徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

薬師寺食堂の阿弥陀如来像は素晴らしいようだ

2017-06-08 12:25:34 | アート・文化
確か、昨日のNHKニュースで、この度、薬師寺の食堂の落慶法要が行われ、
そこの本尊である阿弥陀如来像が披露されたことを伝えていた。

(薬師寺のHPより)

この本尊を描かれた田渕俊夫さんは、次のような趣旨のことをおっしゃっていた。(かなりうろ覚えです)
本当に、素晴らしい作品であると思いましたので、書きとどめておきます。

「特に、眼をどのように書くかに悩んだ。一点を見つめているように書くと、多くの人を救えないし感じ。
 一枚の絵ではあるが、皆さんに見てもらい、喜んでもらえることで、絵に魂が宿るような感じ。
 まさに、絵師冥利につきます」

ちなみに、食堂とは(薬師寺のHPより)

食堂は僧侶が斎食をするための建物で、僧侶約300人が一堂に会する規模であったと発掘調査により判明しています。『薬師寺縁起』によると食堂の規模は東大寺、大安寺に次ぐ大きさとされており、その記録がほぼ裏付けられています。
創建当初の建物は天平2年(730)頃に建てられたとみられ、天禄4年(973)に焼失しました。その後、寛弘2年(1005)に再建されましたが、再び失われました。(年代不明)
新たに復興した食堂は、建物外観は奈良時代の意匠を凝らした作りとし、内部は現代技術を活用することで広い空間を確保し、食堂を多目的に利用することを想定しています。
堂内には田渕俊夫画伯により描かれた食堂ご本尊「阿弥陀三尊浄土図」を中心に、全長約50メートルにわたる壁画「仏教伝来の道と薬師寺」が奉納されます。
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