大河ドラマ「どうする家康」は
いよいよ三方ヶ原の合戦に進むようです。
甲斐の国から上洛を目指し 兵を進める武田信玄公
史実では 三方ヶ原の合戦で家康公は 完膚なきまで叩きのめされて
命からがら浜松城まで逃げ帰り その途中恐怖のあまり脱糞したとされています。
家康公が凄いのは そのことを忘れないため自身のへなちょこな姿を絵に描かせたこと
「しかみ図」 以下ネット抜粋
そして戦国最強と言われた武田の軍旗は「風林火山」
孫子の一節を旗印にした有名な軍旗です。
孫子の一節に有名な「敵を知り己を知れば百戦危うからず」があります。
敵を「お客様」「同業他社」に改めて
「お客様を知り自分自身を知れば 商売も繁盛する」と読み替えると
現代はネット社会でありますが
そのネットデジタル社会の欠点もまた見える気がします。
ネット販売では「お客様」を決めつけていると感じるのは私だけでしょうか?
タイヤに関してですが
1 お客様は安いのが絶対条件だ。
2 取り換えは 取り換え専門店へ足を運んでもらうもんだ。
3 それには事前予約が必要だ。
4 ネットで完結するので便利だ。
個々の事柄から言えば それは事実でしょう。
しかし流れという観点から言えばどうでしょう?
ネットで買って 取り換え専門店へ足を運ぶのには抵抗はないのでしょうか?
人と会わずネットで購入し また知らない取り換え店へ 予約した時間に行く。
妙に がんじがらめに縛られている気がしますが?
ネット時代も進むにつれて
その内包する弱点や隠されためんどくささが見えてきました。
ネットでタイヤを売る業者さんは もちろん販売の増大を求めています。
数は力ですからそれは当然です。
そして彼らは タイヤを売っているのです。
売るために
取り換え専門店を組織して さもネットで完結するように装っているのです。
それはそれで間違いではありませんが
リアル店舗の私たちは
「お客様を知り ネット業者の考えを知る」ことで
独自の進路を導き出して タイヤ小売店を前に進めることが出来ます。
一番簡単に言えば
リアル店舗へ
タイヤを買いに行ったらきちんと説明を受けて
その場で購入交換出来ればそれが一番と思います。
タイヤの事はよく分からないのが タイヤを必要とされるお客様の真実ではないでしょうか?
耳学問で ダンロップとかブリジストンとか知っていても
どれがどうなのか? 判らないのが実情です。
それなら 少なくともタイヤ専門店で
説明を聞いて ご自分が納得できすぐ交換できるなら、
ネットで買うよりこちらの方が遥かに楽ちんです。
タイヤの事をよく知っていてネットを使いこなす人ならともかく
よく分からない人が 知らない取り換え店へ出かけるのは気が引けませんか?
こういった人が多数おられるのです。
当店は こういう方々がお客様です。
そこまで考えを絞るとどうするか?
購入率 即時交換率を上げる!
1 販売と取り換え作業を一体化する。
2 お勧めするタイヤを在庫する 販売上位20位ぐらいは常時そろえる。
3 従業員は 販売員・作業スタッフの多能工に社長も含めてタイヤ専門家であること。
4 お客様のニーズに沿った品揃えをする。
A お勧め品 B 上級品 C 格安アジアンタイヤ D 中古タイヤ E 中古単品タイヤ
「タイヤ専門店イマージンは こういう店です」
やっていないこと出来ないことを打ち出します。
「持ち込み作業は受け付けていません」
「タイヤの保管サービスは行っていません」
「買い取りもは行っていません」
「取り換え予約は行なわず 店頭受付順です。」
「交換には お客様の作業時間を含めて1時間待てる時間にお越しください」
買って頂いたタイヤを即取り換えする。
この強みを生かすには 持ち込み作業を受けないことが絶対必要なのです。
ネット販売に隠れる 本当のような嘘を見抜いて
リアル店舗でタイヤを買って頂くには
販売と取り換えの一体化アナログの強みを訴求する。
ただこれだけを一所懸命に続けるのが タイヤ専門店イマージンです。
「相手(お客様・同業他社・他販売チャンネル)を知り 自分たちの強みと価値を再確認すれば
これからもしばらく存続し続けることが許されるでしょう。」
ありがたいことです。