昔のCDをリマスターして再発するのは
よくあるが、リマスターすると必ずしも
音が良くなっているとは、限らないのが
困ったとこだ。
WhitesnakeのGeffin時代の3枚のアルバム
SlideItIn,サーペンスアルバス,SlipOfTheTongue
にシングルヴァージョンやアルバム未収録曲などを
ほとんど入れてCD2枚にまとめたのが
↓なのだが
このCD、曲目だけ見るとすごくお買い得な
内容なのだが、デジタルリマスターと書いて
あるが、何しろ音が悪い。
音圧は上がっているが、音がなんかカセット
テープにダビングしたものを、さらに
もう1回ダビングして、ついでに録音レベル
だけ上げてみましたっていう感じの音でなんか、
全体的にボヤケタ音だ。
もう1つ困ったのことに、
日本盤サーペンスアルバスには未収録の
LooingForLoveの3分6秒のところに
FMラジオで受信状態が悪くなった時の
ようなザーっというノイズがほんの一瞬
入る。
これだけ雑なリマスターだからノイズが
入っていても気が付かなかったのだろうと
思っていた。
失敗したのはこのCD購入前に持っていた
リマスター前のSlideItIn,日本盤サーペンス
アルバス、にアルバム未収録曲集の1987
versionsの3枚を売ってしまったことだ。
音が良い悪いは、個人の好みもあるし、
オーディオの状態にもよるので、僕の好み
の音ではなかったと言えなくもないが、
ノイズは誰が聴いてもノイズだろう。
アーティストやエンジニアが細心の注意を払って
作り上げた音をこんな雑な仕事で傷つけていいのか?
そこでLookingForloveを含む11曲+ボーナストラックの
リマスター盤でレビューで1番音が良いと評判だった
↓を買ってみた。
なるほど、これはクリアーで良い音だ。
明らかに音が良くなっている。
でもLookingForLoveの3分6秒は・・・
ザー
やっぱりノイズは入っている!!
音がクリアーな分、定位までハッキリ
聞き取れる。
元のマスターにこのノイズが入っているのか
と思ってYouTubeにUPされている同曲を
いくつも聴いてみた。
そうすると2006年に発売の
↓のCDからUPされたものは
何度注意して聴いてみてもそこに、
ノイズは聴こえない。
つまり大本のマスターにノイズは
なくそこからダビングしたどこか
でノイズが入ったのだ。
こういうノイズが入ったCDを
今までにも何枚か掴まされたが、
何でこんなものが堂々と売られて
るのかね?
David Coverdaleが知ったら絶対
怒ると思うのだが・・。
今回、具体的にこの盤だってわかって
もらうためにAmazonのリンクを貼った
けど、皆さん絶対買わん方がいいですよ。
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