバルニッチ
3(2) 人工知能
4(11) 円高メリット
5(10) 地方銀行
※カッコは前週の順位

  株探ニュース(minkabu PRESS)



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