Insanity&Genius SATOSHIのBlog続編
My Favorite...



井上陽水は、僕の数少ない日本人の
好きなアーティストの一人で、中学生の頃には、
本当によく聴いた。

初期のポリドールレコード時代は、
特に大好きで、CDでは、「氷の世界」とライヴの
「もどり道」の二枚しか持っていなくて、
もう何十年も聴いていないのに
殆んどの曲を覚えている。

フォーライフレコードになって
僕が井上陽水をリアルタイムで
聴いたのは「あやしい夜を待って」から
「9.5カラット」までのわずか四枚の
アルバムだけだが、それ以前のアルバムも
友人に、借りてすべて聴いた。

ただし、井上陽水には、その当時の他の
アーティストと同じような、シングルB面など、
アルバム未収録曲がかなりあったが、
河島英五の時と同じように、旧譜のシングル盤など
レコード店にあるわけもなく、田舎者には、幻の曲だった。

 だいたい、どんな曲がアルバム未収録なのか
調べる術もなく、たまにベストアルバムなどで、
どのアルバムにも入っていない曲があると、
どうやらこれがアルバム未収録曲らしい
と推測するしかなかった。

それから数年した1991年に、レコード会社の枠を、
こえて、それまでに発表されたスタジオアルバム
14枚とアルバム未収録曲全てを
二枚のディスクに納めた、全16枚組の
「NoSelection」が発売されたのだが、
当時は僕はMetal一辺倒で、全く知らなかった。

↓↓そのディスク15と16の収録曲がこれ。

ディスク:15

1. カンドレ・マンドレ
2. 終わりがないのは
3. ビューティフル・ワンダフル・バーズ
4. 闇の中で
5. 花にさえ鳥にさえ
6. さあおぬぎ
7. 夢の中へ
8. いつのまにか少女は
9. 闇夜の国から
10. いつもと違った春
11. Flight
12. あかずの踏切り’76
13. 東京ワシントンクラブ
14. 夏願望
15. Music High
16. 夏星屑
17. メリー・クリスマス
18. WHITE CHRISTMAS
19. 映画に行こう
20. 子供への唄
21. BRIGHT EYES


ディスク:16

1. ダメなメロン
2. 紅すベり
3. Speedy Night
4. ダンスのチャンス
5. 俺の事務所はCAMP
6. BACK SIDE
7. 今夜、私に
8. 新しいラプソディー
9. 俺はシャウト!
10. 恋は自分勝手に
11. 荒ワシの歌
12. 夢の背中
13. 悲しき恋人
14. Frozen Eyes
15. 夏の終わりのハーモニー


ライヴアルバムとシングルの
アレンジ違いの二曲のみが未収録だが、
それ以外は、アンドレ・カンドレ名義の
幻の六曲も収録している。

僕がこのCDの存在を知ったのが、
インターネットが我が家に開通した2001年。

既に発売から10年がたっている。
完全限定盤とのことだったので、
探すこともなく、諦めていた。

とっくに完売しているだろうと
思い込んでいた。

それが、つい先日、ネットで検索をしていたら、
たまたま、この「NoSelection」が
引っ掛かってきた。

目を疑った。


在庫あり!!!!!


マジかよ・・。

今月は河島英五のCD,DVDを沢山買ってしまったので、
既に来月高額の支払いが、待っている。

しかし、今、買わなかったら一生、
手に入らないかもしれない。


買ってしまった・・。


何十年ぶりに、聴く井上陽水。

驚いたのは、当時あまり好きではなかった
フォーライフレコード初期のアルバムも、
今聴くと、じつにクオリティが高く、
どのアルバムも素晴らしい。

ヒット曲でない曲もメロディアスで、
いい曲を沢山、発見した。

これだけ沢山の良い曲を一人で作り上げる井上陽水。

 スゴい。

 スゴすぎる。。。。。

 まだ買えるよ。

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カルメン・マキ&OZは、名前の通り
Vocalのカルメン・マキさんのハードロックバンドで、
1970年代に、三枚のスタジオをアルバムと
一枚のライヴアルバムを残しただけで解散している。

しかしこの、わずかな音源が、
本当に素晴らしい。

一枚目のセルフタイトル、カルメン・マキ&OZは
大作4曲を含む全6曲、捨て曲なしの名盤だが、
なんといっても、代表曲「私は風」を収録。

この曲は、12分間の大作だが、
ハモンドオルガンとギターのメインリフが
DeepPurpleやUriahHeepを連想させるが、
すぐにピアノと歌だけの静かなパートに移行。
複雑な曲展開はルネッサンスの燃ゆる灰のよう
でもあるありYESのようでもある。

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 この曲がライヴになるとさらに17分もの
ロングヴァージョンになる。

そして、二枚目のアルバム、になるとここに、
さらにBlackSabbathとKIngCrimsonの
要素も加わってくる。

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そして、これらの楽曲を収録した
ライヴアルバムが、さらに、素晴らしい。

僕は70年代の日本のバンドを聴くと、
まだ試行錯誤の時代であったのというのも
あるのだが、ギターのサウンドが、
同時代の外国のバンド、リッチーや、
ジミー・ペイジの出しているサウンドとは、
似てもにつかぬ、とんでもないサウンドなのに
たいして、OZの春日博文さんのサウンドは、
純粋なストラトキャスター+真空管アンプのサウンド
で前述の海外のミュージシャンのサウンドに
近い。少なくとも同時期の他の日本人の
ギタリストのサウンドとは全然、違う。

ベースの川上茂幸さんのサウンドも
クリス・スクワイアを、彷彿とさせる、
オーバードライブサウンド、
キーボードの川崎雅文 さんのハモンドオルガンや
シンセも同時期の外国のバンドのサウンドに遜色ない。

その強烈なサウンドだけでなく、アレンジも、
インプロビゼーションでどんどん変わっていく。

 まるで、Child In Timeのリッチーとジョンロードの
ようなソロのバトルがあったりするが、決して冗長
ではなくスリリングなテンションを維持したまま、
曲が崩壊することなく、きっちり展開する。

 こうやって次から次へと○○のようにという
ふうに名前が出てくるのは、完全なオリジナリティー
がない、悪く言えば、パクリであると言われそう
だが、その元ネタが全て僕の好きなバンドであり
それらを特定のどのバンドのソックリさんでもなく
上手く融合させたサウンドは、これこそ、
Made In Japanと言えるのではないだろうか?

前述の、「私は風」はこのライヴアルバム以外に
ベストアルバムにもライヴヴァージョンが
収録されているが、この二つが録音が、
2ヶ月ぐらいしか離れていないのに、間奏のアレンジが違う。

70年代の日本に、こんなにスゴいバンドが、いたとは・・。

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このあと、OZは三枚目のスタジオアルバムの発売前に解散。

このあと二度と復活することは、なかった。

ただライヴでは、何度か元メンバーが
ゲスト参加したことがあったようだが、
いずれも僕の知らないうちに終わっていた。

ところが、今年、カルメン・マキさんの
デビュー45周年記念ベストアルバム発売のライヴで1日だけ、
元OZのメンバー、既に他界されてしまった
キーボードの川崎雅文さん以外の
春日博文(G)、川上茂幸(B)、武田治(Dr)の
三人が参加するライヴが11月に行われる。

 これは見逃すわけにはいかない。

 本物のLegendの復活だ。

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前回、今、所有している二枚の
ライヴアルバムだけを聴いて、
その二枚が、あまりに素晴らしかった
ということを書いたので、
ならば今、入手可能な、
河島英五の音源について調べてみた。

昔と違って、レコード店に並んでいなくても、
AmazonやHMVのサイトで、調べれば
今、入手可能なものが、簡単に買える。

そこで判ったのが、河島英五のイメージが、
世間一般に思われているものと、
僕が、素晴らしいと思った
ロックミュージシャン、河島英五で、
相当なギャップがあることだ。

河島英五のCDをパソコンの
Xアプリに読み込ませると、
ジャンルが
゛演歌゛と表示される。

確かに、前回書いた一連のヒット曲は、
演歌と言われてもおかしくない曲調だが、
僕が聴いた二枚のライヴアルバムに収録された、
名演は、間違いなく、ロック。
それもハードロックと言える曲
もある。

ソフトな曲でも、
熱いメッセージが込められていて
人によってはフォークだと言う人も
いるかもしれないが、演歌ではないのは、
間違いない。

それが、何故、演歌なのか?

ここが、誤解のもとである。

ヒット曲でバンドのイメージを
決めつけられることは、よくある。

ナイトレンジャー、バラード。
スコーピオンズ、バラード。
イーグルス、ホテル カリフォルニア。
シカゴ、素直になれなくて。
クイーン、オペラ風の曲。などなど。

そして、これこそ決定的要因と思うのが、
河島英五のCDはオリジナルアルバムは、
ライヴアルバムを含めて、全て廃盤。

入手可能なのは、演歌三大ヒット曲を
中心とするベストアルバムばかり。

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↑↑ ベストアルバムがいろいろある
中では、これが2枚組で一番曲数が多く
しかも今、Amazonでかなり安い。

 でも、これも半分ぐらいは、演歌っぽい。

他のベストアルバムもそれぞれ、
少しずつ収録に違いはあるが、
中心となる曲が例の演歌調3曲で、
プラスそれに近いイメージの曲を選曲
しているのは同じだ。

河島英五=演歌


だ。

現在入手可能なもので、ベストアルバム
でないものは、CDの未発表音源集と
DVDの弾き語りだけだが、
それぞれのDISC2に80年頃、
年末に行われていた、365分ライヴの
一部が収録されているが、
河島英五の真骨頂、
ライヴの魅力が皆さん、
に解ってもらえるのでは
ないかと思う。

 しかもライヴでは同じ曲でも
テイクごとに歌詞が違ったり
アレンジが違ったり、また、
アルバム未収録曲も沢山ある。

 ジャケットの写真を見ても
長髪をふり乱し、汗まみれで
ギターをかき鳴らす姿は、
男のRock以外の何者でもない。

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本当に素晴らしいのは最初に買ったレコード、
SuperLIVEなのだが、廃盤どころか、
未CD化なのが、なんとも、悔しい。

さよなら

バザール

孤独の叫び

 水瓶の唄

どんまい どんまい

歌も演奏も最高のHardRockナンバーだ。


河島英五=漢のRock!!!


だ。

もう河島英五さんが他界して13年。

彼の遺した素晴らしい音源は、
まだまだ沢山あるはずだ。

 この素晴らしさを少しでも
多くの人に知ってほしい。

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