僕がずっと使っているギターは
よく見ないとただリッチーのギター
と同じカラーの普通のストラトに
見えると思います。
実はベースとなるギター自体も
おそらく3~4本しか作られなかった
今はなくなってしまった
河合サウンドシティーの
オリジナルモデルです。
当時はカタログに載らない
各楽器店とメーカーで
制作されたオリジナルモデル
がよくありました。
僕はこのギターで動画も写真も
あげまくっているのですが、僕が
無名の為、他のオーナーから
同じギターを所有しているなど
の話は1度も聞いたことがありません。
ネットで調べたら1本、このギターを
作ってくれた方のところに修理の依頼
で来たのが1本と合計3本の存在が、
確認されただけです。
僕は成毛滋のラジオを聴いて
ギターの練習をしたので、
その当時も現在のギターの
前モデルにあたる Fender Japan
ST314-55を使っていました。
成毛さんはギターで1番大事なのは
弾きやすいことという考えで
通常のストラトキャスターより
短いミディアムスケールで、
ナローネックのギターである
ST314-55を発売からラジオで
おすすめしていました。
このギターは確かに弾きやすかったの
ですが当時の安いギターでよく使われて
いたBasswoodのボディーで良いとか
悪いとかよりも音のテイストが、
違うんです。
Basswoodは当時のギターによく
使われていただけあって
アマチュアバンドのライヴの
ギターの音を聴くと大体似たような
音を出していたのですが、
レコードで聴く音とは明らかに
違う安っぽさを感じました。
成毛信者だった僕でもST314-55の
音にはどうしてもこれはプロの
音ではないと不満を持っていました。
それともう1つRitchie信者でもある
僕はスモールヘッドだった
ST314-55のデザインもイマイチ
不満でした。
ボディは白で、ピックアップカバー、
とボリュームノブなどのパーツは黒
に交換してローズ指板までは真似したのに
ヘッドだけはどうにもなりませんでした。
その後ST314-55は後継機のSTM-55に
変わりましたが、ボディー材がBasswood
からポプラに変更になっておりこれも
やはりレコードの音とは程遠いもので
ヘッドの形状も相変わらずスモールヘッド
Fenderのロゴの文字がST314-55よりも大きく
なったぐらいであまり満足できませんでした。
カタログに載っている通常モデルには、
僕が欲しくなるようなギターは
ありませんでした。
それが忘れもしない1993年12月15日
Coverdale・Pageのコンサートに行くため
武道館に向かう途中に寄った
渋谷の河合サウンドシティー。
この店は成毛さんがラジオで
この店は信用できるとして
紹介していたので名前は知っていました。
中に入るとさすが成毛滋がおすすめする
だけあってFenderSTMのコーナーがあり
そこに衝撃的なものを見たのです。
というところで、今回はここまで。
続きはその2で。