Insanity&Genius SATOSHIのBlog続編
My Favorite...



前々回よりの続きですが、
ちょっとテーマがそれます。

安心してください。

ちゃんと戻ってきます。

三重県から横浜に来て、
まず最初に買ったものは
オートリバースで録音が
出来るWalkman。

理由は勿論コンサートの
隠し録りの為だ。

でも普段は苦労して録音した
PowerRockTodayを通勤電車
で聴くためでもあり、365日
フル活用した。

酷使がたたって数年で壊れて
2号機を購入。

2号機が壊れる前に、今度は
録音できるMD Walkmanを購入

最初の頃は
PowerRockTodayの録音にも
コンサート隠し録りにも使い
さらに通勤で聴くのもこれ1台、
カセットテープWalkman以上
のフル活用。

やはり数年で壊れて、2号機を
購入。

異変に気づいたのは、この頃だ。

次々と、携帯用MDプレーヤー
が製造中止になり、録音ができる
Walkmanは1機種を残すのみと
なっていた。

これは絶滅が近いな。

この頃はさすがにタイマー搭載
のミニコンポでMDに録音する
ようになっていたので、録音に
MD Walkmanが必要なのは、
コンサートの隠し録りだけ
だったので1号機程の酷使
ではなくなったけれど、
相変わらず通勤電車で聴く
のには使っているので、
この2号機が壊れたらもう
聴くものがない。

どうしたものか。

その頃、友達が教えてくれた
Made in ChinaのiPodのニセモノ
を2980円で買った。

安いからいいかと思い試しに
買ってみたのだ。

初めて使ってみてまずその
音質の良さに驚いた。

しかしそこは流石の
Made in China。

買って1週間で壊れた。

逆に僅か1週間で、壊れる品物
を作れる技術に感心したぐらい。

それを見ていた妻が、やっぱり
Chinaはダメだということで、
SonyのiPodタイプのWalkman
を買った。

そうWalkmanだ。

僕がカセットテープ、MD
を通じて4台使い続けてきた
WalkmanのiPodタイプだ。

そのWalkmanのトリセツを
読んで長いトンネルから
抜け出したような光が
見えた。

これだ!!!!!!!!

なんとiPod型Walkmanは
専用のマイクで直接、録音
が出来るのだ。

すぐに妻のWalkmanと同じ機種
のWalkmanを買った。
16Gの容量があるので、
これでどんなに長いコンサート
でも録音時間の心配はいらない
上に明らかにMDよりも音質も
向上している。

そしてSonyのミニコンポを
使えばラジオをタイマーで
Waklkmanに録音することが
出来ることも知った。

それまで使っていたミニコンポ
はONKYO製だったので、Sonyの
ミニコンポに買い替えた。

その後完全にMDにとって代わった
Walkmanは自分のライヴの
録音は勿論、バンドのリハの録音や
曲作りのアイディアの録音、
コンサート隠し録り、
そして原点のPowerRockTodayの
録音までMD以上のフル活用。
それを通勤電車で聴くのも
Walkman。

1台では酷使にとても耐えきれない
ので2号機、3号機と購入。

現在3台のWalkmanをフル活用
しきっている。



そのフル活用の一環、
PowerRockToday録音用に
買い替えたミニコンポが
12年後のある日、突然
壊れた。

次回、最終回へ続く!








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前回の続きです。

1990年代にカセットテープ
に代わる録音機器として
MDが登場した。

初期のMDは80分のディスク
をモノラル録音で160分が
最長だったが数年後に、
ビデオの3倍録画のように
データ量を減らして4倍の
時間録音できるLP4の
モードが使える機器が登場
した。

80分X4倍=320分

PowerRockToday4時間番組
4時間=240分

全部、録音できる!!!

MDを手に入れて、
PowerRockToday終了の
午前5時から逆算して
320分前の11時40分
になったらラジオにMDを
つないで録音スタート。

翌朝、起きれば録音完了
したMDが出来上がっている。

これで、夜中2時まで起きて
カセットテープをひっくり返す
作業が無くなった。

これが大体2000年ぐらい
の話。

それから10年ぐらいして、
世の中でMDを使う人が絶滅
の危機がおとづれる。

大雑把に言うと
1990年代の10年が
カセットテープ
2000年代の10年が
MD
そして2010年代にまた、
転換期がやってきたわけだ。

まだスマホが一般的になる前
で、MDにとって代わるのは
iPodに代表される小型で
大容量の音源が収録できる
再生機器が登場した。

1枚80分収録のディスクを
何枚も交換して聴くしかない
MDよりも小型で高音質で、しかも
何十枚分ものCDの音源を収録できる
iPodはあっという間にその類似機器
の広がりも加わわって、MDを
駆逐してしまった。

ところがiPodの困ったところは、
録音が出来ないこと。

僕はカセットテープの時代から
録音の出来るWalkmanを愛用
していて、観に行ったコンサート
は全て録音していた。

2時間を超えるコンサートは
よくあったが、カセットテープ
が主流でなくなる直前の数年間、
販売された150分テープを
使って録音していた。

極薄のテープの為,すぐからまる
弱点があって95年の
RitchieBlackmore’sRainbowの
コンサートを録音したテープは
何度か聴いただけでデッキに
からまって聴けなくなって
しまった。

それがMDの登場でモノラル録音
ならカセットテープよりも
高音質で160分の録音が
出来るようになった。

僕はこのMD Walkmanを
PowerRockTodayの録音にも
コンサート隠し撮りにもフル
活用していたので、MDの絶滅は
今回のコンポが壊れた事件と
並んで大問題だった。

余談ですが、僕は車を13年ごと
に買い替えているのですが、
初代の車、日産パルサーには
カセットデッキしかついていなくて
CDもMDも聴けなかった。

ところが世の中便利なグッズが
あるもんでカセットテープ型の
アダプターをデッキに入れて
それのケーブルをCDプレーヤー
MDプレーヤーにつなぐと
車のカセットデッキでMD、CD
が聴けるようになるというもの
を使って長距離移動の時は
PowerRockTodayを聴きながら
運転した。

2台目のインプレッサを買う頃
にはカセットテープはおろか
MDも既に下火になり始めていた
のでMDが聴けるコンポがついた
カーオーディオがオプションでは
1機種しかなかったので、それを
つけたら、なんとMDLPモードに
対応していなくてLP4モードで
録音したPowerRockTodayは
聴けないという事態が、
車購入後に発覚して、おおいに
ガッカリした思い出があります。

こうしてやっと手に入れた
PowerRockTodayを録音できる
環境に終演が近いことを、
思い知らされたのです・・・。

次回へ続く・・・・。











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去年の12月10日、愛用のコンポが
壊れた。

だから、なに?

という声が聞こえてきそうですが。

いやいやもうこれは僕にとっては
大事件なのだ。

毎週土曜日深夜の4時間番組
PowerRockTodayを30年以上
聴き続けていることは以前にも
何度も書いた。

それともう1つ、
毎年クリスマスイヴに年1回
放送される沢木耕太郎さんの
MidnightExpressの放送まで、
あと2週間と迫っている。



この2つの番組を録音する為にこの
コンポを使っていたのだがこいつが、
壊れると他に番組を録音する手段が
ない。

ラジオ番組なので、普通に聞くことは
できるが、どちらも深夜の長時間
番組なので録音して、ゆっくり
聴きたいのだ。

このコンポは、CD、MD、
カセットテープが聞けて、
ラジオをタイマーで、ウォークマン
に録音することができる。

ウォークマンに録音できるので
タイマーで毎週録音に設定して
おけば、土曜の夜中に自動的に
番組が録音され、月曜日の
通勤電車の中で番組が聴ける
わけだ。

土曜日に録音した
PowerRockTodayを
月曜日の通勤電車で聴く。

このルーティンを僕は
社会人になった時から
30年以上続けている。

このコンポを手に入れるまでは
それはもう涙ぐましい努力で番組を
聴いていた。

PowerRockTodayが始まった時、
僕は大学生で金沢に住んでいた。

もちろん千葉で放送されるFM番組
は金沢では聴けない。

大学を卒業して、幸か不幸か
国家試験に落っこちたので、
埼玉の国家試験予備校に
行くことになった。

埼玉?

PowerRockTodayが聴けるじゃないか!

埼玉の予備校の寮に入ったらまず最初に
BayFMが受信できるか試した。

持って行ったのはこの為に買った小さな
ラジカセ。

大した性能ではないのでアンテナを伸ばして
いろんな角度を試すが78MHzにあわせても
ノイズだらけで聴けたもんじゃない。

そこで、窓からテレビのアンテナ線を出して
一方をラジカセのアンテナにセロハンテープ
で貼り付ける。

するとどうだ。

BayFM78の
ジングルがハッキリ聴こえた。

やったね。

それから毎週土曜日は、
番組が始まる1時に目覚ましで
起きて朝5時まで徹夜して
PowerRockTodayを
聴きながら勉強した。

社会人になって横浜に住んだ。

マンションには当然テレビの
アンテナ端子があるので
そのケーブルをセロハンテープ
でラジカセのアンテナに貼れば
埼玉と同じようにラジカセで聴く
ことができた。

僕はPowerRockTodayの中でも
4時からの最後の1時間がマニアック
な曲がかかって好きだったので、
最初1時から2時まで頑張って生で
聴きながら120分テープのA面に
録音して2時になったらB面にして
4時からタイマーで録音する。

これでA面B面PowerRockTodayの
テープが出来上がる。

このテープを通勤の時に聴くわけだ。

2時から4時までの2時間は
あきらめることにした。

この生活は世の中にMDが
登場するまで続きます。

この話も次回へ続く。










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そもそも講談とは遠くさかのぼれば
古事記、日本書紀の語り部
稗田阿礼の頃おいより
発足いたしましたる代表的伝統芸
かたやRockMusicの出現は
火の発見、電気の発見に匹敵
しうるものかもしれないと
いわれたものです。

このナレーションで始まる、
NHKーFMのラジオ番組
Rock講談は毎年夏休みや冬休みに
4夜連続のなどで放送された。

1回1つのアーティストを取り上げ
代表曲をBGM代わりに生涯、エピソード
を講談に乗せて紹介する番組だ。

Rockを聴き始めだった僕には
いろいろな有名なミュージシャンを
知るのにとても役に立ったし、
ドラマティックなアーティストの
人生が講談の語りにマッチして
毎回、カセットテープに録音して
くりかえし聴いた。

当時は今のテレビガイドのような
FMラジオの番組表の雑誌があって
夏休みや冬休みにはRock講談の
放送がないか欠かさずチェックした。

今でもよく聴いているDoorsの好きな曲
のほとんどがこの番組でかかった曲だ。



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28年前の今日、1995年6月25日
横浜に来て初のライヴをやった日だ。

実はよく知らなかったんだけど
初ライヴの会場のShell Gardenという
ライヴハウスは老舗で昔は
Godiegoも出演したことが
あるらしく、YoutubeにこんなTVCM
の映像が見つかった。


現在はもう無くなってしまって
ドン・キホーテになってしまった。

今考えると駅から遠くて、
アマチュアバンドがお客さんを
呼ぶには、なかなか都合が悪い
立地条件だったからか、
僕が出た時は特に
オーディションもなく、
スタジオ練習を録音した
テープを送っただけで出してくれた。

何度か出演したが、駅から近い他の
ライブハウスに出るようになり
いつの間にか出演しなくなった。

そしてShell Gardenも知らない間に
無くなっていた。

でも6月25日、この日のことは
今でもハッキリ覚えている。

横浜に来てすぐにバンド活動を
バリバリやるつもりがメンバー
も集まらず、1度もライヴも
出来ないまま4年の日々が過ぎた。

今みたいに1人で活動する勇気も
発想も無かった。

ようやく漕ぎ着けた初のライヴ。

その時のメンバーの1人が
今でも活動を共にするHiroshi。

ライヴの演奏の出来はまあ大した
出来ではなかったんだけど、
あれから今日まで28年。

今もこうやって音楽を続けて
いられて本当に良かったと思う。

本来、今日もライヴの予定だったん
だけど喉の調子はあともう少し
なので、来週7月2日からライヴ
活動再開に向けて静養に努めます。

今日演奏するつもりだった、
横浜に来てから初ライヴまでの
苦しかった4年の思い出を唄った
曲です。


ヨ・コ・ハ・マ ブルーライト
作詞作曲 SATOSHI



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