日経平均株価は、２万円を目前に足踏み状態か！

　５月19日
　日経平均　１万9590.76円(＋36.90円)
　TOPIX　1559.73(＋4.72)
　出来高　19億0863万株
　長期金利(新発10年国債)　0.035％（－0.010％）
　１ドル＝113.60円（0.60円高）

　５月15日　　１万9869円　　21億5577万株　２兆6519億円
　５月16日　　１万9919円　　21億7425万株　２兆6603億円
　５月17日　　１万9814円　　19億6447万株　２兆4927億円
　５月18日　　１万9553円　　21億8463万株　２兆7198億円
　５月19日　　１万9590円　　19億0863万株　２兆4077億円

朝日新聞　2017.5.20
■東証、３日ぶり上昇

19日の東京株式市場は、日経平均株価が３日ぶりに上昇した。
トランプ米政権への懸念はやや後退した。
終値は前日より36円90銭高い１万9590円76銭。
前日は260円超も値下がりしたが、割安感から買い戻しの動きも出た。

先週の日経平均株価は週前半に強含み、16日には２万円まであと２円（１万9998円）と迫ったものの直前で失速してしまった。
このパターンは、最近の傾向のような気がする。
しばらくは、２万円直前（１万9100円～１万9900円）でのボックス相場が続くものと、ぼくは予想する。

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　　　　　朝日新聞　2017.5.19
　　　　　トランプリスク
　　　　　日米で株価急落／東証261円安、ＮＹ372ドル安
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トランブ米政権を巡る疑惑が日米の金融市場を揺らしている。
減税やインフラ投資が不透明になったところに、ロシアを巡る疑惑が重なり、先行き不安から株価が急落した。

18日の東京株式市場は、取引開始直後から幅広い銘柄で売り一色となった。
日経平均株価は一時360円超も下落。
東京市場に先立つ17日のニューヨーク市場では、ダウエ業株平均の終値が前日比372.82ドル（1.78％）安の２万0606.93ドルとなり、米大統領選後最大の下げ幅に。
外国為替市場ではリスク回避のため「安全資産」の円が買われ、18日早朝の海外市場で約３週間ぶりに１ドル＝110円台半ばの円高ドル安水準となった。
東京市場でも円高傾向となり、輸出関連株が売られ、株価が下がった。

下落した銘柄を買い戻す動きも出て日経平均の終値は前日より261円02銭（1.32％）安い１万9553円86銭。
市場では「今やトランプ氏がリスク」との声も出始めた。
　（大隈悠、福山亜希）

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　　　　　朝日新聞　2017.5.20
　　　　　二つの「大将」台湾で対決
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「鮫子の王将」が４月に台湾に進出し、南部の高雄市に１号店を開いた。
ライバルの「大阪王将」も昨年９月に台北市に進出。
現地では「日本式焼きギョーザ戦争が台湾で始まった」と注目されている。

「鮫子の王将」の新店舗のコンセプトは「クールジャパン」。
店内には富士山の絵が描かれ、高級感のある木製カウンターとともに雰囲気を盛り上げている。
４月20日の開店初日は、店があるショツピングモールの外に順番待ちの列ができた。
店を展開する王将フードサービス（京都市）は2014年に中国から撤退し、台湾が海外再挑戦となる。
ギョーザは一皿６個で75台湾ドル（約260円）と、日本とほぽ同水準。
皮に北海道産の小麦を使つていることを宣伝し、味は台湾向けに少し塩味を抑えた。

一方、「大阪王将」のイートアンド（東京）は昨年９月、台北の三越系デパートに現地資本が運営する１号店を開いた。
やはり行列ができる人気で、４月初めには台南市に３号店を開店。
一皿６個で80台湾ドル（約280円）で、味付けはほぼ日本と同じという。

台湾では水ギョーザが主流で、焼いた細長いギョーザも「鍋貼（クオティエ）」と呼ばれ人気だ。
皮は日本より厚め。
街の食堂では１個５台湾ドル程度だ。
日本風の焼きギョーザがどれだけ受け入れられるか、今後も注目されそうだ。
　（高雄＝西本秀）