このアルバムを初めて聴いたのは当時のバンドの
Vocalがこの中のRescueMeをLiveでやりたいと、
テープを貸してくれた時だった。
Ｙ＆Ｔ初のLiveアルバムでＡ面はOpenFireで
始まり名曲RescueMeで終わる。
カッコいいバンドじゃないか・・・。
すぐに気に入った。そしてＢ面１曲目
あれ？？？
何故かスタジオヴァージョン。
しかもポップでＡ面の雰囲気とまるで違う。
なんだＢ面は別のバンドなのか・・・。
その曲SummertimeGirlが終わった。
するとまたさっきのカッコいい
Ｙ＆ＴのLiveが始まった。
またしても名曲Foreverからラストの
IbelieveInYouまで３曲、素晴らしい！
どうやらＢ面は別のバンドでは
なかったようだ。
B面１曲目のみスタジオヴァージョンの
この曲順を疑問に思ったのは
僕だけではなかったようで当時の
某誌のインタビューでもそのことを
質問されている。
その問いに対してデイヴは
「問題ないよ。その後２０分も
Liveが続くんだからね。」
と答えている。
アメリカ人、なんてポジティヴなんだ！！
思わず感心してしまった。
当時はレコードが主流だったので
まだＢ面１曲目でよかったの
だかその後ＣＤ化されて８曲中の５曲目
とまさにど真ん中になってしまった。
それから随分後のある時に見たＹ＆Ｔの
ディスコグラフィーでシングルSummertimeGirl
のＢ面は同曲のLiveヴァージョンだった
ことを知った。
何故OpenFireにこっちのLiveヴァージョン
を入れなかったんだろう？
またまた疑問がぶり返してきて、
すごく気に入ったアルバムだったけれど
ＣＤを買わないままだった。
あれから長い長い年月がたった2005年に
件のSummertimeGirl Liveヴァージョンと
BlackTigerの2曲のボーナストラックを
加えて再発された。
しかもこの2曲ただ追加されただけでなく
オリジナル盤の最終曲のIbelieveInYouと
歓声をつなげる編集がされている。
そもそもの問題のもと、SummertimeGirl
スタジオヴァージョンは相変わらず5曲目に
収録されたままだけど、今となってはこの曲が
こんなところに収録されていたおかげで
このアルバムに特別な思い入れが
出来たような気がする。
MidnightInTokyo,HellOrHighWaterの
2曲をボーナストラックにいれたヴァージョン
もあるが、僕はSummertimeGirlが2回も
収録されたこっちのヴァージョンが好きだ。
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