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タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

売り上げゼロ ゼロ戦の歴史から学ぶ!

2020年04月17日 | 社内・社員さん・スタッフ向け

現実にコロナ禍によって収入が絶たれた人たちも多いと聞きます。

現在は売り上げがあるのに 

売り上げゼロを想定するのは不謹慎かもしれませんが

私たちも 今後の流れによってはそうなる可能性はゼロではありません。

 

「災難は忘れた頃やって来る」

世間様はコロナ禍一色で 

高い確率で想定されている

東海地震や東南海地震それに富士山の大噴火は

忘れ去られている感じです。

ここに隙が出来ているので 危うく感じます。

 

 

 


 

 

売り上げゼロになった場合 どれだけ生き延びれるのか?

当社の経営状態を冷静に判断して 

売り上げゼロの場合 約三か月でしょうか?

売り上げが半減すると 約半年?

売り上げが25%落ちれば1年の生存が精一杯です。

もちろん経費や人件費が同じ水準で変化しないことを想定しています。

 

 

これは会社を守る発想ではなく 

社員さんを守ることを最優先する考えをベースにしたものです。

生き延びるためには 

もちろん必要性の低い経費の削減や 

減らすことの出来るものは減らしますので 会社の延命は多少できるものですが

社員さんの一致団結がなければ もっと早く会社は瓦解しまいます。

一方で一致団結が強まれば 

延命どころか成長軌道へ乗る可能性も秘めています。

だからこそ極限の状態を想定し 覚悟を決めれば怖いモノ無しです。

 

 

 

太平洋戦争の初期 

ゼロ戦という超高性能の戦闘機が

ベテランの搭乗員によって大活躍しました。

すぐれた運動性能と長い飛行距離によって無敵に近い存在でした。

 

しかし運動性能を高めるため防弾装置や消火装置はなく

銃撃を浴びてしまえばすぐ燃え上がる弱点がありました。

 

続く戦闘によってベテラン搭乗員は少なくなり 

経験の浅い搭乗員が増えると

アメリカのF6Fヘルキャットやサンダーボルトなど

2000馬力の強力なエンジンを積み 

防弾装置や消火装置を完備した戦闘機に 歯が立たなくなりました。

 

そうなると精神論が前面にでて 

ゼロ戦に爆弾を搭載して敵艦隊に体当たりする特攻攻撃が始まったのです。

 

小さくて軽量な会社や店ほど 

そうした精神論に溺れやすい傾向があります。

そもそも私も開業の頃は 

他の人の3倍働いて2倍儲けるといって 

朝10時から夜10時まで営業をしていました。

そのお陰で店は軌道に乗ったんですがまさに精神論でした。

 

 

売り上げゼロを想定しての精神論は危険です、

搭乗員(社員さん)の安全安心を最優先し 

防弾装置や消火装置を配備する考え方で 

ピンチを乗り越える方向性を選びましょう。

それで会社がダメージを負ったとしても それは当然のことで

会社とは 会う社ですからね 

お客さまや社員さんが良い関係を結ぶところです、

そこに一致団結の求心力を作用させる方向性を見出すことが重要でしょう。

好調な時よりピンチの時に 

その会社の本質的なものがあぶりだされて来る気がします。

お役に立ってナンボです。

誰に 社員さんとお客様にさらに取引先様に!

 

さてさて私はどうするでしょうか?

えらそうなことをのたまうだけで 逃げ隠れするかもしれませんね。

創業者には野生の血が流れていますから 

ピンチにはめっぽう強い!かも。

 

 

長い前置きでしたが 

少人数での複数店舗運営は 労働時間を短くして 

休みをみんな同じ日に合わせて休む働くを一致させます。

今は水曜日が定休日ですが 

隔週週休2日制を導入しさらに不定休も入れたいと思います。

また営業時間も短縮化したいと考えています。

 

これによって全員一致化を実現します。

全員一致化で公平感が熟成され 

思わぬアイデアが飛び出したりして 

売り上げゼロの異常な状態から脱出して 

生存期間が延びていきます

それからさらに 雪だるまが坂道を転げるように大きくなっていくのではないでしょうか。

 

売り上げゼロの想定は その核になる人心の一致を最重要視するものです。

 

想定できる最悪の状況が見える化されたとき 

なぜか恐れから安心へ心が変化するのは自然なことです!

これからは大変な時代になるかもしれません。

 

なるようになる!

 

ありがたいことです。

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