Insanity&Genius SATOSHIのBlog続編
My Favorite...



YesのBe the onについて書いた
前々回にYesの好きな曲は、
「こわれもの」と「危機」
の2枚にほとんど収録されて
いて、それ以外の好きな曲は
2曲しかないと書きましたが、
正確にはYesの曲はBe the one
1曲のみで、好きなもう1曲が
Anderson Bruford Wakeman Howe
名義で発表されたこの
Brother of mineです。

Yesというバンドは長い歴史が
あるだけにいろんな珍事が起きて
いて、創設メンバーだった
クリス・スクワイアは存命中は
Yesと名乗るバンドには常に在籍
しましたが、「危機」「こわれもの」
の録音メンバーのうちの
クリス・スクワイア以外の4人
全員がYesを脱退しているという
時期がありました。

そしたら、なんとその4人が
クリス・スクワイア抜きの
再結成というか新たなバンドを
結成したのでした。

クリス・スクワイアのYesは
存在はしていたので、Yesという
バンド名が使えなかったので、
メンバーの名前を並べて
グループ名にしたのです。

僕のYesの好きな曲の条件に
ジョン・アンダーソンの歌メロ
スティーヴ・ハウのギター
リック・ウエイクマンの
キーボードと書きましたが、
もう一つ、ビル・ブラッフォード
のドラムも魅力の要素です。

ドラムには実は僕は疎くて
このドラマーが好きだという
ドラマーはあんまりいない
のですが、Brufordは数少ない
1人です。

彼のドラムは普通のドラマーの
ように決まりきったパターン
ではなく、まさしく歌を歌う
ようにメロディアスです。

このBrother of mineの録音も
一般的なドラムから先に録音
するのではなく、ギターや
キーボードなどを先に録音して
最後にドラムを録音したそうです。

だからドラムが歌メロやギター、
キーボードに呼応するように
叩いていて曲の魅力を
高めています。

先述のBe the oneにはBrufordが
参加していないので、そこは
もの足りなくもあるのですが、
このBrother of mineには僕の
好きな要素の全てが入っていて
代表作2枚の曲と同じくらい
好きな曲なのです。

この4人の名前をタイトルにした
アルバムを発表して、その中の
1曲がこのBrother of mineなの
ですが、残念ながらこの曲以外
の曲はイマイチ魅力が薄い曲
でした。










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ちょいと前の話になりますが、
GammaRayの多分10年ぶり
ぐらいの来日公演を観てきました。



カイ・ハンセンがHelloweenに
参加した為、スタジオアルバムも
2014年のEmpire of the Undead
以来出ていないので、もう
GammaRayは消滅したのでは
と思っていたけど、3年前の
GammaRay30周年の配信Liveで
突然の復活。
カイ以外のメンバーが、
どうやって食いつないでいたのか、
気になるけど2014年のメンバー
みんな生き残っていた。

ただ、今回の来日は1月に
事故にあったギターのヘニユ・
リヒターが参加できず代役の
ギターが来たんだけど、この
代役のギターの奴がまた、
良いギタープレイでバンドの
クオリティーを高めていた。

無名でもいいミュージシャンを
すぐ見つけてくるとこは、
リッチーブラックモアとも
共通する能力を感じる。


2015年に加入したのに、アルバムも
出ていないまま、カイがHelloween
に行ってしまったので今回が、
初来日のフランク・ベックに、
何と言っても今回の来日の目玉、
ゲスト参加の初代Vocalラルフ・
シーパーズに、カイのトリプル
VocalはHelloweenで
やってみて上手くいったので
GammRayでもやってみよう
思ったんだろう。

元々GammaRayの曲は、
コーラスを多用するのに、
キチンと歌えるのが、カイ・ハンセン
1人でライヴでの再現にはなかなか、
難があった。

1曲目のランド・オブ・ザ・フリー
などは、カイ1人では歌えなかった
からか、ずっとセットリストから
外れていた。

しかもカイもどちらかというと、
ヘタウマタイプで決して上手い
ヴォーカルではないし。

それが3人ヴォーカルで俄然、
演奏のクオリティーが上がった。


Helloweenは武道館だったけど、
GammaRayは昔と変わらず、
クラブハウス。

ファンもメンバーも共に
歳をとっているので、
スタンディングはキツイの
だけど、肉眼で十分見える
距離でライヴが見られる
という意味では良い会場
だと思う。

ただチケット代は世間の高騰
ぶりから見れば、普通の
12000円にプラス悪名高き
ペットボトル1本を600円で
売りつける別途要ドリンク代。

ま、これはアーティストの
責任ではないので、仕方ないの
だけど。

セットリストはまさに
Best of Best。

最初から終わりまで、
大好きな曲ばかりの
最高のライヴだった。

結成30年を越えて
今なお昔と変わらない
クオリティーの演奏が出来る。

Helloweenでデビュー以来の
約40年に発表した全アルバムを
聴いているし今も持っている。

多分、自分の人生で、
こんなアーティストに
出会うことは、
もうないだろう。

最近は、ほとんどライヴに
行くことは無くなったけれど
今回は行って良かったと思った。

GammaRay2024 SetList
  1. Welcome
  2. Land of the Free
  3. Last Before the Storm
  4. Rebellion in Dreamland
  5. Master of Confusion
  6. Lust for Life
    (with Ralf Scheepers)
  7. One With the World
    (with Ralf Scheepers)
  8. Man on a Mission
  9. The Silence
    (with Ralf Scheepers)
  10. Induction
  11. Dethrone Tyranny
  12. Somewhere Out in Space
  13. Heading for Tomorrow
    (with Ralf Scheepers)
  14. Send Me a Sign
  15. Heaven Can Wait



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僕のバンドInsanity&Geniusの
名前はGammaRayの3rd.アルバム
のタイトルからもらいました。

その3枚目のアルバムまで在籍した
Vocalistのラルフ・シーパーズが
今年5月の来日公演にゲストヴォーカル
として参加が発表された。

ラルフが歌うGammaRayを観るのは
そのInsanity and geniusの
アルバムのツアー以来
だから実に30年ぶりだ。

GammaRayには、ものすごく
思い入れがあって、最初は
大学卒業間近の3月だった
と思う。
Helloweenを脱退した
カイ・ハンセンの作った
バンドのアルバムが出る
と聞いた。

確か少し延期になって、
卒業ギリギリの3月に
発売になったんだったと思う。

住んでいたアパートの近くに
あった赤坂プラザのCDショップへ
買いに行った。

これがGammaRayの1stアルバム
なのだが、いきなりバンド名だと
これが元Helloweenのカイのバンドと
わからないとレコード会社が考えた
のかどうかは知らないが、日本盤は
KAI HANSENと書かれた紙箱に入って
発売された。



早速買って、既に荷物も
片付け始めている部屋で聴いた。

Keeper of the seven keys Part1
と同じようにイントロの
Welcomeから始まり
スピードチューンの
Lust for Life

無敵のヴォーカルだと思って
いたマイケル・キスクを
さらに強力にしたような
ハイトーンヴォイスが
耳に突き刺さってきた。

34年も前のことなのに
この時の衝撃は今でも
ハッキリ覚えている。

「なんちゅう、スゴイ
 ヴォーカルを見つけてきたんだ、
 カイ・ハンセンてやつは!!」

このヴォーカルが
ラルフ・シーパーズだった。

この後、順調に2ndアルバム
3rdアルバムと発売されその度に
来日した。

ところが3rdの来日の後、
まさかのラルフ・シーパーズ脱退!

あれから実に30年、ついに
ラルフが帰ってくる。

数年前のGammaRay30周年の
配信無観客ライヴにラルフが
参加していたので、もしかしたら
と思っていたが、今日それが
現実になった。

これだから人生は面白い。

夢はいつか叶う。

また1つ確信に近づいた
ような気がする。




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Under the sun は井上陽水の15枚目
のスタジオアルバムで、前回書いた、
Book offの100円引きクーポンを
使って230円で入手成功



なんでこんな中途半端な15枚目の
アルバムのCDを買ったのか?

その理由は井上陽水のBOXセット
NO SELECTIONを
持っていて、それに1枚目から
14枚目のアルバムまで収録されて
いるので、このBOX発売以降の
アルバムを探していたらたまたま
Book offで330円のを見つけたので
即購入。

NHKの朝ドラの主題歌だった、
カナディアンアコーディオン、
これもなんかのドラマの主題歌で
大ヒットしたMake up shadow
を収録したこのアルバムは
Book offで結構よく見るので
そこそこ売れたんだ思うが
全11曲どの曲も
なかなかいい曲が揃っている。

大好きなアルバムは全て前述の
No Selectionに入っているので
最近のアルバムは全然、
興味が無くて聴いていなかったが
こうやって聴いてみると
悪くない。

陽水は70年代から活動している
他のアーティストに比べてそんなに
沢山のアルバムを出していないので、
スタジオアルバムは2010年
発売の「魔力」以降出ていない。

未聴のオリジナルスタジオアルバムは
残り5枚。
ここまで来たら全アルバム聴いてみたい。



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今年も大谷翔平の名前を聞かない
日はない。

いつの時代にも、人々をアッと
驚かせるようなHeroが現れる。

僕の1歳年下のこのHeroは、
1995年の1月、まさしく
世間をアッと言わせた。

「近鉄バファローズを退団して
 大リーグに挑戦することに
 なりました。」

日本人メジャーリーガーの
パイオニア、野茂英雄。

その後、次々と選手が続き、
今では日本人選手が、メジャー
リーグに移籍しても誰も
驚かなくなった。

実は日本人メジャーリーガー
第一号はマッシー村上氏で、
野茂ではないのだけれど、
ま、それはおいといて、
それまでの日本とアメリカの
野球の力の差は、歴然で、
親善試合として行われていた
日米野球で、日本人投手が
メッタ打ちにあうシーンを
何度もみた。

そんなところへ挑戦する勇気は
まさしく、名前の通り英雄、
Heroにふさわしかった。

それまで日本では、ほとんど
放送されていなかった
アメリカ・メジャーリーグの
試合がNHKーBSで
野茂の登板試合が放送される
ようになった。

その放送のエンディングテーマに
使われていたのがこの曲だった。



ほとんど空耳アワー的な使い方なのだが、
哀愁のあるメロディーが単身、前人未踏の
アメリカへ乗り込んだ野茂の雰囲気に
とてもマッチしていると思った。

この曲は誰なんだろう?

当時まだインターネットは一部の人が
使い始めていた程度だったので、
今のように簡単には調べられなかった
のだが、何かの方法で調べて、
この曲はドイツのバンド、Bonfireの
No Moreであることが分かった。

どうやって調べたかが全く思い出せない
のだけどそんなに苦労しなかったように
思う。

当時、一世を風靡したいわゆる
Helloweenタイプではないドイツの
バンドとして、バンド名だけは
知っていた。

そのBonfireの1stアルバムにこの曲は
入っていた。
哀愁のあるメロディアスな曲が
この曲以外にも沢山あり、今でも
好きなバンドの1つです。

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