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日経平均、3万円か

2021年02月07日 | 捕らぬ狸の経済


 2月5日
 日経平均 2万8779.19円(+437.24円)
 TOPIX 1890.95(+25.83)
 出来高 15億3727万株
 長期金利(新発10年国債) 0.055%(変わらず)
 1ドル=105.49円(0.30円安)


2月1日 2万8091円  11億4553万株 2兆5118億円
2月2日 2万8362円  11億6898万株 2兆5772億円
2月3日 2万8646円  13億7438万株 2兆7863億円

2月4日 2万8341円  13億4443万株 2兆8045億円
2月5日 2万8779円  15億3727万株 3兆1898億円

■株探ニュース 2021.2.6
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今週の【早わかり株式市況】大幅反発・再び2万9000円接近、米株高・好決算で買い優勢

今週の相場ポイント

1.日経平均は2週ぶり大幅反発、米経済回復期待や好調な企業決算を好感
2.週前半の3営業日で前週後半の急落分をほぼ帳消しにする戻り相場を演じる
3.バイデン政権の追加経済対策を民主党単独で成立させるとの観測が追い風に
4.ソニーが業績増額を好感され人気化も、半導体や電子部品株は全般冴えない
5.週末は米株高に追随し日経平均が430円強の急伸、1月25日以来の高値


週間 市場概況

今週の東京株式市場は日経平均株価が前週末比1115円(4.03%)高の2万8779円と2週ぶりに大幅反発となった。

名実ともに2月相場入りとなった今週の東京市場は、米経済の回復期待や国内企業の決算発表が本格化するなか、それを横目に総じて強気優勢の地合いとなった。
日経平均は週半ばまで3連騰でリスクオンの流れが鮮明に。
目先利食いによる上昇一服場面を挟んで週末は再び大きく上値を伸ばし、1月25日以来の高値水準に浮上して取引を終えた。


週明け1日(月)は前週末の急落の反動で買い戻しが優勢となった。
米株価指数先物やアジア株市場が堅調だったことも投資家心理改善につながり、景気敏感株中心に買いが集まり日経平均の上げ幅は400円を上回る意外高の展開となった。

2日(火)は米株市場で個人投資家の投機的売買に対する警戒感が後退し、主要株指数が反発に転じた流れを引き継いで続伸。
政府から緊急事態宣言の1カ月延長する方針が示したが、株価には織り込み済みだった。

3日(水)はバイデン新政権が打ち出した大規模な追加経済対策について民主党が単独で成立させる手続きを進めていると伝わり、これを好感する形でリスクオン継続、日経平均は週初からの3営業日で前週後半に急落した分をほぼ取り戻した。

4日(木)は目先利益確定の売りが出て日経平均は4日ぶりに反落。
業績予想の上方修正を発表したソニーが集中人気となったが、そのほかの半導体や電子部品株の軟調ぶりが目立ち、全体指数を押し下げた。

5日(金)は大幅反発となり、好決算発表銘柄などを中心に買いが集まり日経平均の上げ幅は終値ベースで437円高と月曜日の上げ幅を上回った。
前日の米国株市場で主要株指数が揃って買われナスダック総合指数とS&P500指数は史上最高値を更新するなどリスクを取る動きが加速しており、この流れに追随する形となった。


来週のポイント

ここ1カ月は2万9000円大台を前に足踏みが続いていたが、来週は大台を突破し、さらに上値を追う展開が期待される。

重要イベントとしては、国内では8日朝に発表される12月国際収支が注目される。
海外では10日に発表される中国1月の生産者物価指数と消費者物価指数や米国1月消費者物価指数に注視が必要だろう。
なお、中国は11日から17日まで春節休暇となる。


日々の動き(2月1日~2月5日)

2月1日(月) 3日ぶり急反発、景気敏感株高2万8000円台を回復
       日経平均 28091.05(+427.66)  売買高11億4553万株 売買代金2兆5118億円

2月2日(火) 続伸、米株高や円安でリスク選好の買いが続く
       日経平均 28362.17(+271.12)  売買高11億6898万株 売買代金2兆5772億円

2月3日(水) 3日続伸、欧米株高を受けリスクオンの流れが継続
       日経平均 28646.50(+284.33)  売買高13億7438万株 売買代金2兆7863億円


2月4日(木) 4日ぶり反落、主力株中心に利益確定売りが優勢
       日経平均 28341.95(-304.55)  売買高13億4443万株 売買代金2兆8045億円


2月5日(金) 急反発、景気敏感株が買われ昨年来高値に接近
       日経平均 28779.19(+437.24)  売買高15億3727万株 売買代金3兆1898億円


セクター・トレンド

(1)全33業種中、32業種が上昇
(2)JAL 、ANAHDなど空運業が値上がり率トップ
(3)郵船など海運、住友電など非鉄、日本製鉄など鉄鋼など景気敏感株が大きく買われた
(4)トヨタ、日産自といった自動車株が大幅高など輸出株も上昇
(5)東急など陸運、三井不など不動産、NTTなど情報・通信といった内需株も総じて堅調
(6)野村など証券、三菱UFJなど銀行、第一生命HDなど保険といった金融株も高い
(7)唯一、味の素、東洋水など食品が下落


【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数上位5テーマ)

1(103) グローバルニッチ  「グローバルニッチ」を制す大化け期待の8銘柄
2(1) 半導体  ゲームや半導体、EV関連で過去最高の更新が目立つ(和島英樹)
3(4) 電気自動車関連
4(3) 半導体製造装置
5(5) 2020年のIPO
※カッコは前週の順位

  株探ニュース(minkabu PRESS)



■モーニングスター 2021.2.6
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株式週間展望=「業績相場」移行への試金石/10日のトヨタ決算焦点、日経平均25日線奪回、足場固めも

警戒ムードから一転して上昇の勢いを取り戻した日経平均株価は今週(1~5日)、2万8779円(前週比1115円高)と昨年来高値(1月25日の2万8822円)に一気に迫った。
TOPIX(東証株価指数)は高値を更新。
一方、決算ラッシュの中で変化しつつある物色動向は、自動車株などがけん引する「業績相場」への突入を示唆している。
来週(8~12日)はトヨタ自動車も21年3月期第3四半期(20年10月~12月)決算を発表し、その傾向が一段と強まるかもしれない。


今週光った業種は自動車だ。
東証業種別指数の動きを見ると、自動車関連を含む「輸送用機器」は前週比で約1割上昇。
これは「空運」に次ぐ2位の値上がり率で、個別ではデンソーや武蔵精密工業といった部品株のほか、完成車メーカーの株価も急騰した。

コロナ禍で落ち込んだ生産が回復に向かっているほか、電動化のニーズを取り込む企業も少なくない。
さらに、米アップルのEV(電気自動車)事業参入への期待が重なった5日は、マツダがストップ高したほか、SUBARUや三菱自動車も大幅高に買われた。

1月下旬から発表が本格化している10~12月決算を通じ、各社の収益回復が鮮明化している。
先行して業績が拡大していた半導体セクターにはいったん利益確定売り圧力が強まった半面、一抹の不安がぬぐわれた自動車などには堰(せき)を切るように資金が流入している。
また、ワクチン接種開始を視野に「コロナ後」を見据えたトレードも活性化し、前出の空運のほか非鉄金属や鉄鋼も人気化している。

10日の午後1時25分には本丸のトヨタの決算が控える。
連結営業利益は10~12月の市場予想が5400億円前後(前年同期は6544億円)で、通期計画(1兆3000億円、前期比46%減、市場予想は1兆5000億円強)の再増額の有無も焦点。
金融相場から業績相場へのスムーズな移行への試金石にもなりそうだ。

 テクニカルでは日経平均は、前週に割り込んだ25日移動平均線をほどなく奪回し、その後は5日線を上向かせて両線のミニ・デッドクロス(DC)も回避した。
来週は高値圏での足場固めが見込まれ、状況次第では2万9000円台の回復も期待される。
また、北半球で春の訪れが近づけば、新型コロナ収束への期待が一段と高まるだけに、天候を従来以上に注視したい。
予想レンジは2万8300-2万9500円とする。

主な経済指標は国内が1月景気ウオッチャー調査(8日)、1月工作機械受注(速報値、9日)、1月都心オフィス空室率(10日)など。
12日はオプションSQ(特別清算指数)の算出日。

海外は中国で10日に1月消費者物価・生産者物価。
米国は1月消費者物価(10日)など。
なお、5日日本時間夜発表の米1月雇用統計の内容については、締め切り時間の都合で本稿には反映していない。  (市場動向取材班)

  提供:モーニングスター社


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