2月1日に映画館で観てきた、
宇宙戦艦ヤマト復活篇ディレクターズカット
がDVDで発売されたので早速買った。
2009年公開版と比べながら観ると
映画館で1回観ただけでは気がつかなかった
細かいところまで作りなおされていている。
これがスゴク良くなっているのだ。
音楽でいうリミックスや古い音源の再録音
はほとんどの場合オリジナルに比べて、良く
なっている例は少ないように思う。
このディレクターズカット版の場合は
音に関しては2009年版の方が新録音で
それを、オリジナルに戻したと言える。
最もわかりやすいのは、多くの人が書いて
いる主砲の発射音だが実は細かいところまで、
効果音がオリジナルにもどされていて、
自動ドアが開く音、ヤマトが航行中の艦内の
音、波動エンジンの点火音など、全て昔の音になった。
特にヤマトが飛び立つシーンなどは2009年版
では、なんか軽くきこえて、巨大な艦が飛び立つ感じ
がしなかったが、オリジナルに戻したら同じシーンでも
本当に巨大な艦が飛び立つ迫力を感じる。
音楽では曲の良し悪しを決める要素にテンポや
長さがある。
最近のIronMaidenの曲は6分7分と長い曲が
多いがどうも、ムダな繰り返しの結果、曲が長く
なった感がある曲が多い。
それに近いものを感じるのだが、このディレクターズ
カット版は2009年版に比べて多くのシーンが追加され
ストーリーをより深く描いているのに、2009年版より
10分ほど短くなっている。
これは、ムダに間があいている部分は少しずつ間を
つめたり、カットしたりして全体として、
物語の流れが凄く良くなったように思う。
そしてBGMもクラシック音楽を使っていた部分の多くは
ヤマトの過去のオリジナル曲に差し替えられた。
2009年版を観た時、あのヤマトの続編とはなかなか
思えないのは、古代の声が違うことが主な理由だと思って
いたけど、効果音とBGMを変えたことも大きな要因
だったのだ。
このディレクターズカット版は、僕ならこうしたい
と思うヤマトらしさが、ほとんど実現した。
ストーリーが大幅に変わったわけではないので、
大傑作になったわけではないが、僕はこのDVDが
届いてから何度も繰り返し観ている。
何度も観たくなるのは、かつてのヤマトの作品と
同じ魅力を感じている証拠だと思う。
現に松本零士御大の大YAMATO零号は買って
から一度観ただけで、それっきり観ていない。
あまりのクオリティーの低さに観る気が
起きないのだ。
今回のディレクターズカットも、気に入らない
と書いている人もたくさんいるが、大YAMATO零号
に比べたら1000倍ぐらい素晴らしいぞ!!
2009年版は無かったことにすれば、ヤマトの
続編として十分合格だ。
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