Insanity&Genius SATOSHIのBlog続編
My Favorite...



 自分の好きなミュージシャンはどういう
音楽を聴いているのか?音楽の好きな
人ならミュージシャンのインタビューなどで
語れたルーツに遡って新たな音楽を開拓
したことがあるのではないだろうか?
 
 僕も当然のように師匠リッチーの好きな
バンドに興味を持った。

 そのバンドが今回のJethroTullです。
 
奇人変人のリッチーの好きなバンドが
普通のバンドであるはずがないぐらいの
予想はついていたけど、当時大学1年生
で金沢市に住んでいたのでテレビは
民放が2局しか映らないし当然、今のように
インターネットも無かったので唯一の情報源
のBurrn!で知ったJethroTullという
バンド名のみが唯一の手がかりだった。

地方のレコード店にJethroTullのレコード
は新品ではどこにも無かった。

 ある中古盤屋で1枚だけ見つかったのが
WarChildだった。何にも知識がないので
迷う余地も無く買った。

 リッチーが好きそうな奇妙なジャケット
はこのレコードの内容をよく表していた。

 それまで聴いていたHardRockとは
かけ離れた音楽が飛び出してきた。
 その頃は大学の寮に住んでいたので
隣の部屋の人からも
「何だか妙なもの、聴いてるね」
と言われてしまう始末だったけど
何度も聴いているうちに
その妙な音楽にすっかりハマッてしまった。

 これよりもっと妙な音楽は沢山
あることを知った今となっては結構
普通に聴こえるのだけど、当時は
変拍子、イアン・アンダーソンの独特の
フルート、唄、アコースティック・ギター
が作り出す世界は、何か秘められた世界
を見たような気になった。
 
今でもJethroTullのアルバムの中では
このアルバムが一番好きだ。

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 僕が住んでいる横浜では
8月30日は衆議院選挙と一緒に
横浜市長選挙もある。

 国会議員の選挙は最近は
各政党がマニフェストを発表
するようになったし、うちの
最寄駅にはテレビにもよく
出ている大物議員まで自らが
立って演説をしたりビラを配ったり
して情報が十分あるので自分の
1票を託すべき候補者は誰なのか、
政党はどこなのか、僕は既に決めて
いる。
       
 それに対して市長選挙の方は
情報が全くと言っていい程無い。

 候補者が演説しているのも
見たことが無いし、ビラ1枚
貰ってない。

 こんな状態で市長が決まって
いいのだろうか?

 10年ぐらい前の国会議員の
選挙もこれに近い状態だった。

何をやろうとしている人なのか
判らなければ選びようがない。
投票に行かない若者が多くなって
しまったのも仕方の無いこと
かもしれない。

 正直、僕も当時は選挙には
行ったが
「適当に選んだ。」


 こんなのなら棄権した方が
良かったのかも知れない。
 
 でも政治に一般人が唯一意見
を言える機会が選挙なのだ。

 これだけは大金持ちでも庶民でも
大会社の社長でも老人でも若者でも
変わらず平等に1票なのだ。

 僕は今の政治に言いたいことが
大いにある。

 だから必ず選挙に行く。

 


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世間はすっかりお盆休みも終わり
元の日常生活に戻ったようですが、
僕の地元では世間よりもお盆が遅く
毎年8月20日、21日なのです。

 年間を通して家の近所のお祭のような
ものは、その日に行われる盆踊りぐらい
しかなく子供の頃は毎年その日が待ち
遠しくて早く盆踊りの日が来ないか
指折り数えて待ちました。
 
 子供の頃の僕は“和”を感じる
ものは、カッコいいと思えなかった
ので、おみこしを担ぎたいとか全く
思わなかったし盆踊りなんて
オジサン、オバサンの踊るもの
なんて考えるひねくれたガキだったので
踊りの輪に加わることは全くなかった
のに盆踊りの日がものすごく楽しみ
だったのは、夜店で売られるおもちゃ
がどういうわけかものすごく魅力的に
見えて何を買うか悩むのが楽しくて
しょうがなかったのです。

 でもその日が終わると夏休みも
残す所10日あまりとなり始まる
時は永遠に休みが続くぐらい長く
感じていた夏休みの終わりが現実化し
まさに祭りの後の寂しさを子供心にも
感じました。
 
 その後中学生になり高校生になり
子供の頃あんなに楽しみだった盆踊り
にもいつの頃からか行かなくなりました。

 大学生の時か社会人になってからだった
か忘れてしまったけどたまたま8月20日
に帰省していたので久しぶりに盆踊りに
行ってみて愕然としました。

昔はあんなににぎわっていて踊りの輪が
2重3重にもなっていたのに閑散として
いて2~3人の人が踊るのみで大音量で
炭鉱節が響き渡る光景は今でも忘れられ
ません。
 その年を最後に盆踊りは無くなって
しまいました。

 今でも8月20日になると子供の頃の
楽しかった思い出が蘇ります。
 



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以前、宇宙戦艦ヤマトについて書いた
通り僕はクラシックの要素をもつ音楽
が好きです。HR/HMには我が師匠Ritchie
をはじめRockにクラシックの要素をとり
入れた音楽が沢山あります。

 HR/HM以外でもミュージカルの音楽
などもクラシックの要素をもつ音楽として
楽しめるものが沢山あります。

 そんなミュージカル音楽をそのまま
アルバムにしたようなMeatLoafの
1st「BatOutOfHell」は
Jim Steinmanが全曲を作曲したアルバム
で世界中で大ヒットしたらしいのですが
ここ日本では全くと言っていいほど、
人気がありません。

 僕自身も「BatOutOfHell3」の発売
の時に愛読のB!誌の特集がきっかけ
で聴くようになりました。

 このBatOutOfHellは最近聴いた
アルバムであるのにもかかわらず
僕の人生のベスト3に入ると言って
いい傑作で、このアルバムから10
年以上の歳月を経て発表された
BatOutOfHell2も甲乙つけ難い
傑作です。

 ミュージシャンにはいろんなタイプが
いますがこのJim Steinmanという人
は作る曲は全て傑作と言ってもいい
代わりにものすごく仕事が遅い
らしいのです。

 そのことが原因でMeatLoafと
何度も揉め事が起きていて、
最新作のBat3ではJimの曲は半分
ぐらい、しかも既発曲ばかりで
純粋なJimの新曲と言えるものは
1曲も収録されていませんでした。

 それでもJimの曲は傑作揃い
なので僕には十分素晴らしい
アルバムでしたが、ここでさらに
調べてみると実は元々日本で
余り人気がない為、ほとんど
忘れ去られているアルバムが1枚
あります。
 
 それがMeatLoafの2nd
DeadRingerで全曲JimSteinman
の作曲で、前作があまりに素晴らし
過ぎたためか、ほとんど話題に
登りません。

 Jim Steinmanが用意していた
2nd用の曲はMeatLoafの体調不良
によりJimのソロアルバムとして
発表された(その中のほとんどが
Bat2、Bat3に再収録された。)為、
残り物で作られたというレッテル
を貼られているようですが、
Bat1、2、3の後に聴くなら
絶対このアルバムがオススメです。

 念を押しますが1、2、3の
後ですよ。順番を間違えると
JimSteinmanショボ!ってな
ことになりかねません。

そのJim Steinmanが音楽を手がけた
おそらく唯一完成に至った
ミュージカル「ダンス・オブ・ヴァン
パイア」が現在帝国劇場で上演中なので
来週、観に行く予定です。
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カヴァーとコピーは僕は全く別のもの
と考えているけど今回は話が長くなるので
全てカヴァーと表現します。この話は
また、いずれということで。

 友達のいるLive Barに初めて行った。

 十数年ぶりにPurpleやRainbowの曲を
初めて会った人達と演奏した。

 大学の時の懐かしい感覚が蘇ってきた。

MirrorMuseumの結成初期にはカヴァー曲
も演奏していたがAkihiroが加入して本当
の意味でバンドがスタートして以来Live
では1曲もカヴァーを演奏したことは
ない。

そんなに長くない持ち時間に1曲でも
多くの自分達の曲を聴いてもらいたい
と思うとそこに他人の曲を入れる
余地はない。

 唯一清横音楽祭の打ち上げで
中森明菜の少女Aを演奏したこと
があるが、それでさえAkihiroは
替え歌で歌詞を用意してきた。

 僕は人のプレーをコピーする
ことは正直、苦手です。マイケル・
シェンカーが昔インタビューで

「ある程度のレベルになったら
人のコピーはやめて自分らしい
プレーを作る努力をした方がいい」
と言っていた。

 実際、誰々そっくりに弾けると
いっても世の中、上には上がいるし
その頂点には本人がいる。
 
 僕はとてもそんなレースを
勝ち抜くタイプではない。
 だから僕は自分らしいプレー
を築くことをいつも考えてきた。

 そうしている間に本当に他人
の曲で演奏できる曲が本当に
少なくなってしまった。

 本当に久々に弾くBurnのリフ、
HighwayStarのギターソロ。

 昔、Ritchie Blackmoreに
なりたかった。だから白い
ストラトを買った。

 そしていつまでたっても
自分はRitchieにはなれない
ことに気付いた。それと同時に
Ritchieになった気分を味わう
楽しさも忘れていた。

 そんな難しいことを考えないで
純粋にギターを弾くことを
楽しめばいい。

 久々に弾いたBurnはほとんど
コード進行も忘れていたけど、
心の底から演奏を楽しめた。
 
 もう少し曲を覚えていたら
きっともっと楽しめただろう。
 
 昔に帰って曲を覚えたら
来月また行こうと思う。
ギターはもちろん白い
ストラトだ。


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