PurpleExpress

高校生だった頃ギターの上手い友人に
どういう練習をしているのかと訊いたら
「成毛滋のラジオを聞いている。」
と教えてくれた。

土曜深夜の３０分番組を毎週欠かさず
聞いた。

そのラジオの主、Dr.シーゲルこと
成毛滋さんの話は衝撃的で
「ギター雑誌に書いてあることは
デタラメです。絶対に信用しては
いけません。」
「悪徳楽器屋は音のいい真空管アンプ
が売れると他に何も売れないので音の
悪いトランジスタアンプを売って他に
ディストーションやコンプレッサー
などを次々と売りつける。」
など世の中の裏を暴く
正義の味方のように聞こえた。

そのラジオから聞こえる成毛さんが勧める
プリアンプ真空管式ギターアンプH&M
３０のサウンドはいままで自分の出して
いたトランジスタアンプの音とは全く違う
レコードから聞こえるギターヒーロー達の
出す音にそっくりのサウンドだった。
　
　今聞いてみるとプリアンプは真空管式
でもパワーアンプがトランジスタ式である
H&Mのサウンドはベストとは言い難いの
ですが当時の自分の耳には今まで身近に
聞いたことがないサウンドだったのです。

　成毛さんの話が全て正しかった訳では
ありませんが何も知らない小僧だった僕に
“世の中の情報には嘘や間違いが沢山ある”
ということを教えてくれたことは確かです。

　成毛さんは２年前の今日まだ６０歳の若さ
でこの世を去りました。
　
　僕が今までずっとギターを弾いてきて
一度も腱鞘炎など腕のトラブルを起こした、
ことがないのも成毛さんの勧めるミディアム
スケールのギターを使い続けているから
かも知れません。

祝！！侍JAPAN

ここには音楽以外のことは極力書かない
つもりだったんだけど、今日だけはそんな
ことは野暮ってもんでしょう。

　プロフィールにも書いてある通り
野球大好きなんだけど特にイチローは
昨年イチローを観るだけの為にシアトル
まで行った程ファンなんですよ。
　
　なのに今回のＷＢＣはチケットが
取れず生イチロー観れず！
　　
　でもそのイチローが最後の最後に
タイムリーを打ってこれまた引退試合
も観に行った長年ファンである
原監督がＷＢＣ優勝監督になれたの
だからこれ以上嬉しい
ことは今後あるのだろうか？？
　　
　最近世の中暗い話題が多い中
今日は久々に心の底から喜べた
１日だった。
　

Marshall

久々のライヴが近づいてきました。
先日もお伝えした通り４月５日　日曜日
相模原の総合学習センターで行われる
桜祭りLIVEに出演します。１３バンド
中の７番目で午後１時頃の出演です。
　入場無料なのでお近くの方も、そうで
ない方も是非ご来場を！！！
　
今回の話はライヴにおいて自分のサウンド
を出す為に必要なものについてです。
ギターとかエフェクターのように普通誰でも
自分で持ってくるもの以外に僕はどうしても-
Marshallがないとダメなのです。

大学生だった頃は今でもスタジオに
よく置いてある某社のトランジスタアンプ
に有名なメーカーのディストーションを
つないでいましたが理想のサウンドとは
程遠いものでした。
簡単に言ってしまえば僕が出したい音は
チューブアンプでないと出せない音なの
です。
　
最近のライブハウスはどこでもJCM900
以降のMarshallがあるのですが、Mirror
Museumは今回のようにライブハウス以外
のところで演奏することも多くそういう
場合は必ず自分のMarshallを持って行きます。

でもMarshallさえあれば他にはそんなに
必要なものはなくて僕のエフェクターボード
の中身は２台しか入っていません。
　その２台が何かについてはまた後日。

スタンダード？

先日、桜祭りLIVEの準備に行った時
の話です。
毎年LIVEの前日に野外のステージで１５分
LIVEのＰＲを兼ねて演奏する時間があるので
出演バンドの全員演奏する曲を決めることに
なりました。
　
　ところが曲が決まらないのです。出演者は
下は高校生から上はかなりな年の方々まで
かなりな年齢差があるのでどの世代にも
共通して知っていてバンドで演奏出来そう
な曲を挙げようとしてもZeppelinとか
Beatlesとか明らかに上の世代寄りの曲
しか出てきません。

　僕は仕事の都合でいつもその演奏には
参加できないので横でただやりとりを
聞いていただけなんですが、僕も正直
今の高校生が誰でも知ってそうで、
バンドで演奏出来そうな曲は思いつき
ません。
　　
　結局その日は時間切れで次回までに
各自考えてくることになってその日は
終わりました。
　
　僕が準備に参加できるのはその日だけ
だったのでその後この課題がどうなるか
はわかりませんが、４月４日の午後３時頃
相模原市役所付近に行くとどうなったかが
わかります。

Burrrrrn!!!!!

僕は大学生だった頃石川県金沢市
に住んでいました。今はどうか判らない
のですが当時の金沢ではHR/HMの唯一
の情報源と言っても過言ではなかった
Burrn!誌が発売日の翌日にしか書店に
並ばなかったのです。

　今のようにインターネットもなく
PowerRockTodayのようなラジオ番組
も聴けなかった金沢での生活は毎月５日
のBurrn!の発売が待ち遠しくて仕方が
無いのにさらに１日待たなくては
いけないのです。
　
　金沢の生活にも慣れたある日楽器店
にはBurrn!が発売日に並んでいるのを
発見したのです。その日以来卒業まで
大学をサボってでも毎月５日はBurrn!
買う為にその楽器店まで行きました。

　関東のＣＤショップ、楽器店では
発売前日の夕方にはBurrn!は店頭に
並んでいます。つまり明日の夕方には
買えるのです。
　
　あれから長い月日が過ぎたけれど
大学生の時のあの待ち遠しかった
気持ちが忘れられず今も毎月Burrn!
を買っています。