Insanity&Genius SATOSHIのBlog続編
My Favorite...



数ある、わからないことの中に
音楽の好みもわからないこと
がありましたが、最近になって
はっきりわかったことがあります。

今になってわかったと
言えるのは、多くの人が
素晴らしいという人気
アーティストでも僕には
全く良いと思えない
アーティストがたくさん
いるということです。

僕の音楽の好みの基準は
大好きな曲があるかどうか。
そこが一番の根幹です。

日本のデビュー40年以上で
今なお絶大な人気のSAS。

僕が小学校5年の時に
デビューしたSASの
レコードもCDも1枚も
買ったことがありません。

嫌いなわけではありません。

かといって好きでもない。

僕がCDを買うのは、

大好きだ。
良いメロディーだ。

心からそう思える曲を
何度でも聴きたいから。

RainbowとGammaRayは
全アルバムを持っています。

でも決して全曲1曲残らず
好きなわけではありません。

どのアルバムにも複数曲の
好きな曲があるので、結果的に
全アルバムを持っているのです。

音楽の入り口となったGodiegoも
実は全アルバムを持っていません。
好きな曲はほとんどがタケカワさん
の作曲のシングル曲でアルバムの
中の曲にはそんなに好きな曲が
無いからです。

先日、自伝を読んだことを
書いた柴田先輩のAnthemは
3枚CDを持っているし、
好きな曲も結構ある。

KingCrimsonは宮殿は、
大好きだし、素晴らしい
アルバムだと思うけど、
ポセイドンはどう聴いても
宮殿の2番煎じ、それ以降の
アルバムは好きとか嫌いとか
いう以前に、何をやりたいのか
サッパリわからない。

Creamは発表した音源が
少ないので正規のアルバムは
全アルバムをもっている。

ライブ音源の3人の壮絶な
音と音のぶつかりあいは
確かに素晴らしい。

それは、わかるのだけど
好きな曲は無い。

それどころか、正直
つまらないと思う曲が
ほとんどだ。

以前はこれらの良さが
わからないのは、自分の
音楽的理解力の低さだと
思っていた。

でも、今は違う。

つまらないものは
つまらない。

銀座の1貫2000円の
寿司しかウマいと思えない
よりスシローの2貫120円
のマグロで十分ウマいと
思えたっていいじゃないか。

音楽は僕にとって人生で
1番大切なものではあるけれど
だからこそ多勢が好きであろうが
自分はつまらないと思う曲を
無理して聴くのは、体にいいからと
青汁を飲むようなものだ。

そんなもの時間の無駄でしかない。

つまらない曲は聴かん。

それでいいと思う。






















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久しぶりの続編です。
前回の記事はこちらです。
歌詞 その2

今年は歌詞のアイディアばかり
ずっと考えています。

以前はまずメロディーを作りそれに
歌詞をあてはめるいわゆるメロ先
という作り方でした。

当時は自分で歌詞を書けないし
歌えなかったので、大抵は
バンドのメンバーに歌詞を
書いてもらっていましたが、
そこで起きる問題が、言葉を
乗せるのにメロディーの変更を
求められるという事象が
たびたび発生するのです。

僕は音楽で最も大切なのは、
グッとくる歌メロだと思って
作っているので、歌詞をのせる
為にメロディーが変わって
しまっては本末転倒です。

音楽は繊細なもので、ほんの少しの
リズムやメロディーが変わるだけで、
魅力が半減したりします。

それで結局、自分のアイディアを
忠実にカタチにするには、自分で
歌詞を書くしかないという結論に
いたったのです。

最初のうちは以前と同じように
まず歌メロを作りそこに歌詞を
自分であてはめていましたが、
最近では、テーマを決めて
とにかく文章を書いてある程度
の長さの文章が書けたらそれに
メロディーをつける。

上手くいかない場合は文章の
単語をかえてみたり、順番を
入れ替えたりして、1コーラス
を作ります。

1コーラスが作れたら、2番以降は
歌詞その1、その2で書いたように
ひたすら考えます。

でも1番と違って2番はもう
メロディーが出来上がっているので
メロ先の歌詞を書くのと同じ
作業になります。

だから考えても考えてもいい歌詞
が浮かばない時もあります。

そんな時はその曲は1度
寝かせます。

アイディアが思い浮かぶのは
1日後か1週間後か1年後か
わかりません。でも考え続けると
不思議といつか言葉が降りてくる
時がきます。

その時まで曲は眠らせておきます。

あと無理に2番を作らなくても
1コーラスで言いたいことは、
言い尽くしたと思ったら、
1コーラスだけで完成にします。

話がいきなり変わりますが
僕は温泉が好きで、よくいろんな
温泉のあるホテルに泊まりに
行きます。

温泉に入っていると不思議と
良い言葉が浮かんできます。

曲はいろんな場面で思い浮かぶ
のですが、歌詞は温泉で浮かんだ
アイディアの曲がたくさん
あります。

温泉に行けない時でも、
家でお風呂に入っていると
不思議といろんなアイディア
が浮かんできます。

あといろんなアイディアが
湧いてきすぎて何度も書きなおし
て、ヴァージョンが10もある
曲もあります。

最初に作ったのはもう3年ぐらい
前ですが、今年に入ってから急に
いろんなアイディアが湧いてきて
3年の月日を経てやっと完成した
歌詞がこれです。


10回書き直して
書いたのがこれかよ!って
ツッコミが聞こえてきそう
ですがものすごく考え抜いて
作ったのです。










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今年も無事(?)誕生日を迎えました。

今年は誕生日にディズニーランドへ
行きました。

このブログによると去年は4月26日に
ディズニーシーへ行っています。

あんまり働いていないクセに、
ハイパーインフレの夢の国に何故
毎年行けるのか?

ここを見て頂いている極少数の
皆さんにだけ正直に
カミングアウトします。

オリエンタルランドの株を
持っているので株主優待で
毎年パスポートを1枚もらえる
のです。

でもディズニーランドにも
僕は勉強のつもりで行きます。

最近、夢中のバスケットボール
も勉強です。

どれもチケットを買ってお客さん
が楽しみに来る場所という意味で
僕がやっている音楽ライヴも
同じだと思うからです。

365日毎日5万人を集める
ディズニーランドには
どうしたらお客さんが満足して
また来たいと思ってくれるかの
アイディアと工夫が満載です。

それとは正反対だったのが、
残念なことに我が音楽業界
だったのです。

90年代の有名ライヴハウスの
スタッフなんかは、クズ中のクズ、
ゴミ以下の奴が沢山いました。

友人のライヴを観るために
行った、その伝説のライヴハウスは
受付の奴は客が目の前にいるのに
携帯電話でずっと喋りっぱなし
で、開演時間が迫っているので
声をかけると「チッ」と舌打ち。

暴れてやろうかと思ったけど
開演時間があったので、仕方なく
入場。

ドリンクカウンターで、
オレンジジュースを頼んだら
そこの奴がまたまた、
舌打ちでついでに受け取った
ドリンクチケットを床に
叩きつけて、乱暴に
ジュースを投げるように
出してきた。

お客様は神様だと言うつもり
は無いけど、紙コップ1杯の
ジュースに500円払っている
んだぞ!

それ以外に2500円のチケットで
合計3000円だ。

その時、俺は絶対ここでは
演らないと思ったね。

30年たった今でも、腹立たしい
思い出だ。

ディズニーランドで働くキャスト
は、正直、昔の方がクオリティー
が高かったような気もするが、
それでも素晴らしい。

しかも大半が20代30代の
若者でアルバイトだ。

一方、バスケットボールの試合
は人気が無かった頃の
横浜ビーコルセアーズは、
スタッフのお客さんを集めよう
という熱意にあふれていたのだが、
河村入団後は、チームスタッフ
だけでは運営しきれないほど
お客さんが集まるようになり、
外部の人材派遣会社に会場の
運営を委託するようになった
のだが、モチベーションの低い
ただのアルバイトなので、
若者というより単なるそこら辺の
ガキで、ディズニーランドのキャスト
と同年代なのにこれ程、仕事の
クオリティーが違うのに逆に、
驚きだ。

それでも某老舗有名ライヴハウス
のクソ野郎たちの1万倍マシだけど。

あれ、なんでこんなこと書いてんだろ?

ま、とにかく今、僕が出ているお店には
そんな失礼なスタッフはいませんので、
どうぞご安心を!










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歌詞その1はこちらです。

自分の曲の歌詞の内容には
徹底的にこだわります。

特に自分で書いた歌詞は
何度も書き直しますし、
完成した後でも、良い言葉
が思いつくと書き直したり
します。

だから1曲作るのにものすごく
時間がかかりますし、完成は
したけれど結局納得がいかなくて
ボツになることもあります。

今年ももうすぐ半分が終わりますが
今年完成した曲はまだゼロです。

作る方はそうなのですが、聴き手
つまりリスナーとしては、
歌詞が良いから好きな曲という
のは、ありません。

もともと何を言っているのか
理解できなかった英語の歌詞の
Godiegoで音楽に目覚めたので
メロディーがグッと来ること
が音楽の第一条件で歌詞は
ぶっちゃけどうでもいいと
言ってしまってもいいかも
しれません。

歌詞が重要とされる音楽が
あまり好きでないのも
そういうところから
きているのかもしれません。

例えば日本のフォークでも
三畳一間の部屋に住んだこと
もなければ、彼女と一緒に
風呂屋に行ったこともないので
ドラマを見ているようで、
全く共感できません。
けれど、神田川という曲は
大好きな曲なのです。

かと言って学校の教科書に
出てくるような、風が
ふいたとか、川がながれて
とかどうでもいいような
ことを歌っている曲も
好きにはなれませんが。

最近Doorsをよく聴いている
のですが、代表曲の1つ
The Endとかは歌詞の意味
が理解できていないので、
良さが全然わかりません。

でもDoorsには、3分ぐらいで
メロディーがグッと来る曲が
沢山あるので、よく聴くのです。

本当にDoorsが好きな人からは
邪道なんでしょうけど。

ただ不思議なことに、じゃあ何言ってる
のかわからなくてもいいのなら、
インストでもいいようなものですが
やはり人間の声のメロディーが
いいのです。

逆に意味がわかっても、その歌詞
を唄っているメロディーがグッと
こないと、その曲は好きには
なれません。

日本の有名なグループDCTや、
MC、S、などは、メロディーが
全然グッとくる曲がないので、
魅かれないのです。

何を言っているのかわからない
けれど、良い曲の例です。



これ見て今知ったのですが、
超人バロム1てゴルゴ13の
さいとうたかおが原作なんですね。

ついでに次元大介の声で有名な
小林清志さんが俳優で出てるんですね。

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Deep PurpleのSmoke on the water
DeepPurpleの最大かつほぼ唯一の
ヒット曲。

でもこの曲、Machine Headの
レコーディング中に、アルバムに
するにはあと1曲足りないと
急遽、作られた曲なんだそうだ。

そう言われてみると、Highway starは
キーボードソロとギターソロがあって
それぞれにキチンとコード進行があって
歌メロのバックにソロをかぶせるような
単純な構成ではなく、良く練られた曲
である。Lazyも転調したりギターソロ、
キーボードソロに、歌とハープのソロ
まである、こちらも複雑な構成で時間を
かけて創られたのがわかる。

ところがSmoke on the waterは凄く
シンプルな構成で、間奏も歌メロのバックの
コード進行、キーボードソロはなく
歌詞もホテルの近所の火事の話と
まるで日記みたいだ。

そう言われてみると、確かに後から
急いで作ったというのも納得がいく。

それがDeep Purple最大のヒット曲に
なるのだから、わからんもんです。

もう1つの例では、
井上陽水のヒット曲の1つの
いっそセレナーデ。

この曲はアルバムの締め切りに
なってどうしても曲が
出来なかったときに
それまでのアイディアを入れた
カセットテープがあったんだそう。

曲もできないしどうしようかと
考えながら、そのテープを聴いて
いたら、これはナントカ使えそうだ
という曲が見つかり、それが、
井上陽水のヒット曲
いっそセレナーデに
なったんだそう。

最後にもう1つ かぐや姫を
有名にした曲 神田川がアルバムの
中の1曲だったのは有名な話だが、
これも、アルバムの録音中にもう
1曲必要だってことになって、
作詞家の喜多條忠に詞を書いて
もらって南こうせつが電話で
その歌詞を聞いてる時に、
もうメロディが浮かんできたそう。

で、歌詞はサビの

「若かったあの頃、
    何も怖くなかった。」

ここで終わってたんだそうです。
で、メロディが思い浮かんでいた
こうせつさんが、

「喜多条さん、
もう1行なんかない?」

と言って、

「ただ、あなたのやさしさが
       こわかった。」

の1行が加えられ完成したのだ
そうです。

何がヒットするかは本当に
わからないもんですね。

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