ちょいと前の話になりますが、
GammaRayの多分10年ぶり
ぐらいの来日公演を観てきました。
カイ・ハンセンがHelloweenに
参加した為、スタジオアルバムも
2014年のEmpire of the Undead
以来出ていないので、もう
GammaRayは消滅したのでは
と思っていたけど、3年前の
GammaRay30周年の配信Liveで
突然の復活。
カイ以外のメンバーが、
どうやって食いつないでいたのか、
気になるけど2014年のメンバー
みんな生き残っていた。
ただ、今回の来日は1月に
事故にあったギターのヘニユ・
リヒターが参加できず代役の
ギターが来たんだけど、この
代役のギターの奴がまた、
良いギタープレイでバンドの
クオリティーを高めていた。
無名でもいいミュージシャンを
すぐ見つけてくるとこは、
リッチーブラックモアとも
共通する能力を感じる。
2015年に加入したのに、アルバムも
出ていないまま、カイがHelloween
に行ってしまったので今回が、
初来日のフランク・ベックに、
何と言っても今回の来日の目玉、
ゲスト参加の初代Vocalラルフ・
シーパーズに、カイのトリプル
VocalはHelloweenで
やってみて上手くいったので
GammRayでもやってみよう
思ったんだろう。
元々GammaRayの曲は、
コーラスを多用するのに、
キチンと歌えるのが、カイ・ハンセン
1人でライヴでの再現にはなかなか、
難があった。
1曲目のランド・オブ・ザ・フリー
などは、カイ1人では歌えなかった
からか、ずっとセットリストから
外れていた。
しかもカイもどちらかというと、
ヘタウマタイプで決して上手い
ヴォーカルではないし。
それが3人ヴォーカルで俄然、
演奏のクオリティーが上がった。
Helloweenは武道館だったけど、
GammaRayは昔と変わらず、
クラブハウス。
ファンもメンバーも共に
歳をとっているので、
スタンディングはキツイの
だけど、肉眼で十分見える
距離でライヴが見られる
という意味では良い会場
だと思う。
ただチケット代は世間の高騰
ぶりから見れば、普通の
12000円にプラス悪名高き
ペットボトル1本を600円で
売りつける別途要ドリンク代。
ま、これはアーティストの
責任ではないので、仕方ないの
だけど。
セットリストはまさに
Best of Best。
最初から終わりまで、
大好きな曲ばかりの
最高のライヴだった。
結成30年を越えて
今なお昔と変わらない
クオリティーの演奏が出来る。
Helloweenでデビュー以来の
約40年に発表した全アルバムを
聴いているし今も持っている。
多分、自分の人生で、
こんなアーティストに
出会うことは、
もうないだろう。
最近は、ほとんどライヴに
行くことは無くなったけれど
今回は行って良かったと思った。
GammaRay2024 SetList
- Welcome
- Land of the Free
- Last Before the Storm
- Rebellion in Dreamland
- Master of Confusion
- Lust for Life
(with Ralf Scheepers) - One With the World
(with Ralf Scheepers) - Man on a Mission
- The Silence
(with Ralf Scheepers) - Induction
- Dethrone Tyranny
- Somewhere Out in Space
- Heading for Tomorrow
(with Ralf Scheepers) - Send Me a Sign
- Heaven Can Wait