長いようで短い人生。
今まで、いろいろなことを経験し、それなりに頑張って生きてきたつもり。
しかし、何かしっくりこない。
これで良かったのかと。このままでいいのかと。問いかける自分がいる。
それは、心のつぶやき。
心のつぶやきはやがて声を大きくして、自分の体という殻から飛び出そうとする。
それが、心の叫び。ムンクのように大きな声で。
「さあ、勇気を出して、自分の殻を突き破りなさい。自分を信じて、もっと広い世界へ旅立つのですよ!」と。
でも、もう一人の自分がこうも言う。
「もう、遅いよ。これからの余生をじっくり、ゆっくり歩めばいい」と。
昔の人は人生五十年と言っていたが、そのラインはもう過ぎている。
今は人生八十年とか言っているが、そんなのは平均寿命の話。
心が元気な内に、殻にも頑張ってもらって、もう一花。
咲かせたい。!!