Insanity&Genius SATOSHIのBlog続編
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前回、書いた内容に大きな
間違いがありました。

内容をよく読む前に書いたので
2巻だから全3巻のうちの2巻を
そのまま文庫化したものだと
思っていたら、買ったものは
宇宙戦艦ヤマトライブラリー
というシリーズで、パート1の
3冊を1巻2巻の2冊に収録
していて、買った2巻は、元の
2巻の後半と3巻を収録している。

前回書いた、沖田艦長が死ぬシーン
も出てきた。

何故これがわかったかというと
いつものようにBook offへ発掘に
行くと文庫本サイズのひおあきら版
宇宙戦艦ヤマト1,2,3巻
さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち
1,2,3巻の6冊が入荷していた。
1冊350円だったので、とりあえず
立ち読みしてみた。
宇宙戦艦ヤマトの2巻を見ると、
まず買ったものに比べてうすい。

始まりのページもなんか違う。

そこで、始まりのページと
最後のページの絵とセリフを
覚えて帰った。

家に帰って2巻を読み返してみた。

確かに全然違う。

そして最後のページに
宇宙戦艦ヤマト完
と書いてある。

ありゃ?
しかも
宇宙戦艦ヤマトライブラリー3
さらば宇宙戦艦ヤマト
愛の戦士たちⅠに続く
と書いてあった。

そういうことか。

ひおあきら版ヤマトは、
文庫化の際にコミックス
の3巻をそのまま3冊に
したものと2冊にまとめた
ものが存在したのだ。

ついでに家の本棚をみたら、
ひおあきら版の
さらば宇宙戦艦ヤマト
愛の戦士たち3巻が
出てきた。

これは前回書いた子供の頃
ニセモノ宇宙戦艦ヤマト3巻
を買ったスーパーに今度は、
ニセモノさらば宇宙戦艦ヤマトの
1巻が売られていた。

沢山の友達がそれを買っていた。

でも僕はひおあきら版は
ニセモノだと思っていたので
買わなかった。

友達に見せてもらったら、
ヤマトやアンドロメダなど
の戦艦はヤマトパート1に比べて
丁寧に書かれていて、前作程の
違和感は無かった。

不思議なことにこの
ひおあきら版の
さらば宇宙戦艦ヤマトは
1巻しか売っているのを
見たことがなかった。
だから何巻まであって、
完結したのかどうかも
知らなかった。

パート1は3巻だけ。

「さらば」は1巻だけ。

その1巻がこれ。


で、大人になってから
買ったことすら
忘れていた3巻がこれ。


3巻を読み返してみると、パート1と
違ってストーリーは勿論セリフも
ほとんど映画と同じで映画を完全に
漫画化したものだった。

子供の頃の僕だったらこれなら、
ニセモノ扱いしなかっただろう。

ちなみにホンモノ、
松本零士版宇宙戦艦ヤマト
は、全3巻でヤマトが地球から
テレザート星へ向けて発進
したところまでで、未完に
終わっている。

しかも先日買ったパート1の
あとがきに「頭文字D」の
作者しげの秀一氏が
デビュー前に「さらば」の
アシスタントとして作画を
手伝っていたというエピソード
が書かれていた。
ひおあきら版のパート1に
比べて「さらば」の絵が格段に
丁寧になったのはこんな理由が
あったのかと40年以上たって
知ることができた。

Book offで10円で買った1冊で
内容以上に子供の頃のいろんな
思い出がよみがえってきた。




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今日Book offで10円でこの本
を買った。



宇宙戦艦ヤマト第2巻

ヤマト2に見えるけどヤマトの
パート1を全3巻のコミックス
で描いたうちの第2巻。

作 藤川圭介
画 ひおあきら

ストーリーはマジンガーZの
脚本なども書いた脚本家の
藤川圭介さんだ。。

この藤川圭介さんは共通の知人
がいたからか、それとも何かの
間違いかfacebookで友達申請を
もらった。

今はやりのニセモノではなく
間違いなく本人からだったので
喜んで承認させて頂きました。

で、この本は2巻なんだけど、
子供の頃、これの3巻を買って
もらった。

何故1巻からじゃなくて、3巻
かというと、3巻しか売って
いなかったから。

田舎の小学生だった僕は、
自転車で行ける範囲に本屋は
なくて、親が車で行くスーパー
の雑誌コーナーにある数冊の本
しか選択の余地がなかった。

そこで手に入れたのがこれの
3巻


やっと手に入れたヤマトの本だった
が、まず絵がテレビのキャラクター
とずいぶん違う。

ヤマトもまるでフグのような
かたちで書かれているし、
ストーリーもテレビと違って
沖田艦長がイスカンダル
に着く前に死んでしまう。

子供心にもニセモノ感が
ヒシヒシと感じられた。

その後、駅前の大きい本屋に行った
友達の吉田君が手に入れた
宇宙戦艦ヤマトのコミックスを
見せてもらった。

それがこれ。


こっちの方がホンモノって感じがする。

作者は松本零士。 

そう、ヤマトのキャラクターデザインを
手掛けた本人が書いているのだから
子供でもこっちがホンモノだと
思うわけだ。

今になってみれば、当然だけど
佐渡先生や猫のみーくんなど
モロに松本キャラだしアナライザー
や後の銀河鉄道999につながる
メカの描き方等、松本カラーが
全開だ。

そしてこっちは全241ページの
1冊でパート1のヤマトが地球から
イスカンダルへ向かって
帰還するまでを描いている。

よく読んでみるとこちらも、
キャプテンハーロックが登場
するなど、オリジナルストーリー
を盛り込んでいる反面、
収まりきれないストーリーは
思いっきりハショッてあったり
するんだけど、とにかく
僕はこのホンモノが
欲しくてしかたがなかった。

でも、うちの近所では、ニセモノの
3巻しか売っていなくて友達も
ホンモノを買ってもらった吉田君
以外はみんな、ニセモノの3巻
しか持っていなかった。

3巻なのだから当然、1巻2巻
があったはずだが、何故かうちの
近所では誰も見たものはいなかった。

その誰も見たことがない
マボロシの2巻が50年
近くたった今日、10円で
手に入った。

大人になって考えると、
この漫画はテレビと同時期
に相当な短期間で書かれたようで、
作画が荒いのもキャラクターを
デザインしたのとは別人の漫画家
が1人で急いで書いたから
だろうし、ストーリーが違うのは、
テレビが元々39話の予定が
26話に短縮されたことによる
ストーリー変更に漫画が
併せられなかったから
らしいんだよね。

そう考えるとヤマトが短縮
されなかったら、こうなって
いたというマボロシの39話
の宇宙戦艦ヤマトの一端を見る
ことが出来る作品として
興味深い内容だ。

登場人物も
ドメル➡ロメル
ゲール➡ゲル
とテレビ放送とは
違う名前で登場する。

子供の頃買った、3巻は
今は持っていないので、
1巻と併せて探索の旅は続く。





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先月に引き続き観てきました。

こっちは初公開の1978年8月に
親父に連れて行ってもらって、
実家の四日市にあった映画館で観た。

タイトルの通りこれでヤマトは
おしまいのはずだったが、
その2か月後に始まった
テレビシリーズ
宇宙戦艦ヤマト2では
「さらば」で死んでしまう
主要人物が死なない別ストーリー
になってその後、復活篇も入れると
5つの続編が作られた。

この「さらば」なかったことに
する事件については今でもよく
否定的な意見を見るけど、
僕はこれで良かったと思っている。

というのも、もしヤマトが、
「さらば」の終わりのテロップの
通りに2作だけで終わっていたら、
「さらば」公開から45年、
テレビシリーズ宇宙戦艦ヤマト
初放映から50年にあたる今年、
再び映画館で観ることが
出来るような作品として
残っただろうか?

映画に連れて行ってくれた
当時の親父よりもずっと年上に
なった今、人生で好きな映画
ダントツNo1の映画を観ながら
そんなことを考えていたら、
結構、大事なシーンを見逃して
しまった。





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Beatlesの赤盤、青盤が現代のテクノロジー
で作り直されたものが先月出ましたが、
この宇宙戦艦ヤマト4Kリマスターは、
グランドルールとして、余計なものを
加えない、変えない、最初の公開された
ものを再現するというものだ。
Beatlesのように変えてしまうと
賛否両論が起きるだろうけど、
徹底的に変えないというこの
ルールは素晴らしいと思う。

映像、音声のノイズを現代の
テクノロジーを使って徹底的に
除去して磨き上げられた
映像を映画館の大スクリーンで
観られるということだけで
十分価値があるクオリティーの
仕上がりだった。

ストーリーは勿論、
セリフもほとんど記憶している
100万回観た作品だが
鮮やかによみがえった
映像、音声に
感慨深いものもあり涙が出た。

2024年1月5日からは
「さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち」
の4Kリマスター版が公開される。

もちろん前売り券を買った。






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ヤマトファンの多くが批判的だった
2009年公開の宇宙戦艦ヤマト復活篇
の音声を旧来の柏原満さんによる、
効果音と大半のBGMを旧作の未発表
音源などに入れ替えて、制作された
ディレクターズカット版が公開
されたのが2012年。

僕の好みなので、他の方々の意見が
間違っているとかいうつもりは
全くありません。

その上で僕には、あの大好きだったヤマト
らしさが感じられるのはこの
復活篇ディレクターズカットだけなのです。

今も継続しているリメイクシリーズの
2199、2202はどうしても
別の人が作った別物、RitchieBlackmore
のいないDeepPurpleのように感じる
のです。

2199は最初始まった時は喜んで
観ていたのですが、ストーリーが
進むにつれてだんだん違和感が大きく
なりトドメはヤマト最大の魅力の
波動砲を封印してしまうという
暴挙。

西崎義展のいないヤマトは、こんなにも
別物になってしまうのか・・・。

その西崎義展の最後に遺した仕事
復活篇ディレクターズカットは
西崎氏亡き後を残った人たちで
引継ぎ完成された。

2009年公開版ではオリジナルのヤマト
の作曲家だった宮川泰氏も羽田健太郎氏も
既に他界していたため、重要な場面で、
クラシックの有名曲が使われたが、これが
ヤマトらしさを損なった要因の1つだと思う。
そこでこのDC版では大部分を旧作の未発表曲などに
差し替え、効果音を柏原満さんのオリジナル音に
差し替えたことによるサウンド面の変更で
各段にヤマトらしさが上がったと思う。

映像のDVDは発売されてすぐ買ったが、
このサントラはしばらく買わなかったら、
気が付いたら廃盤になったのか、
どこにも在庫がなくなった。

あるのは定価以上の価格のついた
中古盤のみ。

買い逃したか・・・。

それが今年5月に再生産されたのか
新品が出回った。

今回は逃すまいとすぐに買った。

これはBGM集で旧作のヤマトにも
これと同じようなBGM集が発売
されていてここもヤマトらしさを
感じさせるところだ。

聴いてみると録音は新しく録音
されているので、まさしく現代に
蘇ったあの宇宙戦艦ヤマトの
復活篇だ。

それにしてもこの復活篇は3部作の
第1部なのだが、このディレクターズ
カットからでもすでに8年が過ぎた。

その間2199、2202と制作され
2205の制作が既に発表されているが
復活篇第2部が観れる日訪れるのだろうか?




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