Insanity&Genius SATOSHIのBlog続編
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子供の頃から疑問に思って
いたことで、大人になった
いまでもわからないことが
沢山ある。
それを例をあげて書いて
みよう。

例その1

僕は絵画が好きだ。
ルノワールやモネの絵は
単純に美しい。
ずーっと見ていたいと思う。

もう作者が亡くなっていて
本物は世界に1枚しかない。

実際、世界中にその絵が好きな人
がいて、展覧会をやれば、
コンサート並みに客が来る。

だから高額でも手に入れたい
人がいる。

これは理解できる。

わからないのは、現代アートだ。

そのまま見ても全く理解
できない。

解説してもらってやっと、
何をやりたいのか理解できる
こともあるが、さらにわからない
のはそんなわけのわからんものを
高額の金を払って買っている
美術館があることだ。

個人的な趣味なら世の中物好きが
いるかもしれないが、公立の
美術館が限りある予算でなんで、
コレを買う?

反対する人はいなかったのか?

どうやってその理解し難い絵の
購入に係る多くの人を納得させて
予算が承認されたのか?

絵の内容もわからないが
購入の経緯もさっぱり
わからない。

例その2

最近わからんことは、
adoのコンサートに行く人
があんなに沢山いることだ。

顔出ししない活動の彼女の
ライヴはステージに置かれた
スクリーンにシルエットが
映っているだけ。

おそらく歌は生歌なんだろう。

そうだとしても、シルエットが
彼女本人だと何を根拠に信じる
のだろう。

全然関係ない別人が踊って
シルエットを映し出している
かもしれないし、もしかして
そもそも人間ではなくAIで作った
画像かもしれない。

シルエットだけなので、馬鹿正直に
本人がやらなければいけない理由が
わからない。

そんなものに高いチケット代を
払って観に行く人がいて、大きな
アリーナを満員にしてしまうとは
いったいどういう人が行くのだろう?

サッパリ理解できない。

なんか今度は、パチンコ屋の
景品交換所みたいなところから
手だけ出して握手会をするそうだ。

それでもお客さんが集まるん
だからその方法は正しいのだろう。

ライヴをやってもお客さんゼロが
当たり前の自分がいくらわめいても
説得力ゼロだ。

他にもわからんことはいっぱい
あるけどそのうちの一部を曲に
しました。









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もう何年も前から困っている
ことがある。

愛用のストラトのアームの
ネジ溝がバカになってアーム
を差し込んでどれだけ回しても
全くかみ合っていないので、
引っ張ると、スポッと抜けて
しまう。

ふつうのギターならトレモロ
ブロックを交換すればいいだけ
の話だが、僕のギターは、
Fender JapanのSTMシリーズの
後期型のブリッジの駒の間隔が
10.5mmでネジが2点支持の
アームユニットで、
トレモロブロックの裏側に、
弦を固定するEnd Roxが付いている。




STMシリーズはもう20年以上前に
製造中止になっていてギター本体も
時々ヤフオクで見かけるけど、
高額で取引されている。

このような特別なユニットの為
オリジナルのトレモロブロックを
手に入れるのは絶望なので、
互換性のある他社品の
トレモロブロックを検索
したいところだが、
細かい大きさが家庭用の
定規では測定出来ないので、
見つけられずにいる。

実は、トレモロアーム自体は
チューニングが狂うので、
以前からほとんど使って
いなかった。

ただ見た目をリッチーのギター
に似せたかったので、つけて
いただけ。

前述のEnd Roxも効果があるのか
ないのか、いつも使っていても
やはりアームを使えば微妙に
チューニングは狂う。

なので特にライヴでは怖くて
使えなかった。

でも家で弾く時は面白くて
よく使っていた。

で、ストラトのアームを使う人
ならわかると、思うけど
調子にのってアームを使って
いるとストラトのアームは
よく折れるのだ。

折れるのは決まってアームが
トレモロブロックのネジ穴に
埋まっている出口というか、
根元のところ。

それで、トレモロブロックに埋まって
しまった折れたアームの先を取り出す
時に、無理に力をかけたことが原因か
どうかわからないが、気が付いたら、
いつまでグルグル回しても止まらなく
なっていた。

そこで、やめておけばいいのに、
ネットで同じような現象にあった
人を検索したら、紙をかませてみた
とかストローを短く切っていれる
など、の方法が出てきた。

ところがこの方法の弱点は
ギターを持ち運ぶためには、
アームを外さなければケースに
入らない。

アームを外す。
  ↓
ストローのゴミくずが
アームと一緒に取れる。
  ↓
次にアームをつける。
  ↓
元通りグラグラで取れてくる。
  ↓  
結局1回限りというか、無理に
いろんなものを咬ませたために
更にネジ溝が潰れる。
   ↓
もはや全くかみ合ってない。
   ↓
何回、回しても上に引っ張れば
全く抵抗なくスルッとぬける。

こんな具合だ。

ただこの状態でもアームを使う
ことは案外、普通に出来る。

この状態でもしアームが折れても
簡単に折れた部分が取れるだろう。

いっそうのことこのままの方が
いいのか?

アームを何本も折ったことから
極太アームを使ったことでも、
有名なリッチーのアームには、
どうやらネジ溝がないらしい。

たしかに動画を観るとリッチーの
アームは固定されていないと
思えるぐらいブラブラしている。
それがまたカッコよく見えたん
だけど、確かにネジ溝が無く
刺さっているだけに見えなくもない。

で、調べてみたら、ネジ溝がない
アームが売られている。

これは僕みたいに考える人用
なんだろうか?

今使っているアームは刺さっている
部分が短いので簡単にアームが
抜けそうではある。

でも、抜けないように
気をつけていれば使える。

同じような現象にあった人は
まだ知人にはいない。

さて、どうしたものか?






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ちょいと前の話になりますが、
GammaRayの多分10年ぶり
ぐらいの来日公演を観てきました。



カイ・ハンセンがHelloweenに
参加した為、スタジオアルバムも
2014年のEmpire of the Undead
以来出ていないので、もう
GammaRayは消滅したのでは
と思っていたけど、3年前の
GammaRay30周年の配信Liveで
突然の復活。
カイ以外のメンバーが、
どうやって食いつないでいたのか、
気になるけど2014年のメンバー
みんな生き残っていた。

ただ、今回の来日は1月に
事故にあったギターのヘニユ・
リヒターが参加できず代役の
ギターが来たんだけど、この
代役のギターの奴がまた、
良いギタープレイでバンドの
クオリティーを高めていた。

無名でもいいミュージシャンを
すぐ見つけてくるとこは、
リッチーブラックモアとも
共通する能力を感じる。


2015年に加入したのに、アルバムも
出ていないまま、カイがHelloween
に行ってしまったので今回が、
初来日のフランク・ベックに、
何と言っても今回の来日の目玉、
ゲスト参加の初代Vocalラルフ・
シーパーズに、カイのトリプル
VocalはHelloweenで
やってみて上手くいったので
GammRayでもやってみよう
思ったんだろう。

元々GammaRayの曲は、
コーラスを多用するのに、
キチンと歌えるのが、カイ・ハンセン
1人でライヴでの再現にはなかなか、
難があった。

1曲目のランド・オブ・ザ・フリー
などは、カイ1人では歌えなかった
からか、ずっとセットリストから
外れていた。

しかもカイもどちらかというと、
ヘタウマタイプで決して上手い
ヴォーカルではないし。

それが3人ヴォーカルで俄然、
演奏のクオリティーが上がった。


Helloweenは武道館だったけど、
GammaRayは昔と変わらず、
クラブハウス。

ファンもメンバーも共に
歳をとっているので、
スタンディングはキツイの
だけど、肉眼で十分見える
距離でライヴが見られる
という意味では良い会場
だと思う。

ただチケット代は世間の高騰
ぶりから見れば、普通の
12000円にプラス悪名高き
ペットボトル1本を600円で
売りつける別途要ドリンク代。

ま、これはアーティストの
責任ではないので、仕方ないの
だけど。

セットリストはまさに
Best of Best。

最初から終わりまで、
大好きな曲ばかりの
最高のライヴだった。

結成30年を越えて
今なお昔と変わらない
クオリティーの演奏が出来る。

Helloweenでデビュー以来の
約40年に発表した全アルバムを
聴いているし今も持っている。

多分、自分の人生で、
こんなアーティストに
出会うことは、
もうないだろう。

最近は、ほとんどライヴに
行くことは無くなったけれど
今回は行って良かったと思った。

GammaRay2024 SetList
  1. Welcome
  2. Land of the Free
  3. Last Before the Storm
  4. Rebellion in Dreamland
  5. Master of Confusion
  6. Lust for Life
    (with Ralf Scheepers)
  7. One With the World
    (with Ralf Scheepers)
  8. Man on a Mission
  9. The Silence
    (with Ralf Scheepers)
  10. Induction
  11. Dethrone Tyranny
  12. Somewhere Out in Space
  13. Heading for Tomorrow
    (with Ralf Scheepers)
  14. Send Me a Sign
  15. Heaven Can Wait



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久しぶりに夢中で読める本に
出会いました。



日本のヘヴィメタルバンドAnthemの
リーダー柴田直人の自伝です。

僕は日本のヘヴィメタルは、
ほとんど聴いていないのですが
Anthemだけは大学生の頃から
知っていてGypsy Waysの
アルバムは良く聴きました。

金沢VanvanV4で1度だけ
ライヴを観たことがあります。

ただファンというよりは、
自分と同じようにバンドを
やっている偉大な先輩のような
感覚でした。

たまたまBook offで見つけた
ので立ち読みをしたら、
Anthem結成から、解散まで、
そしてラウドネス加入、
Anthem再結成に至るまでの
心境がとてもリアルに
書かれていた。

すぐに買って帰って読んでみると
実はAnthemが順風満帆だった
ことはほとんどなく、メンバーの
脱退、そしてAnthem解散に
至るまで苦悩の連続だったこと
を知った。

と同時に自分の音楽活動にも
同じような問題がたくさんあった
ことを思い出して柴田直人の
当時の心境が痛い程、よくわかるし
その度重なる試練を乗り越えて、
7枚のアルバムを作り上げた
その鋼鉄の信念はとても
敵わない思わされた。

書きだすとキリがないのだけど
バンドをやる人ならきっと、
共感できる良書だと思うので、
是非読んでみて欲しい。


























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