トンボのお礼
昨日のこと、校舎の廊下の突き当り右側の窓に、ジジジジジと羽を動かして動けないでいるトンボを発見した。ふつうのトンボではなく、ヤンマ系の大きなトンボのようである。
どうやら、学校に迷い込んで行き場を失ったみたいだ。
すぐにでも助けてやりたいところだが、窓のロックがかかっている位置は高くて手が届かない。脚立にでものるしか無理な所だ。
何か良い方法はないかと考えていると、 . . . 本文を読む
茨木のり子作詩 「一人は賑やか」 朗読:akoya (YouTubeでご覧ください。共有させてもらっています)
昨夜19:30~、NHK東海版でこの方の詩や人生について紹介されていた。
本日どうしてこの方をここに取り上げさせてもらうかと言うと、マイブログを書き始めたのが、15年前の5月。その時の2回目の題材にこの方の「自分の感受性くらい」という詩を取り上げさせてもらったからだ。
とても、印象 . . . 本文を読む
「桜は満開なのに」
桜は満開なのに、見る人は少ない。
寒いから? いや違う。
美しくないから? いやもっと違う。
なぜかと言えば、見る人の心がしぼんでいるから。
今までにこんな春があっただろうか?
私の知る限りではない。
でも、桜は今年もきれいに咲いている。
強い風や雨にも耐えて、今が盛りと咲き誇っている。
どうか、今しばらくその内 . . . 本文を読む
朗読練習■自分の感受性くらい
(youtubeでご覧下さい)
マイブログは5月26日で12周年を迎えます。
その12年前の最初の記事が「30分ウォーク」でした。(そのことについては前々回に書きました)
そして、その次(5月27日)に書いた記事が「自分の感受性くらい」というタイトルでした。
この記事をバックナンバーで見ていただくとわかるのですが、当時私が1998年3月3日に掲載された毎日新聞の社説 . . . 本文を読む
温かい初夏の昼下がり
部屋で寝転がってうたたねをする
開け放した窓からはそよ風が流れ込み、ほほに当たる
こんな気分過去にも何回かあったなあ
そして、そのなつかしい思いが心に沸いてくる
そんなちっぽけな幸せ
でも、なんだか嬉しい 甘酸っぱい香り
. . . 本文を読む
先日、「命拾い」をした
それは、対向車のセンターラインオーバー
というより、正面衝突に近いまでの接近
結果は、間一髪セーフ
事故無く、通り過ぎた
でも、昨日のニュースの新幹線での殺人
突然、うらみもなく殺される
「命拾い」できなかった無念さ、くやしさはいかばかりか
悪夢ならさめてほしい
でも、さめない現実
助かった人は「儚い」夢とならないようにしたいものだ
とにかく、生 . . . 本文を読む
雨ニモマケズ 宮沢賢治 朗読
この詩は日本人ならほとんどの人が知っていると思われる有名な詩です。
中学生くらいに習ったように思いますが、ほとんど忘れていました。
そして、先日この詩のことで前に取り上げさせていただいた
「抜萃のつづり その七十七」に書かれていた鍋島直樹氏(龍谷大学教授)のエッセイを読み、感銘を受けました。
そのエッセイは
「雨にもマケズ」のこころ
というタイトルで書かれて . . . 本文を読む
いつも、何か良いこと起こらないかなあって思っている
しかし、なかなか起こらない
逆に、急に悪いことが起こったりしてあわてることになる
人生なんてそんなものと思って生きよう
もし、仮に宝くじで2億円当たったとしても、良いことばかりとは限らない
ひょっとしたら、喜びのあまり突然死するかもわからないし
誰かに盗られるのではと不安におびえることになるかもしれない
また、長生きして100歳まで生きる . . . 本文を読む
人は誰でも自分という乗り物に乗っている
料金はいらない
行き先は未来のどこか
どこかは人によってまちまち
スピードは誰でも同じで一定
だから、「今」がすぐに過去になる
そして近い未来も、普通なら、じきに「今」になり、過去になる
こんなこと、誰でも知っている
でも、この乗り物が動けなくなると、そこに未来はない
だから、乗り物には栄養を補給して、メンテしないと
そして、操縦士にも心に栄養を与えて、ど . . . 本文を読む
先日、ズボンのポケットから何かが転げ落ちた。
畳に落ちたそれを拾い上げると、10円玉だった。
かなりきれいに光っていたので、何年製造のものだろうとコインを見ると、
「昭和37年」と書かれていた。
私とあまり歳が違わないが、やけにきれいだ。
あまり、何カ所も経由することなく私の手元に来たのだろう。
誰かの家の貯金箱で長く眠っていたのだろうか?
それとも、銀行に長い間眠っていて、最近放出さ . . . 本文を読む