Insanity&Genius SATOSHIのBlog続編
My Favorite...



昨日、夏が好きと書きましたが、
夏フェスとかに行ったりするのか?

1度も行ったことはありません。

夜ならまだしも、夏の昼間に
外で長時間、立ちっぱなしなんて
冗談じゃない。

これは、観る側だけでなく、
演奏者としても同じです。

炎天下で、全力で演奏するなんて
もう正気の沙汰ではありません。

では昼間でなければいいのか?

過去に行ったライヴで
GammaRayのライヴが日比谷の
野音でありました。

その時ゲリラ豪雨が直撃して、
全身ずぶぬれ、演奏自体も
1時間10分程とかなり短めで
終わり終演のアナウンスが
流れるなかようやく雨が上がる
という皮肉。

ついでにこの時バッグに
いれてあったウォークマンが
雨に濡れて壊れました。
もう大損害です。

それから数年後、またしても
日比谷の野音。
今度はGodiegoのコンサートが
大雨。

その日は朝から雨で中止に
なるんじゃないかと思ったけど、
結局、なかなかの豪雨のなか
コンサートは決行。

GammaRayの経験があったので、
結局行かなかった。

もちろんチケット代はパー。

こういうことがあったので、
その後、野外のライヴの
チケットは買っていない。

演奏する側としても、そんな
不安要素を知りながら、
観に来てもらうのは
お客さんに申し訳ない。

それと、もう一つの大問題は
最近のブログで何度も書いて
いる僕の使っている楽器は、
高価ではないけれど、
もう手に入らない1点ものが
多いし、しかもそれが無いと
自分の理想の音が出せないので、
雨で壊れでもしたら、今後の
演奏活動に重大な支障を
きたします。

そんなリスクを犯してまで、
野外で演奏したい人の
気がしれない。

ま、今のところお誘いも
ないのでいいのですが、
野外ライヴは危険がいっぱい
なのです。

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僕はぶっつけ本番が苦手です。

ライヴをやる時は入念に準備をして
曲を用意して、ギターソロも
アドリブはライヴ本番では
一切なしです。

バンドの場合はスタジオでリハを
して、メンバーそれぞれがアレンジ
を練っているので、本番でそれを
突然変えてしまっては、他のメンバー
のアイディアを殺してしまうこと
になりかねません。

Insanity&Geniusは3年8カ月の
活動停止をしていましたが、
サポートメンバーを入れて
活動しようとは、全く
考えませんでした。

というのもInsaniy&Geniusの
曲はそれほど技術的に難しい曲
ではないのでリハ無しでぶっつけ
本番でも上手く演奏できる人は
いるでしょう。

でもどんなに上手い人でも、
長年一緒に活動して、お互いの
好みやプレイをそして楽曲を
よくわかっているメンバーの
出してくれるアイディア
には適わないでしょう。
曲がシンプルなだけに他の
メンバーのインプットが
大事なのです。

ちょっと話がそれて
しまいました。

セッションは普通ぶっつけ本番
でやるものだと思います。

もちろんそのぶっつけ本番を
やる為の沢山の準備をした人
がセッションを上手くできるの
だと思いますが、僕の音楽をやる
目的は良い曲、多くの人の記憶
に残る曲を作ることで、その場限り
の良い演奏ではありません。

だから既存の有名曲をその場
にいる人とぶっつけ本番であわせる
セッションにはあまり魅力を
感じないのです。

ただ、ギターを弾くことは勿論
好きなので、絶対にやりません
と頑なに拒否するわけでは
ありませんが、実際たいしたこと
はできません。

プロの例でも
Michael Schenkerの代表的な曲
Rock Bottom

この曲はスタジオヴァージョンよりも
ライヴヴァージョンの方がずっと長く
約11分にわたってプレイされて
多くの人がライヴの方が
スタジオヴァージョンよりも良いと
言いますが僕はそうは思いません。

スタジオヴァージョンのソロは
無駄なフレーズがなく徐々に
盛り上がってきて最後に
ピークを迎える流れが実に素晴らしく
それを盛り上げる
ドラムのオカズの入り方、
ギターのフレーズとドラムの
絡み方が絶妙で最後に爆発するような
ピークを迎えてギターソロが終わるが
ライブヴァージョンはアドリブで
あるが故、トラムのオカズと
ギターのフレーズが絡むことはなく、
ピークに入る前に既に結構
盛り上がっているところへ
ドラムだけのブレイクが入って
流れを止めた後
その前と大してテンションの
変わらない演奏が再開して
ギターソロが終わり
なんかイマイチ爆発しきれて
ないままギターソロが
終わるように感じてしまう。

ただ、スタジオヴァージョンの
RockBottomも実はもっと長い演奏を
エンジニアが上手く編集して
できた産物の可能性もありますが、
作り方はともかく完成度が高いのは
スタジオヴァージョンの方だと
思うのです。

僕は無名のアマチュアでしかも
Insanity&Geniusはライヴの回数も
少ないので、ライヴを観た人の
多くが1度きりしか観ないかも
しれません。

その人の記憶に、下手なアドリブ
で失敗した演奏の記憶は、
残したくはありません。

今まではバンドの話でしたが、
弾き語りでも僕は基本的には
人と、コラボはしません。

こちらは主に理由は3つあって、
1つ目はセットリストは大体
12曲程を用意しておいて、
その場の雰囲気で曲を選ぶので
始まってみないと、何を演奏する
かはわかりませんので、事前に
セットリストがお伝え出来ません。

2つ目は昨日書いたように
曲のエピソードを話してから演奏
するので、その話がいつ終わるかは
僕にもわかりません。
だからいつどの曲が始まるかは、
僕にもわかりません。

3つ目は僕の曲は簡単な構成に
聴こえると思いますが途中で
4分の2拍子が入る曲や、
一つのパターンが4の倍数の
小節数になっていない部分が
多数あるので、カホーンや
ドラムなどで合わせようとしても
キチンと曲を覚えている人で
ないとその部分で必ずズレます。

でも、僕のライヴを観るのは
その人にとって1度限りかも
知れないのです。

ライヴを観る人には少なくとも
自分に出来る限りの全力の演奏
を観てもらいたい。

だからバンドのメンバー以外
の人とライヴで演奏はしない
のです。

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ちょこっと昨日の続きの
ような内容です。

以前、横浜に住んで初めて行った
コンサートはジョーリンターナー
がヴォーカルのDeep Purpleだと
書きましたが、忘れてました。

その前に横浜在住
初ライヴ行ってました。

1991年5月12日に
ドラッグストアの会社に
入社して、最初に配属された
店が川崎の店だったので
通勤で川崎駅を通った。

入社してちょうど
1カ月の6月12日
にクラブチッタに
Motorheadが来た。

仕事は6時までだったので、
帰り道にのぞいてみたら、
当日券があった。

午後7時開演だったので、
まだ開演前だ。

せっかく来たんだから
観ていくか。

まだ入社して最初の給料も
出ていないし、この頃はまだ
カードも持っていなかったのに
どうやってチケット代を
払ったのか
全く覚えていないけど
払えたんだろう。

この時はツインギターの
4人編成だった。

でもこの時、僕はMotorhead
というバンド名を知っていた
けど知っている曲は
Ace of Spades1曲だけで、
あとは真ん中で顔より
高い位置にマイクをセットして
上向いて歌っているのが
レミーだということぐらい
しかわからなかった。

ライヴは始まった。

1曲目 知らん曲だ。
2曲目 知らん曲だ。

   以下くり返し


とうとう本編終了まで
全部知らない曲ばかり
だった。

アンコール
Ace of spades

オシマイ。

本当に1曲しか
わからなかった。

外国人なんでMCも
何を言っているのか
サッパリわからなかった。

この時何を演奏したのか、
全く覚えていない。

曲を知らないライヴって
こんな感じなんだ。

僕のライヴは
全曲オリジナル曲なので、
初めて聴く人はこんな
ふうに聴こえているとしたら
大問題だ。

だからみんなセットに
カヴァー曲を入れたり
するんだろうけど
それだと覚えてもらえるのが
カヴァー曲だけってことに
なりかねない。

そこで、その対策として、
本当に初めての人は
仕方ないとして2回目の
人にはわかりやすいように
出来るだけセットリストを
変えない。

昨日書いたように、
いいねと言ってもらった
曲は必ず次回も
セットに入れる。

聴いてくれるお客さんは
Motorheadと違って
言葉が通じるので
黙っていきなり始めないで、
曲にまつわるエピソードと
タイトルは必ず話してから
演奏するようにする。

バンドや1人ハードロックの時
はこれが出来ないので、セット
リストは何年もほとんど同じ、
バンドの時はYoutubeのMVに
なっている曲を必ず3曲は
入れるなどの工夫をしている
のですが、聴いていただいた
皆さんには僕のMotorhead
のような印象になって
なければ良いのですが…。

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コンサートには沢山行った。
で、どのコンサートが良い
コンサートとして印象に
残っているのか分析してみた。

結論として大好きな曲を
演奏したかどうかで、結構
印象を左右すると思う。

これも僕がそう思うだけで、
他の人は違うかもしれません。

繰り返します。
僕はこう思うっていう話です。

大抵は好きなアーティストだから
行くのだが、たまに友達の付き合い
とか成り行きでそれほど好きでも
ないアーティストのコンサートに
行ったことがある。

例1
大学生の時、ALFEEのコンサートに
行ったことがある。

アルバムは1枚も聴いたことがなかった
が、当時ALFEEはヒット曲を連発して
いたので行けばそれなりに楽しめる
だろうと思ったけど、大半が知らない曲
だった。
もっと面白いMCとかするのかと
思ったら意外とMCは短くて
曲中心だった。
そして、出世作のメリーアンは
演奏しなかった。
メリーアンを演奏しないALFEE
は大谷の出ないエンゼルスを観る
ようなもんだ。
残念だったことのみ覚えていて
他に演奏した何曲かのヒット曲
は何を演奏したか全く覚えて
いない。

例2
これは観に行ったのではなく
警備のバイトでステージ横から
観た杏里。
やはり出世作のキャッツアイは
演奏せず、知っている曲は
アンコールのサマーキャンドルのみ。
国内アーティストはヒット曲は
あまり演奏しない傾向なんだろうか?
観た数が少ないのでなんとも
言えないけど。

例3
人生初コンサートが
再結成Deep Purpleだという
ことを先日書いたが、
1985年のJapanツアーで
名古屋だけSmoke on the water
を演奏しなかった。
他にも好きな曲は沢山あったので
コンサート自体は悪くはなかった
けど、雑誌などで他では演奏した
と知るとなんか損した気がするが
こうやって、覚えているのだから
印象に残ったともいえる。

例4
1度だけ観たMetallica。
Metallicaを一気にメジャーに
したBlack Albumのツアーで
1曲目はCreeping Deathで始まった。
その日だけか、あのツアーは
全部かわからないけど、
一番好きな曲であるBatteryを
演奏しなかった。
なんかイマイチ不満が残った。

例5
Godiegoは再結成以後
何度も観たけれど、
1度だけ妻と行ったことが
あった。
妻はそんなにGodiegoに
詳しくないけど、
ガンダーラと銀河鉄道999は
必ず演奏するからと言って
誘ったのに、後にも先にも
その日だけガンダーラを
演奏しなかった。
何か嘘をついたようで、
非常に気まずかった。
でもその日以外はいつも
代表曲は必ず演奏するので、
あの日だけのレアケースなので
いつもは満足してます。

例6
そのあたりをよくわかって
いると思うのが
Paul McCartneyで毎回必ず
半分以上がBeatlesの曲で
他はソロになってからのヒット曲
、最新アルバムからは1~2曲しか
やらない。
Beatlesの曲はツアーごとに
少しだけ入れ替わる。
何回観てもこのパターン。
1曲が短いので毎回30曲
以上演奏する。
1つ前のアルバムの曲なんていう
コアなファンしかわからないような
曲はやらない。

だから僕のようにBeatlesは
大好きでもソロになってからは
本当に有名な曲しか知らない
エセファンでも楽しめる。

みんなBeatlesを聴きたいんだ。

それをよく理解している。

Let it beとYesterdayも必ずやる。

さすが元祖アイドルだ。

*訂正 
去年のPaulのset listでは
Yesterdayはやってませんでした。
Let it beはやってます。

例7
日本のアーティストで
Godiegoと並んで、何度も観た
のは南こうせつ。

こちらもソロの唯一のヒット 曲
夢一夜と神田川は必ず演奏する。
他の曲も人気があった初期の曲
が中心で最近の曲はPaulと同じく
1~2曲しかやらない。

本人もそこは
よくわかっているようで、

MCで

「今日も最近の曲から
みんなが聴きたい
昔の曲までやります。
あ、最近の曲とは
ここ20年以内のことを
言います。」

と話していた。

神田川は本編の最後にいつも
演奏するので、客層が高齢化して
いるせいか、神田川を聴いたら
アンコールを聞かずに、
帰る客が結構いる。

僕もたまにライヴで演奏した後
この曲が良かったなどと言って
いただくことがあります。

本当にありがたいことです。

こういう経験があるので、
この曲が良いと言っていただいた
方と今度会った時は必ずその曲は
演奏するようにしています。

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音楽の入り口はGodiegoだった。

Godiegoが自作曲だと知って
俺も自分で曲を作ろうと思った。

思ったけどGodiegoの音楽は
高度で複雑でとても田舎の小僧
の手に負えるものでは無かった。

昨日書いたように最初にマスターした
楽器がフォークギターだったので
自然とフォークを聴くようになった。

Godiegoと違ってシンプルなコードと
少数の楽器編成の為、アコギだけで
そこそこレコードの雰囲気が出せた。

練習していくと、特に日本のフォーク
はそんなに技術的に難しいものは少なく
だんだん物足りなく感じてきた。

そこに登場したのが、長渕剛。

A面は全曲、長渕の
ギター1本の演奏の

「長渕剛LIVE」

これは聴きまくった。

コピーもした。

そこそこ難しかったが
手に負えないほどではない。

ある日ラジオ番組で、
長渕剛のスタジオLIVEがあった。
この番組が大きな分岐点になる。

この日の番組の中で長渕が弾いて
いたのは、先述の長渕剛LIVE
よりもっと複雑なことを弾いていた。

このラジオで弾いていたプレイの
スコアを手に入れた。

今まで弾いていたアルペジオでも
スリーフィンガーでもない奏法だった。

この奏法はカントリー&ウエスタンや
ブルーグラスの奏法だと知った。

早速ブルーグラスの教則本を見つけて
練習し始めた。

しばらく練習して少しずつマスター
してきたのだが、なんかしっくり
来ない。

なんだ?

我にかえった。

これカッコいいか?

俺がやりたいのは
カッコいい音楽だ。

カントリー音楽ではない。

ルーツをたどればフォークも
カントリーからの派生だ。

かぐや姫や井上陽水も
聴くのはいいが、カッコいいか?

Beatlesもその頃から少しは
聴いていたが、これまた曲は
良いけどカッコいいかと
言われるとそうでもない。

カッコ良い音楽といえば
GodiegoとKISSだけだった。

この後しばらく迷走の日々が
続き中学校を卒業します。

つづく

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