Deep PurpleのSmoke on the water
DeepPurpleの最大かつほぼ唯一の
ヒット曲。
でもこの曲、Machine Headの
レコーディング中に、アルバムに
するにはあと1曲足りないと
急遽、作られた曲なんだそうだ。
そう言われてみると、Highway starは
キーボードソロとギターソロがあって
それぞれにキチンとコード進行があって
歌メロのバックにソロをかぶせるような
単純な構成ではなく、良く練られた曲
である。Lazyも転調したりギターソロ、
キーボードソロに、歌とハープのソロ
まである、こちらも複雑な構成で時間を
かけて創られたのがわかる。
ところがSmoke on the waterは凄く
シンプルな構成で、間奏も歌メロのバックの
コード進行、キーボードソロはなく
歌詞もホテルの近所の火事の話と
まるで日記みたいだ。
そう言われてみると、確かに後から
急いで作ったというのも納得がいく。
それがDeep Purple最大のヒット曲に
なるのだから、わからんもんです。
もう1つの例では、
井上陽水のヒット曲の1つの
いっそセレナーデ。
この曲はアルバムの締め切りに
なってどうしても曲が
出来なかったときに
それまでのアイディアを入れた
カセットテープがあったんだそう。
曲もできないしどうしようかと
考えながら、そのテープを聴いて
いたら、これはナントカ使えそうだ
という曲が見つかり、それが、
井上陽水のヒット曲
いっそセレナーデに
なったんだそう。
最後にもう1つ かぐや姫を
有名にした曲 神田川がアルバムの
中の1曲だったのは有名な話だが、
これも、アルバムの録音中にもう
1曲必要だってことになって、
作詞家の喜多條忠に詞を書いて
もらって南こうせつが電話で
その歌詞を聞いてる時に、
もうメロディが浮かんできたそう。
で、歌詞はサビの
「若かったあの頃、
何も怖くなかった。」
ここで終わってたんだそうです。
で、メロディが思い浮かんでいた
こうせつさんが、
「喜多条さん、
もう1行なんかない?」
と言って、
「ただ、あなたのやさしさが
こわかった。」
の1行が加えられ完成したのだ
そうです。
何がヒットするかは本当に
わからないもんですね。
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