現在メディアを賑わせている?日大アメフト事件ですが、この事件の収束は一体どこにあるのでしょうか?
結局、メディアが正義ぶって終わりなのでしょうか?
言い返せない立場になった大学を一方的に断罪して、悦に浸っているようにしか思えません。
日大の悪をほんの少しさらしただけで、何の解決にもならないことをメディアは面白おかしく報道するだけでしょうか?
この事件で矢面に立たされた人たちは、騒がれるだけ騒がれて日常生活を失ってしまうだけです。
ただ、不幸になっていくだけです。
この構造は素人企画のテレビ番組の制作方法を同じだと思いませんか?
今までプロ=芸能人やお笑い芸人ばかりの不倫や覚せい剤使用といった不祥事をあげつらってきましたが、今回はアメフトをやっている大学生を主人公にした素人参加型の企画にしか思えません。
マスコミがいう「正義」とは「視聴率がとれること」です。
つまりマスコミに真実や本当の正義などあり得ません。
偉そうに正義の剣をふるっているように見せかけています、ラッパを吹いているように見えますが、彼らは、社会正義などなく、素人を使って面白おかしく騒ぎ立ててることによって、番組視聴率を稼いで何とかスポンサー企業を集めようと思っているだけです。
つまり、マスコミの報道は常に偏向報道でしかなく、全く正義はありません。
そして、タックルされた側の父親で維新の会の議員も、示談成立により、情状酌量を求めました。
「騒ぎを大きくしたい」
全く持って炎上ビジネスをしていただけだと感じます。
・・・・・・・・・(悪質タックル問題で加害選手と関学選手の示談が成立…被害者の父がツイッターで明かす 6/1(金) 9:46配信 スポーツ報知)
悪質タックル問題で加害選手と関学選手の示談が成立…被害者の父がツイッターで明かす
アメリカンフットボールの定期戦での悪質なタックルで負傷した関学大のQB(クオーターバック)の父で大阪市議の奥野康俊氏(52)が1日、自身のツイッターを更新し、日大の加害選手との間で示談が成立したことを明かした。
奧野氏は「宮川選手との間で、双方の代理人を通じて、示談が成立することになりました。宮川選手の今後の人生を応援したいと思います」と発表した。さらに「SNSから始まりメディアを含め応援いただいた皆さんのお力、その相乗効果の結果、日本で初の事案になるであろう形(捜査継続中)で一定区切りがついた事、心から感謝申し上げます」とつづった。
今後について「以後の行く末と応対は、政治家の最後の仕事として、教育基本法に照らし、大学の設置基準、税金から支払われる日大への補助金の投入の是非、理事長含め理事の選任の仕方、評議員の選定と役割等、あるべき姿に向け、提言していきたいと存じます。(今後、私は公人の立場ですので、政治の立場からのメディア対応、取材はお受けさせていただきます。)」と記していた。
ツイッターでは示談書を公開し「宮川君が、自分の正しい意思を貫ける大人になるよう、彼を応援します」と示していた。また「追記」として「示談金30万円は、これまでの交通費、記者会見会場費用など、今後かかる大阪東京、往復の実費交通費など相当額です。弁護士費用は含みません。(今後、私は公人の立場ですので、政治の立場からのメディア対応、取材はお受けさせていただきます。)」と明かしていた。
・・・・・・・・・・(転載ここまで)
一体この結果のどこに正義があるのでしょうか?
そもそもアメフトをやっている彼らは、今までの人生はアメフトによって、いやスポーツによって大学までは入れたのだし、これからの人生もアメフトによる恩恵を受けて就職、結婚、子育てまでしていくだけです。
これは別にアメフトだけではありません。
全てのスポーツや学歴もそれに相当します。
その受けられる恩恵の大きなものに人間は集まってくるだけです。
それが悪であろうが何だろうが「結果的に自分が得すればいい」とだけ腹の中で考えているだけです。
「スポーツで結果を出せば得する社会構造」「テストで高得点をとれば得する構造」にこそ問題があることは糾弾しないのでしょうか?
できるわけありあせんよね?
プロスポーツでぼろもうけしている暴力団やスポンサー企業がメディアを作ったのだし、広告依頼してくる大口の客さんなのですから。
彼らは「いかにスポーツを美談で固めるか?」に腐心しているだけです。
実際のスポーツ選手、オリンピック選手は、その影響力の大きさから、羽生結弦選手のように23歳で国民栄誉賞を与えられ政治的利用をされます。
・・・・・・・(羽生結弦さんに国民栄誉賞。政府が決定。23歳での受賞は、個人では最年少)
菅官房長官「多くの国民に感動と夢を与えてくれたことに顕著な功績があった」
平昌オリンピックの羽生結弦選手
平昌オリンピックのフィギュアスケート男子で2014年ソチ大会に続き、2大会連続で金メダルを獲得した羽生結弦選手(23)に、国民栄誉賞が授与されることが決まった。産経ニュースなどが報じた。
政府が6月1日、閣議で正式決定。菅義偉官房長官が同日午前の記者会見で発表し、「多くの国民に感動と夢を与えてくれたことに顕著な功績があった」と述べた。
個人では最年少、フィギュア選手で初受賞となる。授与式は7月2日に首相官邸で行われる予定だ。けがで約4ヵ月のブランクを経て出場した平昌オリンピックで、男子では66年ぶりの偉業となる2大会連覇を果たしたことなどが受賞の理由だという。
・・・・・・・・・・(転載ここまで)
このように政治利用され、さらに大企業スポンサーによりイメージ利用されるだけです。
国民栄誉賞をもらって何になるのでしょう?
人間として偉いのでしょうか?
講演会して金が貰えるだけはないでしょうか?
私は単に運が良かっただけだと思います。
さらに、国民栄誉賞を授与してくる政府、安倍晋三や麻生太郎はどういう人物かご存知でしょうか?
暴力団や北朝鮮と公然と繋がっており、庶民に重税をかけ、大企業優遇政策をとり、弱者をいじめているヤクザと同じ人たちです。
自分の私利私欲のためには平気で嘘をつき、「ばれなければウソはついてもいい」と平然としている人たちです。
そんな人たちから栄誉をもらって、何の価値があるのでしょうか?
多くの親が、「有名になって、大金を稼いで、最後は表彰してもらってほしい」と子供に望みをかけてしまっています。
しかし、スポーツの世界はヤクザや巨大企業ファミリー企業が実質的に支配しており、政治的利用、そして広告塔として「アイドル扱い」されるだけです。
柔道の野村や篠原、さらには井上康生も柔道が強いだけで単なる広告塔に成り下がっています。
カルト宗教団体の天理教は天理大学の野球部や柔道部を使って、イメージ戦略をしています。
彼らは「天理教を信じていたから」スポーツで華々しい実績を残せたのではありません。
もともと単なる柔道少年です。
神様からもらった柔道の才能を己のために使い、己が有利になるために、もっと結果が出せるための環境選びで天理大学や東海大を選んだだけです。
ですから彼らは柔道をとってしまったら何も残りません。
はっきりと言えば、普通の人以下です。
それがばれると不味いため、大企業やメディアはスポーツ選手を輝かせようとするのです。
日大の反則タックルした選手は「監督の指示でやらされた」と言っていますが、
「アメフトで自分が得したかっただけ」
だということを隠してほしくないです。
「自分はアメフトでしか生きていくことができません。」
とはっきり認めるしかない。
そして、「自分の人生を守るために、相手QBを怪我させて、相手の人生を棒に振ってしまっても構わない」
と腹を決めていたと話すべきです。
さらに「アメフトしか取り柄のない自分を輝かせてくれて内田監督に感謝します」と話すべきです。
「監督の指示に逆らえなかった」
のではなく、「自分の実力がなく、アメフトしかすがることができない、アメフトしかやってこなかったため、内田監督の指示に従うしか、今後の人生の展望が見えなかった」と言うべきです。
子育てにおいて、親はこどもに「損か得か?」でスポーツや勉強をさせてはいけないと思います。
「損か得か?」でやらせると、最期は「結果欲しさ」に悪に手を染めます。
そして、親やコーチも悪を容認します。
一度悪に手を染めれば、あとは墜落する人生だけが待っています。
「子供を有名にして金持ちにさせること」が子育てなのでしょうか?
「子供を幸せにすること、喜びと感謝、感激に満ち溢れた人生をおくってもらうこと」
が子育ての目的ではないでしょうか?
「損か得か?」で育てれば、最後は親の存在すら「損な存在」になりえます。
80、90歳過ぎれば介護が必要になったり、稼げなくなってしまうのですから!
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