カヴァーとコピーは僕は全く別のもの
と考えているけど今回は話が長くなるので
全てカヴァーと表現します。この話は
また、いずれということで。
友達のいるLive Barに初めて行った。
十数年ぶりにPurpleやRainbowの曲を
初めて会った人達と演奏した。
大学の時の懐かしい感覚が蘇ってきた。
MirrorMuseumの結成初期にはカヴァー曲
も演奏していたがAkihiroが加入して本当
の意味でバンドがスタートして以来Live
では1曲もカヴァーを演奏したことは
ない。
そんなに長くない持ち時間に1曲でも
多くの自分達の曲を聴いてもらいたい
と思うとそこに他人の曲を入れる
余地はない。
唯一清横音楽祭の打ち上げで
中森明菜の少女Aを演奏したこと
があるが、それでさえAkihiroは
替え歌で歌詞を用意してきた。
僕は人のプレーをコピーする
ことは正直、苦手です。マイケル・
シェンカーが昔インタビューで
「ある程度のレベルになったら
人のコピーはやめて自分らしい
プレーを作る努力をした方がいい」
と言っていた。
実際、誰々そっくりに弾けると
いっても世の中、上には上がいるし
その頂点には本人がいる。
僕はとてもそんなレースを
勝ち抜くタイプではない。
だから僕は自分らしいプレー
を築くことをいつも考えてきた。
そうしている間に本当に他人
の曲で演奏できる曲が本当に
少なくなってしまった。
本当に久々に弾くBurnのリフ、
HighwayStarのギターソロ。
昔、Ritchie Blackmoreに
なりたかった。だから白い
ストラトを買った。
そしていつまでたっても
自分はRitchieにはなれない
ことに気付いた。それと同時に
Ritchieになった気分を味わう
楽しさも忘れていた。
そんな難しいことを考えないで
純粋にギターを弾くことを
楽しめばいい。
久々に弾いたBurnはほとんど
コード進行も忘れていたけど、
心の底から演奏を楽しめた。
もう少し曲を覚えていたら
きっともっと楽しめただろう。
昔に帰って曲を覚えたら
来月また行こうと思う。
ギターはもちろん白い
ストラトだ。
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