室内楽の愉しみ

ピアニストで作曲・編曲家の中山育美の音楽活動&ジャンルを超えた音楽フォーラム

新宿・春の楽しいジャズ祭り、つづき

2010-05-17 00:55:37 | Weblog
ヤンネと二人っきりのステージを終えて、スーツケースを置いてある大ホール楽屋を、ヤンネが無事に見つけてくれる事を祈りながら、私は大ホール1階奥のホワイエへ向かいました。(1階でよかった・・・。3階じゃなくて助かった)



田部さんのお人柄もあって、《田部雅美フレンズ》はいつもなかなかの盛況です。

      

田部さん(ギター)永谷”大将”(テナー)菅野くん(トランペット)白須さん(ベース)須崎さん(ドラム)

菅野くんの向こう側に、朝、銅鑼で打ち合わせしたてのバイオリン・大谷さん(写真 by 阿部寛)

いつもノリノリのダンスを披露して盛り上げて下さる井坂さんと佐藤さんコンビ。

      

演奏の内容的には、練習の時に決めた順番どおりに行かなかったり、まあ色々(ジャズらしい)でありましたが・・お祭りらしい興奮に手伝われて、楽しいライヴになったと思います。田部さんのMCがあまりに短くて、1曲Diga Diga Doo を追加しました。


田部バンドが終わったら、そこに池田くんと大熊くんが来ていました。あ~、よかった。
「大変だったわね~!」「どうも、本当にスミマセンでしたー」

ハラスキーの二人をホール前のハンバーガー・ショップに連れて行き、詳しく話を聞きました。とにかく怪我がなくて良かった。おまわりさんが、手書きで作る”和解書”を書くのに手間取ったのと、相手がなかなか名乗らなかったので、ひどく時間がかかってしまったそうです。

前々日、ウチでリハーサルやって、当日もせっかく早起きしてリハーサルして来たのに、演奏できなくて、残念でした。
池田くんは、ほんとうに温厚な性格で、怒った顔など想像もできないようなヒトなのですが、いったん友達の為となると、武闘派にもなるんだなあー。二人にとって、いや、みんなにとって『タンゴ』な一日となりました。


一見落着してからは、ホール全館で繰り広げられている演奏を見せて頂くことにしました。せっかくだから、小ホールのプロ中のプロの演奏を鑑賞しました。皆さん、すばらしいです。

最後に仲間の《新宿アコギの会》の演奏を見にいきました。あちらも、《アストロノーツ》や《田部フレンズ》を応援しに来て下さっています。

大ホールの3階ホワイエという、「本当にこれが聴きたい!」と思う人しか来ない場所ですが、けっこうな人数のお客さんが集まりました。

    

出演者の人数も多くて、一番前のかぶりつきに座っていると、写真に入り切りません。(長谷川さん、ゴメンナサイ)

   

カッコイイ帽子をかぶった河野くんの後ろでシンバルで盛り上げる加藤亜依ちゃんの姿がかろうじて見えるかな~。左奥でリズム・ギターに徹する昻谷さんの姿も。右後ろで全員の下支えをする加藤人さん、ごくろー様でした。

   

神戸からのニューオリンズ・ジャズ界の大御所、木村陽一さん「オールウェ~イズ・・」を歌われました。皆さんを撮影する田部さん。(みんな、いーな~)

こうして、それぞれの《ジャズ祭り》は終わりました。

この後、アコギの会の仲間たちと打ち上げに繰り出したのは、いうまでもありません。